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薄暗いところは苦手だ

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。
今日は薄暗い場所についてのお話。

薄暗いところ、平気ですか?

個人的に、間接照明で薄暗い感じの空間が苦手です。
写真とか映像で見る分には好きなんですが、身を置くとなると話は別。
飲食店などで、ムーディーな空間にするために照明落としているところもありますが、あまり長居したくなくてソワソワしてしまいます。

苦手だと感じる理由は、以下の2つ。
・色の感覚が鈍る
・聴覚が鋭くなる

1.色の感覚が鈍る

照明の明るさが落ちると、色は鈍くなります。
また空間づくりを重視した場所では、色温度が低いオレンジがかった色みであることが多いため、空間全体がくすんだオレンジっぽい色になります。

となると、

  • まず食事や飲み物が美味しそうに見えない。

  • 暖色系の照明だと、補色が青系になるので、相手の表情や様子が見えにくい。

といった視覚的影響が出て、なんだか気分が落ちちゃうんですよね。
何が楽しくて、こんなところにいるんだろう?となります。
それなら「明るいところで、ちゃんと色を認識したい」という欲求にかられます。

2.聴覚が鋭くなる

視覚が鈍る分、聴覚が鋭くなります。
パッと聞くと、メリットっぽい現象ですが、
繊細さん気質な自分には、完全にデメリットで。

普段から周囲の音を逐一拾ってしまうのに、さらに鋭くなってしまうと、周りの会話が入ってきて、本来話すべき相手との会話に集中できなくなります。
あと急に大きな笑い声が起こるのもドキっとするんですよね。

家の照明も

家の照明はLEDライトにしていて、色温度と光量を調整できますが、起きている間はガンガン明るくしています。

薄暗さとリラックスが結びつかないので、
間接照明をインテリアとして取り入れられない我が家です。
照明落とす時は、寝る時とホラー映画観る時くらいですね。

照明だけでここまで心乱される色彩好きのお話でした。

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