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coffee & cigarettes

こんばんは。不登校大学院生です。

今日見た映画について書こうと思います。
タイトルの通りで、「coffee & cigarettes」(2003年)という映画を見ました。

見ると観るの違いですが、映画をみる場合、"見る"はながら見、"観る"は集中して観る時に使うらしいです。僕は料理しながら見てたので今日は"見る"でいきます。

監督はジム・ジャームッシュ。
彼の作品はオムニバスが多く、描く世界は日常の何気ないものもあればゾンビとかもあって幅広いですが、全体的にシュールなものが多いです。
以前の僕はあらすじとか出てる俳優さんとかで観る映画を選んでましたが、知り合いのお洒落なお兄さんに映画は監督で選んだら結構面白いよと言われたので最近は監督を追ってます。

cofee & cigarettesは10分弱の短編がどれも白黒で11本続く映画なのですが、どのストーリーも登場人物がコーヒー(たまに紅茶)とタバコを嗜みながら会話するというものです。
会話の内容や登場人物、時代などはバラバラなのですが、どのストーリーも会話がすれ違っていたり、気まずい雰囲気が流れていてとてもシュールです。
シュールなコントが11本続くみたいな感じです。

出演俳優が結構豪華で、イギーポップとトムウェイツの掛け合いとか、ホワイトストライプスの2人がテスラコイルについて話してたりとか、ジム・ジャームッシュ作品だけあって豪華なミュージシャンが登場します。しかも役名はみんな本人の名前です。
あとは僕が好きなケイトブランシェットが出ててかっこよかったです。

ざっとこんな感じですが、何が良かったってただコーヒーとタバコを嗜みたくなるってことです。
見終わってからベランダに椅子を出してトムウェイツの歌を聴きながらコーヒーとタバコを嗜みました。
1人でめちゃくちゃカッコつけてました。
夕焼けとタバコの煙が目に染みました。
ちなみにトムウェイツは哀愁漂う孤独な男の歌が多いので先の見えないロン毛不登校大学院生の僕にはぴったりです。

ジム・ジャームッシュ作品は大きな見どころがあるわけでもないけど意外と何回も見ても楽しいってところがおしゃれです。

こういう映画を見てると、鑑賞する側に楽しみ方をめっちゃ委ねられてる感があります。
こういう時に圧倒的暇人は強いです。

今日はこんなところで。
それではまた明日。

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