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バリスタかどうかでちょっと迷う話

5月は気候が良く一年を通してもカフェ日和という感じがしますね。(花粉症がひと段落して外の空気が爽やかだしコーヒーの香りもよくわかるので生きた心地がします。)

先日テラスでコーヒーを飲んでいたお客さんにふと”バリスタさんですか?”と聞かれちょっと答えに詰まりました。

たぶんnoteかinstagramのプロフィールには自分でバリスタって書いたような気がするんですが、、、笑

厳密には微妙なんですよね。そもそも自分がバリスタかどうかなんてあんまり気にしてもいないのですが、ひとに聞かれて答えるとなるとあんまり適当に答えるのもなと思って、実はちょっと違いますと答えました。

理由はいくつかあるのですが、ひとつは僕や美希さんがコーヒーを学び始めた頃と今のバリスタという言葉の意味の変遷です。

バリスタというのはもともとイタリア語でバールで働く人という意味でひいてはエスプレッソやお酒などのドリンクに精通したプロフェッショナルです。イタリアの文化が元になっているのでエスプレッソの達人であり、夜はワインをサーブしてくれたりカンパリソーダとかカクテルも作ってくれます。

というわけで日本でもバリスタという言葉が浸透し始めた段階ではイタリア系のカフェやバールでエスプレッソマシンを使いこなす人がバリスタのイメージだったのですが、言葉がさらに浸透していく過程でエスプレッソ以外も含めたコーヒー抽出のプロフェッショナルという意味合いに変わってきたのです。

なので今はハンドドリップやエアロプレス・サイフォンなどをメインで抽出する方でもバリスタという括りになっていたりします。

現在の基準で言うと僕もバリスタでいいかなって思うし、カフェで働いているからバリスタですって言った方がわかりやすいのでプロフィールにはバリスタって書いたりすることもあるのですが、やっぱり当初のイタリアンバール系のバリスタさんへの憧れみたいなのもちょっとあったりして、そう言う意味だとちょっと外れるような気がするんですよね。

あとふたつめはキャラ。

バリスタっぽいかどうかというものすごく独自な基準で言うと、僕はそうでもなくて美希さんの方がバリスタっぽい。

デルソーレの横山さんだったり浅草に移られたニシヤさんだったり先日のチャンピオンシップに出場していた石谷さんとかは特にバリスタっぽいなーと思うのです。この辺は本当にフィーリングです。笑

自分の場合はコーヒー屋さんくらいがしっくりきてちょうどいいかなとおもったりします。まぁジャムおじさんをブーランジェと呼ぶかどうかくらいの話ですが、今日はなんとなくそんな話題でした。

ではまた来週☺️

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