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希望を持てる社会づくり#コラム01

今日は、朝から自宅の玄関から水漏れするというハプニングがありました。明日の朝から修理の工事、大事でないことを祈ります。

さて、今日の気になるニュースはこちら。

少子高齢化の進み方が当初の想定以上であり、介護従事者の圧倒的人手不足が懸念されていますが、介護分野に限らず、日本の若者が減り続けることは大変まずいことばかりで、岸田さんにはいち早く異次元の少子化対策を進めていただきたいところです。(異次元って何だ??)

諦めてしまうような世の中でいいのか

少子化問題やその対策案を論じるのはまたにして、何が一番気になるかというと、結婚しない人や子供を持たないと決める人のその理由です。

自分の人生を自分らしく生きるために、自分から積極的に選んだ選択なら、良いと思うのです。ですが、記事によると一番の理由は、本当はしたい気持ちがあるけれども、経済的不安から結婚や子育てを諦めてしまっているということだそう。

そもそも、日本はいまだに世界第3位の経済大国であり、貧しくなってきたとはいえ、世界で最も豊かな国の一つ。

外からみないとわからないこと

小学校の頃、社会の時間にある先生が、

「日本に生まれたことは、とてもラッキーなんだよ。戦争がない。十分な食べ物もある。医療が整っていて、国民皆保険である。民主主義で言論の自由もある。職業の選択も自由である。生まれながらの身分の差別もない。憲法で、健康で文化的な最低限度の生活が保障されている。こんな恵まれた国は他にない。世界の当たり前ではないことをよく理解して、感謝して生きていきましょう。」

と言っていたことが今でも印象に残っています。素直な僕は、ああ日本に生まれてこれてよかったなと思ったのでした。

そんな恵まれた国にいるはずなのに、人間にとって最も大切な営みの一つである、家族を作ることへの希望すら持てないということは、大大大問題です。

これは、おそらく「希望を持つ」ということの原理から紐解いていかないといけない問題だと思うのです。

家族を持つということ以外にも、職業の選択や、やりたいことへの挑戦などを無意識に諦めてしまう人が増え「どうせ頑張ったってできやしない。自分はこんなもんだ。」というような息苦しい世相が広まりつつあるような気がします。

異次元の少子化対策案だとか、具体的なことを考える前に、根本的なところで、なぜ希望を持てない人が増えているのか、ということを真剣に考える必要があるように思います。

「希望を持つ」とはどういうことか、ということを深く考えていくと、たくさん見えてくることがありますよね。

そこにもっとフォーカスしていって、皆が生きる希望を持てるような街のモデルを作っていきたいです。

それでは、また!


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