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【自己紹介~年金編~】

こんにちは。
戸田圭亮です。

共済組合での配属期間が一番長かった
「長期給付事業」
いわゆる年金について書いていきます。

長期給付事業の位置づけ


長期給付等事業は、組合員が退職したり、障害の状態になった場合、あるいは死亡した場合において、年金又は手当金等の給付を行い、組合員や家族の生活を保障することを目的とした事業です。
3階部分の職域加算や年金払い退職給付については、
より複雑になってしまうため、ここでは省きます。

シンプルに分けると以下の3つの給付があります。
・組合員が退職した場合 → 老齢給付(老齢厚生年金)
・障害の状態になった場合 →障害給付(障害厚生年金、障害手当金(一時金))
・死亡した場合 →遺族給付(遺族厚生年金)

年金って難しそう


詳しく知れば知るほど、
計算が複雑で分かりにくいと思います。
特に僕が配属していた2015年10月は
公務員と民間の格差是正を目的に
「被用者年金の一元化」という制度が導入され
大きく変わったタイミングでした。

年金加入期間を知っておく


年金加入期間で年金額が決まります。
はがきや封書で届く「ねんきん定期便」を
大切に保管しておいてください。
現在の年金加入期間の記録が掲載されています。
ご自身でも確認しておくといいと思います。

当時は、期間が合わない等の問い合わせにも対応し、
加入記録を一緒に探すということもやっていました。

再就職したら年金は停止する?


老齢厚生年金を受給しながら、
再就職をする場合についても
よく問い合わせがありました。
結論をいうと、
「再就職先の賃金」と「年齢」、「年金額」次第で
「老齢厚生年金の全部支給停止」もありえます。

どのような勤務形態が一番ライフスタイルに合っているか
再就職される前に確認することが大切です。


併給調整の選択


夫婦で老齢厚生年金を受給していたが、
配偶者が死亡した場合は、老齢厚生年金と遺族厚生年金の
両方が受給できるわけではありません。
併給調整がかかり、思ったより年金額が増えなかったことが多いです。
どちらを受給するのがメリットか、等の相談も聞いたりしていました。

いろいろ制度がありますが、個人個人でも若干状況が違うため
念のため詳しい方に相談はされたほうがいいと思います。
もしご相談等ありましたら、個別でメッセージ等くだされば調べて回答させていただきますね。

共済組合年金編はここまで。
ご拝読ありがとうございました。


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