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マルガレーテ・シュタイフ

7月24日はシュタイフの創業者
マルガレーテ・シュタイフのお誕生日
Margarete Steiff GmbH  
1847年7月24日-1909年5月9日

出典:steiffusa.com /Steiff The Story

詳しい歴史や生涯についてはWikipediaをご覧くださいね🧸

1歳半のときに高熱に見舞われその後、足が麻痺し右腕を使うのも困難な状態になり、生涯を車椅子で過ごすことになったマルガレーテ。

1909年5月9日
61歳で天国へと旅立ちます。

マルガレーテは経営者として従業員たちに気を配り、思いやることを生涯貫き通しました。
障害を持つ人に仕事を与え、子どものいる人には会社に連れてくることを認めるなど、19世紀では珍しい開かれた会社を作りました。

彼女の旅立ちはシュタイフ家の人々や従業員たちにとって哀しい出来事でしたが、マルガレーテの精神を受け継いで、機械に頼らずひとつひとつ手作りしてゆくことを誓いマルガレーテの甥が会社を引き継ぐことになり今に至ります。
(引用:シュタイフ公式サイト/シュタイフの歴史

このようにこんなに素晴らしい女性(ひと)の誕生日の7月24日が、#テディベアの日 にふさわしいんじゃないかなぁっと個人的に思ってます🤭


ちなみにシュタイフの第一号のテディベアは1902年に作られた Bär 55PB 🧸
(55は座高、ドイツ語でPlüsch(フラシ天) の
Pと、BはBeweglich(可動)を表してます)

当時女の子のおもちゃ(友達)にはドールがあって、男の子にもなにか友達(おもちゃ)を作れないか?と、マルガレーテの甥っ子のリチャード・シュタイフが考案したのが、大きくて丈夫で多少乱暴に遊んでもいいように、手足をヒモで繋いだジョイント式のクマのぬいぐるみを作りました。
これが世界で最初のテディベアです🧸

しかしこのBär 55PBは残念ながら1体も現物が残っていないそうです。

TEDDY BEAR/Judy Sparrow 
※うちにある図鑑です
TEDDY BEAR/Judy Sparrow
※アプリで自動翻訳してみました

こちらの本や他のネットの情報によりますと、1903年にドイツ・ライプツィヒでの見本市でお披露目した時にアメリカ人バイヤーから3000体の注文を受けたにもかかわらず、ベアの現物や3000体を送った記録が一切無くて謎だそうです。なのでBär 55PBは当時の資料写真しか残っていません。

この本に書いているのは、「テディベアの世界の大きな謎は、アメリカに出荷された3000体のベアがどうなったかということです。原始的なヒモでつながれただけの手足は、すぐにバラバラになり、幻滅した持ち主によって捨てられた」という説だったり、ネットで見たのは、当時は海を渡るのも大変でしたから、出港後、海上でなんらかのトラブルにより3000体が海に沈んじゃって届けることができなったのだとか?

1体も残ってないっとこから海に沈んだ説が濃厚かもしれませんね🤔

後に手足の繋ぎを、ヒモから金具でのジョイントに改良された他のベアを3000体納品しています。(これがロッドジョイントのBär 28 PBなのかな?)

出典:steiffusa.com /Steiff The Story
↑Bär 55PBです(うちにある図鑑)

このように資料やカタログ写真しか残ってないそうです。

写真: Steiff Museum  

☝️こちらはレプリカですね😊
2002年のシュタイフ生誕100周年の時に発売されたました。チョコレート色のブラウンに手足のジョイントもヒモで忠実に再現されてました。生産数7000体 確か定価は2002年当時で¥99.800(税込み)だったかな?


だらだらと長くなりましたが、、、😅
最後に2005年に公開されたマルガレーテ・シュタイフの映画の予告編を貼っておきますね〜🧸

Margarete Steiff
2005年

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