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使うミルクで変わる仕上がり

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。
先日、日本茶の色を違いを書いたのですが、その続編です。

※日本茶の記事書いたの、もう3週間も前なの…!?

3種のプラントミルク

本日も取材場所は、いきつけのAnd Teiさん。
(いつもお世話になっています)

以前オーナーの倉橋さんから「使うミルクで色の出方が違うんですよ」と聞いてから、見てみたい欲がとまらず。

早速オーダー。

じゃーん!

使うミルクが異なる以外は、
・玄米茶のミルクティー
・甘さは普通
・氷少なめ
で統一しています。

ミルクはすべて植物由来のプラントミルクで、左から
・オーツミルク
・ソイミルク
・スプラウドミルク
となっています。
(一緒に使っているミルクも出してもらいました。感謝!)

3杯が同時に並ぶと、なかなか壮観。
パッと見でも色が全然違う!面白い!

違いを見てみる

遠いと分かりづらいので、アップにしてみましょう。

オーツミルク

オーツミルクは、オーツ麦から作られたミルク。
全体でみると玄米茶のほのかな緑が一番残っています。
ミルクティーらしいベージュでありながら、黄緑みを感じる色合いです。
ミルク自体は茶色っぽい印象なのに、玄米茶の色が残るのが不思議。
味は、優しい風味と口当たり。

ソイミルク

ソイミルクは、豆乳。
一番白みが強く、緑っぽさは消えてキレイな乳白色に。
白いとお茶の色が残ってくれそうですが、「どんな茶葉でも白くなる」とのこと。不思議ですね。
味は、豆乳のコクが感じられる深い味わい。

スプラウドミルク

聞きなれないスプラウドミルクですが、こちらはえんどう豆を原料にしたミルクとなっています。
オーツとソイの中間という色合い。
お茶の色味はだいぶ消えますが、ソイに比べると黄みが増している感じが。
味は、さっぱりとした口当たりで、お茶の風味を楽しめます。

並べてみることで気付く違い

同時に3つも注文して色比べ、飲み比べをするなんて、
なかなかぶっ飛んだお話なのでオススメしませんが、
それぞれの色や味を記憶したまま比べると、違いがより鮮明に分かって多くの気付きがありました。

ささいな違いですが、それを見分ける力を養うのにも良い体験。

あと、いろんな角度から眺めたことで、
底面の茶葉が溜まって緑になっているのに気付けたのも、楽しい瞬間でした。

プリンみたいなスイーツ感を感じます

飲み比べはお腹がタプタプになるので、そこだけ注意が必要かもですね。
自分は身体が冷えたので、追加でストレートのほうじ茶もホットでいただきました。

余談

ミルクのパッケージも一緒に見れたのは、個人的に嬉しいポイントで。

こちらも左から、オーツ / ソイ / スプラウド

普段スーパーでは見かけないパッケージのものばかり。
MINOR FIGURESはイラストが可愛いし、 スプラウドはストライプデザインがカッコいい!
ソイは明るいパッケージとポップな書体で、一人違う空気感を出しているのが面白かったです。

今日は素敵な体験をさせてもらいました。
みなさんもぜひ風味だけでなく、目でも味わってみてください!

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