見出し画像

2024年の変化の波はどの辺に?

元日から能登半島一帯が大地震に見舞われ大変な新年の幕開けとなってしまいましたが、災害大国の宿命として対応できることは個々でも備えていくことを肝に銘じるだけでなく実践していく必要がありそうです。余裕のある方は援助のご検討をお願いします。(下記リンクはご参考例)
https://donation.yahoo.co.jp/

そもそも時間も世の中も自分の中の細胞も常に変化しているのですが、今年は変化の振れ幅が大きくなる年かもしれません。個人的にパッと思いつく気になる点を手短にピックアップしてみました。


選挙の年

2024年は台湾総統選を皮切りに一年を通して選挙があるので静かな年にはならないはずです。誰が当選しそうなのかを予想するだけではなく、その他の候補が当選した時のパターンも考慮しながらそれぞれが与えそうなインパクトを思い描く習慣を身に付けていれば、投資家としてもダイナミックな変化に対応していけるかもしれません。

生成AIのさらなる進化と規制は?

年の終盤だけでも新たな作詞作曲AI動画生成AI等が公開される等、2023年は生成AIのめざましい進化が見られましたが、この流れは2024年も続くものと思われます。ただ、先日ニューヨーク・タイムズがマイクロソフトとOpenAIを提訴したように、生成AIツール開発者に対する各方面の著作権者からの風当たりがますます強くなったり、モラル面での規制を余儀なくされる可能性等、相応の対応を強いられることによって勢いはある程度減速するかもしれません。

ウォーレン・バフェットさんのバークシャー・ハサウェイ退任はあるか?

1ヶ月程前の、長年の盟友であったチャーリー・マンガーさんの死去に伴い、ご自身も93歳とご高齢なこともあり、年末から様々な想いを巡らせてきたことでしょう。まだまだ意欲があり健康問題等もなく、安心して任せられる後継者も見当たらなければ引き続き経営を率いていくかのもしれませんが、退任のタイミングとしては個人的には今年中にもあり得ると考えています。まぁ85歳辺りから毎年そう思っていますけど(笑)。

中国の景気低迷は長期化の様相か?

不動産バブルが数年前に弾けたのに加え、チャイナリスクの再懸念が囁かれて多くの外資が投資を回避したことも影響してか、日本も含めた西側諸国の株価指数が結果的に好調に推移したのとは対照的に、昨年の中国の主要株価指数は下落したまま着地しています。

左は上海総合指数年間推移、右は香港のハンセン指数(TradingViewより)

マーケット関連のポッドキャストを聞いていると、日本のバブル崩壊時の様子に似ていると指摘する人もいて、その時はちょっと似てるかもと思いましたが、国情も時代背景も違うので個人的にはこのまま「日本化」するとは思っていませんが、中国と取り引きしている日本企業も少なくないので気がかりではあります。

他にもApple Vision Proの発売等気になる話題も諸々ありますが、今回はこの辺で。
☆了☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?