相続の話2 相続税が掛からなかったよ

ねえねえ、実はね、私たち家族、相続の話でちょっとしたことがあったの。でもね、相続税とかそういうのとは無縁だったから、話し合いでみんなで分けたんだ。

うちのお父さんが亡くなった時、まずみんなで集まって、「どうしよう？」って話し合ったのね。相続税の心配がないってわかって、ちょっとホッとしたんだけど、それでもどうやって公平に分けるかっていうのが、結構大事なポイントだったんだよね。

で、ね、お父さんが残してくれた物の中に、お金とか不動産とかよりも、感情的な価値が大きいものがたくさんあって。例えば、お母さんとの結婚記念の写真とか、私が子どもの頃に描いた絵とか、そういうの。

みんなで「これは誰が持ってもいいよね」とか「これは絶対に分けられないよね」って話し合いながら、なんだかお父さんのことをいっぱい思い出して。そうやって、一つ一つ丁寧に、みんなで分け合うことができたんだ。

実はね、この相続の話し合いがきっかけで、家族の絆がもっと深まった気がするの。みんなでお父さんの思い出を共有して、お父さんが亡くなっても、家族としての絆はずっと続いていくんだって、改めて感じたんだよね。

だから、相続税とか、そういうのとは無縁だったけど、家族みんなで話し合って分け合ったこの経験は、私にとってすごく大切な思い出なの。もしも相続で悩んでいる人がいたら、大切なのはお金のことだけじゃなくて、家族としてどう向き合うかってことも考えてみてほしいなって思うんだ。

えへへ、ちょっと真面目な話になっちゃった？でも、本当にそう思うんだよね。それじゃ

そんなあなた達に

相続これ１冊 （継承ノ綴り）