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本当に役に立つ理想のプログラミングスクールを考えてみた

こういうプログラミングスクールこそ、本当に必要だよね、っていうのを考えてみます。

とはいえ、これら全部を学ぼうとすると、けっこう膨大な時間がかかると思われます。1000時間じゃ足りないような。

何が言いたいかというと、これら全てを網羅してからエンジニアの職を探そう、なんて考えないほうがいい、ということです。全部理解しようとしたら、半年とか1年とかかかってしまう気がしますし、こういうのって、一回頭に入れておくと、気づいたらいつの間にか理解している、みたいなことでもあるので。

理想のプログラミングスクールで学べること

コンピューターサイエンス編

- Linuxの基本
- 環境変数の知識
- PATHを通す、について
- シェルについて
- .zshrc、.bashrc、とはなにか。なぜカスタマイズするのか
- パイプ、リダイレクト、などの便利テクニック
- エイリアスの知識
- シェルスクリプトの威力
- chmod、chownなどの意味
- プログラムの自動実行。cronについて
- ポート番号について
- IPアドレスについて
- 公開鍵、秘密鍵について

フロントエンド編

- Chromeのデベロッパーツールの使い方
- 基本のHTML・CSS・JavaScript
- スクレイピングとはなにか
- ブラウザごとに、対応しているCSSのプロパティが違うことを知る

バックエンド編

- APIとはなにか
- Postmanの使い方
- HTTPアクションとはなにか
- CRUDとはなにか
- TDD(test driven development)とはなにか
- 単体テスト・結合テストとはなにか
- テストをなぜ行うのか
- テスト自動化とdevOpsの存在意義について

作業効率化編

- Macの便利なソフトウェア
- Macの便利なショートカット
- クリップボード機能について知る
- ブラウザの種類について知る。Safari, IE, Edge, Chrome, Firefox, など
- 便利なChrome拡張について知る

仕事術編

- Slackでのコミュニケーション術
- エンジニアの報・連・相のやり方
- アジャイル開発とはなにか
- ウォーターフォール開発とはなにか

業務未経験でも会社でサバイブ編

- Slackの過去ログを漁る
- 社内wikiを漁る
- 会社のサービスを知る
- サービスの仕様を知る
- DB設計を知る
- (あれば)API仕様書を見る
- APIを叩くためのデータをもらう。Postmanに設定するために
- テストコードを見る。テストは仕様書なので

勉強術編

- 本当に価値のある本のリスト
- クリーンアーキテクチャ
- リファクタリング
- リーダブルコード
- ハッカーと画家
- UNIXという考え方
- エクストリームプログラミング
- ...

完璧主義にならない

上記のリストを全て学ぼうとすると、いつまでたっても終わりません。なので、ある程度のところで見切りをつけて、エンジニアになってしまうことが大切です。

というか、上のリストでも、まだまだ足りないというか、「これ教えておきたいな」みたいなのがたくさんあります。

ただ、それらを全部書き連ねてしまうと、多分これからエンジニアになろうとしている方の心を折ってしまうのでw。最低限、これさえ知っておけば業務ではこまらないかな、というリストにしました。

足りない部分は、実際にエンジニアとして働くようになってから徐々に補填していけばいいのでね。

業務をこなすほうが、経験値としては圧倒的に上なので。

ならなんで、こんなリストを作ったのか、ということなんですが、あまりにポンコツのまま現場に入ってしまうと、速攻でお荷物認定されて、ほんとにしょぼいタスクしかアサインされなくなるからですね。

そうなってしまうと、本来の目的である、「業務を通してスキルを得る」というものから遠ざかってしまいます。お荷物認定されて左遷されないように、これを学んでおくと役に立つよ、というリストを作ったという次第です。

最近はプログラミングスクールが雨後の筍のようにニョキニョキと増えていますが、本当に受講する価値のあるものは、一握りです。このエンジニア不足の世の中、少しでも未経験からエンジニアになろうとしている方が、このリストを参考にしていただけたら幸いです。

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