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今回の紹介は、「安永地区1、2町内自主防災机上訓練」です。
益城町安永地区は4町内あり、県道を中心に方位として南側に1、2町内、北側に3、4町内となっています。
地形としては、県道を境に南側へ勾配しています。南側の町内に中井出という水路も走っており、住宅地端に秋津川が流れている地形から、つまり、雨水も南側に集中して流れ込んでいきます。その地形から、線状降水帯など局地的に大雨が降り続けると、道路が冠水することになり、以前も自家用車が何台も水没しているんです。
この状況に、町づくり協議会からも町へ陳情され、昨年に中井出から秋津川へ合流する場所へ大型排水ポンプが設置されました。
幾分かは水害被害も緩和するかもしれませんが、ここ数年の大雨は予測不可能なときもあり、住民でも対策は必要だと思います。
そこで、自主防災クラブで机上訓練が行われました。

以前の水害被害の様子を共有します。
地図で河川が氾濫する箇所を確認します。
もし、河川が氾濫した場合に
車両などを一時的に避難させる場所の確認をします。
グループワーク
事例をもとにシミュレーション!

水害被害も、ここ数年前には熊本県人吉や、最近では愛媛県松山市なども甚大な被害がありました。
避難指示が発令されたとしても、すぐに被害が発生するとは限りません。
避難する判断は非常に難しいですが、発令されたときはいち早く避難することは大前提だと思います。
命を守ったあとは、避難所での生活も長期化するかもしれませんよね。
だからこそ、住民同士で共有し、地域力を再確認したシミュレーションも重要です。
何も起こっていないときにこそ、顔を見ながらの訓練を続けていくことが、次世代への継承にもなると思います。

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