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オススメ漫画【君が僕らを悪魔と呼んだ頃】

こんにちは。ストレスフリーダイエット配信者KEITAと申します。メインはインスタなのでnoteでは思考を深めたいことやアウトプットしたいことジャンル問わず配信して行きます。

いきなり暗めの投稿で恐縮ですが...笑

投稿せずにはいられない良作と出会ったので、

宜しくお願いします。

君が僕らを悪魔と呼んだ頃という漫画を読み終えました。

感想を一言でまとめるのは非常に難しく、深く考えさせられる良作でした。

この作品は「過去の罪は清算はできるのか?」という問いに関しての物語になります。
残忍で凶悪であり、数々の人を傷つけた過去を持つ主人公が、あることをきっかけに贖罪を目指すようになるというストーリーです。

過去の自分が犯した罪は善行を重ねる事によって消えるのか?
本人は罪の呵責から逃れることができるのか?
そもそも罪とは何なのか?
本人の行動によって傷ついた人の感情は?
周りの人間の感情は?

等々答えが人によって異なる哲学的な思考を深めるきっかけとなりました。

ドストエフスキーの「罪と罰」の名の通り、人間は多かれ少なかれみな罪を犯した経験があると思うし、それに対しての罰を受けた経験があります。
犯罪者を糾弾する人の気持ちにも共感できるし、更生させるべきという主張も理解はできます。その時の経験や立場によって考え方が変わることもよく理解できます。

「過去は清算できるのか?」

この問いは正解が無く、人によって解釈が異なりますが、それぞれが思考を巡らせて考え続けなければならない問題の一つであると改めて感じました。
東野圭吾さんの「手紙」を読んだ時も罪とは何なのか?加害者側の親族の生き様を通じながら深く考えさせてられましたが、似たようなきっかけを得ることができました。

大事なことは過去に囚われずに前を向いて行動すること。仏教的な考え方で行くと「只今を生きる」ことであると頭で理解はしていますが、なかなが難しいものです。

他人を傷つけず、自分の信念に従って生きることができる強い人間になれるよう日々精進していきたいですね。

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