江戸の和菓子色 / 銀座蔦屋書店限定色 - 藤田さんちのインク沼
こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。
記事書くのが久しぶりすぎる…!
今日はSAILOR 四季織の新色を求めて行った銀座で買ってきた、
蔦屋書店さんの限定インク。
日本の和菓子色(全3色)
2020年の10月と、発売されてから結構時間が経ってはいるのですが、
蔦屋書店さん限定なので、一昨年の暮れからどっぷり沼にハマった自分にとっては、あまり認知できていないインクでした。
日本の色を素敵に再現する「TAG STATIONERY」さんとのコラボで、この「江戸の和菓子色」は蔦屋書店さん限定インクの第4弾だそう。
落雁と金平糖をモチーフにした3色がラインナップされています。
小豆粉落雁
読みは「あずきこらくがん」で良いのかな。
(普段、小豆粉という言葉を使わないので…)
ブラウン系でこんな感じの色彩です。
味や食感を感じさせる茶色。
大正浪漫ハイカラインキの『NOSTALGIC HONEY』とセットでお菓子のイラストに使いたい美味しい色をしています。
金平糖
「金平糖」をモチーフにしたインクは、春先の花(桃、桜)や可愛らしい小花をイメージさせる赤紫。
春のインクに混ぜて使いたい1本。
手書きレビューに書いてるように「コンペイトウはカラフル」というイメージを持っているので、緑や青を足そうかなと思ったのですが、この単色が美しいのでそのままにしました。
「金平糖=和菓子、コンペイトウ=カラフル駄菓子」という感覚で言葉の使い分けをしています。
扇落雁
扇形の落雁から取られた緑色。
(とはいえ、扇形の落雁=緑色というわけではないです)
THE 和菓子!というような色合いに自分は感じるのですが、皆様はどうでしょうか。
色んな緑インクを持っていますが、実際に書いてみて、かなり好きな色合いで、「緑インクランキング」の上位に躍り出ました。
和菓子は白・桃・黄・緑が多いイメージなので、バランスを見てこの緑がチョイスされたんだろうなと感じています。
落雁ってあんまり食べないなぁ
嬉々として語ってきましたが、落雁ってあんまり食べないですよね。
お盆のお供え物でスーパーにパックで並んでいる印象が強くて、
お菓子というよりは飾り物のような感じ。
色合いがキレイでついつい見ちゃいます。
春先に使える色でもあったので、うまく取り入れて春の書きものを楽しみたいなと思います。
近々「春のインク」まとめも書きたいですね。
お気に入りの一筆箋とあわせて。
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