ゆるり臨床備忘録「触診に魅せられて」

最近は触診を意識しています。

徒手療法にはグレードという概念があり、それを超えると刺激が過剰だという話はよく聞くところではないでしょうか。
師匠は、「この人が、どういう反応をするのか」、「(例えば横隔膜が肋骨を触っている間に)どっちに行きたがっているのか」「お伺いをたてるように触ろう」といったことをよく言われます。
組織を触ってはいるものの、組織越しにその人を感じる、車を触りながらドライバーの性格や運転の癖を知る、といったことを心がけています。

また、患者様自身にも触ってもらうようになりました。
ファーストタッチとセカンドタッチという言葉があると思います。触ってもらうことで入る刺激もあるんだなと実感しております。

触診と合わせてもう一つ。
それは、「呼吸と合わせる」ということ。
慣れると組織自体の伸び縮みもわかる。(らしい)
それっぽいのは結構わかってきたんじゃないかと思っています。

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