言語への関心の高まり

ここ1週間でホイアンの景色も一変したように、私の頭の中もここ1週間で大きく変わった。

一つに言語学に強い興味を抱き始めたこと。

今までは言語は使うためにあるもので、英語が通じるのだからわざわざベトナム語を覚える必要はない。そう思っていた。しかし、ベトナム語を覚えることでいろんなメリット、効果があることがわかってきた。

それはベトナム人とのコミュニケーションツールになるということ。それは話せなくても、ベトナム語を教えてもらうことで話すきっかけになるということだ。これは生徒との距離も縮まり、生徒とのコミュニケーションの活性化も図ることができると考える。

また話せるようになれば、生徒の考えがぐんとわかるようになる。他のレストランやスパなど、顧客は一時的にしかこちらに関わらない業種と違って、顧客が毎日繰り返し来る、学校という業種において、顧客の意見を聞くことは本来容易なはずである。


しかし、言語が通じないことにより、目の前にいるお客の声を聞けないというのは、なんともったいないことか。そしてそれは損しか生まない。むしろ勉強する必要があるはずであろう。


そして、少し先の未来を見た場合の話をする。私は旅をする。そして知りたいのは、現地の人間そのものだ。そしてスペン後が公用語の南米、フランス語を話す場所が多いアフリカに行く際、それぞれの言葉は遅かれ早かれ覚えることになる。

そして覚えたことにより、そのメリットはさらに増大する。その言葉をもつ人間の考え方がわかり、コミュニケーションがスムーズになる。さらに英語だけでは踏み入れない深くまで入れるはずだ。

例えばフランス語しか話せない人と友達になり、普段は行けないローカルな場所へ行けるようになるかもしれない。デメリットはない。

あげるとするならば、それにかかる時間であろう。しかしそこで私が何をしているかというと、YouTubeでTEDの言語学習に関する動画を検索し、マルチリンガルのYouTuberが載せる語学学習のポイントなど、を見始めた。

また言語学習者が周りにも多くいるため、聞いたり使えるアプリを教えてもいらって、使い始めた。現在はQ&AアプリのhinativeとチャットアプリHelloTalkを使っている。


ベトナム語を覚えるにあたって、日本語学校の生徒にも役立つように、自分の方法を実験し、うまく言ったものを生徒に共有していこうと考えている。


実験中の方法は、文法を勉強せず、

*会話中に言いたいことを調べて、その都度学習する。

*ベトナム語の興味のある分野の本(旅行本)を調べながら読む

*ベトナム旅行で使えるフレーズ集で楽しみながら学ぶ。

*ベトナム語の歌を歌う(Em gai mua)。



さあここからどれが大成するか。

そして最大なのは、ベトナム人と話すことだ。最近日本語を勉強している生徒も日本語ではなく、ベトナム語で話しかけてくるようになった。そこを見逃さず、何度も聞いて新しい語彙と発音を聞き取って経験値に加えていくのだ。


ベトナム語を学んでいると面白い。ベトナムと日本の歴史のつながりもわかってくる。そこに加えて中国との共通点も見いだせてくる。

言語はつながっている。それを一つ知ると、冒険の気分だ。ワクワクする。



これから世界のことをどんどん知れると思うと、楽しみだよ。



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旅に出る少し前に
男は自分を見失ってしまった。

旅に出ると自分を見つめ直し、原因が自分にあったことを知ったけれど、

旅に出るまで日々は色を失い、いつも何かに怯えるようになってしまっていた。

見失った自分は一体どこへ行ってしまったのか。

その答えは自分の中にある

そうわかっていながらも、何かにすがる思いで、国を後にした。

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