【2023年2月活動報告】おじさん様々なご縁に恵まれる の巻
様々な縁に恵まれ大槌町に地域おこし協力隊として移住してきて、既に8か月が経った。
まさに『光陰矢の如し』言い得て妙とはこの事だと感じる。
『歳月がたつのがとても早い』という意味で光は『日』、陰は『月』を表しており、光陰とは月日や年月の比喩表現で、矢の如しは『飛ぶ矢のように早い』ことを指している。
過ぎ去った月日が、放った矢のように一度過ぎたら二度と戻ってこないという捉え方をするならば、何もせずに無駄に毎日を消費するのはやめようという戒めの意味も含んでいるように感じる。
一日一日を大切に、一期一会を大切にして日々の暮らしの中に感謝の気持ちを持って過ごしていきたいと心に抱き、2月の活動報告をしていきたいと思う。
1.楓の樹液採集体験
今回はご縁あって、2/11(土)釜石市を拠点に森と人を繋ぐ活動をされている『森結』の石塚さんのご指導のもと楓の樹液採集を体験させていただいた。
皆さんご存知だと思うが、楓の樹液は煮詰めていくとメープルシロップとしていただくことができる。
例年、釜石では楓の樹液採集が可能な時期は2月初旬から3月中旬までの約1ヶ月程度だという。
一年の中でたった1ヶ月しか採集できない上、樹液を煮詰めてメープルシロップにするまでには採集量の1/50になってしまうというのだから非常に貴重なものなのだ。
これからはホットケーキなどにかけるときも、ありがたくいただくことにしようと思う。
2.商工会青年部定例会へ参加
今月から大槌商工会の青年部に賛助会員として参加させていただくことになった。
大槌で活躍する若手の個人事業主の方々が中心に集まっているということで、有益な情報の共有と知見を広げつつ、地域を元気にするために何ができるかという事を積極的に考えていく場になっていると感じた。
2/6(月)の打ち合わせでは年間のイベントスケジュールの確認と、新たに何か面白い事を考え意見を出し合った。
実現するかどうかはわからないが、B級グルメフェスや肉フェスなどのイベントが開催できたら面白いかもしれないという意見も出ていた。
ちなみに私のおすすめは痛風グルメフェスで、
雲丹、いくら、牡蠣、白子などを中心にプリン体を爆食してこの日ばかりは健康などガン無視してやろうというコンセプトのフェスである。
魚卵っ!まじ美味いっすよね♪(´ε` )
3.屋敷林現場作業
今月も引き続き吉里吉里駅の北側に位置する山林の伐木作業を行った。
その中で、今回この現場で新たに習得した動滑車の技術についてお伝えしたい。
これは重量物を牽引、あるいは揚重する際に非常に重宝する技術である。
この後、皆さんにひとつ問題を出したいと思うのでチャレンジしてみてほしい。
高校の物理の授業を真面目に聞いていた人はわかるはず。
チクタクッ⏰
(´・ω・)
チクタクッ⏰
(・ω・`)
さて、皆さん宜しいでしょうか?
4.新製品開発
吉里吉里国では、伐木作業の間に来年度に向けて新商品の開発を進めている。
今月は近頃のキャンプブームによる焚き火需要の高まりに注目して、スウェーデントーチと呼ばれる薪の商品を作ってみた。
これは丸太に縦に切れ込みを入れ、空気孔を開けたもので、煙突効果を利用した薪商品である。
持ち運びの利便性と鍋などを載せて調理なども可能だという事でキャンパーの間で密かなブームになっている。
直径約20センチ、高さ約30センチぐらいのサイズでおよそ2時間ぐらい利用することが可能だ。
来年度から吉里吉里国の薪のラインナップにも追加する予定なので、よくキャンプをするという方は是非利用を検討してみてほしい。
5.地域おこし協力隊合同報告会
2/15(水)おしゃっちにて地域おこし協力隊の合同活動報告会を行った。
今回の報告会では今までの報告会とは異なり、それぞれ異なる事業所に勤める協力隊員が合同で活動報告をするという形式で発表した。
このような形式で開催した理由は色々あったのだが、結果として来場いただいた方々に飽きのこない発表になったと思う。
緊張でガチガチの者もいれば、歌を歌って会場を笑いの渦?w に誘った隊員もいて、いろいろな意味で多様性のある人材が地域おこし協力隊にいる事も知っていただく良い機会となった。
予想を超える来場者数に少しバタバタしてしまったものの、それも来年の報告会への教訓となる貴重な経験となった。
ご来場いただいた方々、報告会のお手伝いをしていただいた方々、皆様どうも有難うございました。
7.個人的活動
最後に協力隊の活動とは直接的に関係してこないが、楽しかったことや美味しかったものをアド街ック天国の最後の美女紹介風に羅列して終わりにしたいと思う。
それでは今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
来月の投稿もお楽しみに。
See ya!♪( ´θ`)ノ
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