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22年9月度事業日記)やっと複業らしくなってきた

2022年10月6日に作成した投稿です。

6月に個人事業主届を提出してから早4か月。
やっと少しは副業らしい活動ができるようになってきた。
これまでの行動と所感をまとめました。

事業を営むって難しい

仕事で稼いだお金で生活できているって幸せなこと。
改めて実感した。
今日の時点でも、「自分1人を養える事業を営むこと」は、かなり高いハードルと感じている。

世の企業は既に「仕事が溜まるくらい」、仕事を発生させる能力がある。
サラリーマンは、この環境がある前提で企業に雇われている。
企業でそれなりに活躍すると人気者になり、仕事が集まるようになるが、だからと言って、仕事がなくなることはまずない。
僕のようなサラリーマン戦士は、この仕事を処理する能力はどんどん磨かれていく。

一方、個人事業主ひとりになった途端、まずは仕事を発生させる能力が求められる。
まあ、難しい問題にぶち当たったと思った。
僕も10年くらい同じ企業で働いていて、「新規事業開発」と名のつく仕事はやっているけど、解いている問題が全然違うと感じた。

改めて「難しくしている要因はなんだろう」と考えてみると、当たり前だが「信用の差」ということに気づいた。
企業は利益を再投資して、「信用」を高める行為を何度も何度も繰り返している。

今のままのサラリーマン脳で、副業を続けたとする。
おそらく、頑張っても年100万円の売り上げをつくるのが限界だろう。
自分の時間を売ることだけでなく、人材・商品・サービスを作っていく必要があることを改めて実感した。

信用の表現方法に悩んだ日々

僕は「スキルの選択肢を増やすこと」を目的に、自ら好んで領域違いの場所で事業を営もうとしている。
目的のバックグラウンド等はこちらの記事に以前まとめました。

つまり、この状況で何も考えず職務経歴書を書くとしたら、「実績ゼロ」つまり「信用ゼロ」。
仕事が見つかるはずもない。
ここまではわかっていたことなので、「自分の表現できる他の実績と掛け合わせて」職務経歴書を書いた。

それでも最初は全くダメだった。
領域違いの人に刺さるポイント・表現がわかっていなかったのである。

どうやって解決したか。
答えは、「たくさんの人と面談させていただいて、キーワードや、よく使われる表現を収集した」だ。
そんな大層なことはしていない、面談のたびに職務経歴書をアップデートした。
結果、現段階で3社と契約を結ぶことができた。

思えば、就活・転職活動の時も、このアップデートプロセスに取り組んだ。
幸か不幸か、苦労した記憶がないので、記憶から一度抹消されていたのだと思う。

面談の機会をたくさんいただけたのは、「複業クラウド」、「シューマツワーカー」といったプラットフォームを活用させていただいたからである。
本当にありがたいサービスで、活用しない手はない。

やってみて感じた副業の「稼ぐ」以外の恩恵

僕の場合は、ズバリこの2つ。

  • これまでの環境も変わって見えてくる

  • 指導してくれる人に出会える

様々な企業や個人の方々と接することで、僕自身がこれまで所属している企業・環境がより鮮明に見えてきた。
副業をしていなかったら自分の環境の「時系列比較」しかできなかった。
それが、同時期の「他者比較」ができるようになる。
普段から他社の方々と接する機会がないわけではないが、なぜか副業だと「取引が生じる関係性」から一歩引いた目線でも、事象を分析できている気がしている。
これまで所属していた組織でも「ここは優れているんだな」「ここは他社を真似したいな」と思えるようになり、行動につなげられているのは大きな恩恵の一つである。

もう一つは、指導してくれる人に出会えること。
僕自身、会社ではもう中堅。
上司も得意を使おうとしてくれるし、それなりに伝わる言語でコミュニケーションしたり、エラー少なく業務推進できているつもりだ。
そんな中で、副業として新たな領域で新入社員。
教えていただくことが本当に多い。
話し方にもご指導いただいている。
久しぶりに心地よい頭のヒートアップを感じた。
その後、自発的に行動を起こせているので、適切なストレスレベルだと捉えている。
指導するってエネルギーが必要な行為です。
今回に限らず、僕はリスペクトできる方に指導をしていただける機会に良く巡り会う。
つくづく自分は、「持っているな」と思う。

ちょっと脱線したけど、お金以外の恩恵もたくさん感じてます。


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