マガジンのカバー画像

藤田さんちのステーショナリー、そしてインク沼

168
集めている文房具、画材、インクをご紹介しています。 様々な色合いのものから、相手をイメージして選んでいくのがインクの一番好きな楽しみかたです。
運営しているクリエイター

記事一覧

溜塗 / 漆の葉 - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 6月にあった銀座伊東屋さんのインクイベント『INK.Ink.ink! 2024』で手に入れた、TAG STATIONERYさんの限定インクを2色まとめてご紹介です。 TAG STATIONERY 溜塗 / 漆の葉TAG STATIONERYさんのINK.Ink.ink! 2024限定色は、『漆』をモチーフにした2色。 『溜塗』は漆芸の塗りの1つ。『漆の葉』は原料となるウルシの葉の色となっています。 渋い臙脂のよう

初挑戦!インクリウム

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 今日は伊東屋さんのワークショップを体験してきたお話。 インクリウムとは?今日体験してきたのは、銀座伊東屋さん&PILOTさんのワークショップで、 その名も、色彩雫ボトルで作る「インクリウム」。 インクリウムとは、インク瓶で作るハーバリウムのこと。 インク瓶はかわいいものや面白い形状のものが多く、 使い終わった後もコレクションする方がいるほど。 ただ空き瓶を飾るよりも、より目に楽しい形で残せるのがいいなと思って、

羚羊 四季織:山水 - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 四季織シリーズの新色、第4弾。 SAILOR 四季織ー山水ー『羚羊』四季織の新色は『山水』というシリーズ名を打たれ、 春夏秋冬の動植物をモチーフとした色合いが揃っています。 山水シリーズの締めは冬のインク『羚羊』です。 『羚羊』って、すぐには読めない漢字ですよね。 ボトル写真にしっかり書かれていますが「かもしか」と読みます。 このインクでは、主にニホンカモシカを指しているのかなと。 こちらも冬の季語となっています

撫子 四季織:山水 - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 四季織シリーズの新色、第3弾。 SAILOR 四季織ー山水ー『撫子』四季織の新色は『山水』というシリーズ名を打たれ、 春夏秋冬の動植物をモチーフとした色合いが揃っています。 3色めは秋のインク『撫子』です。 『撫子』は、ナデシコ科の多年草で、秋の七草にも数えられます。 大和撫子という言葉もあるとおり、日本人なら誰でも聞き覚えのある花ですね。でも、実物って見る機会、あまりないかも? 自分だけでしょうか? 秋(初秋)

駒草 四季織:山水 - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 四季織シリーズの新色、第2弾。 SAILOR 四季織ー山水ー『駒草』四季織の新色は『山水』というシリーズ名を打たれ、 春夏秋冬の動植物をモチーフとした色合いが揃っています。 2色めは夏のインク『駒草』です。 『駒草』は、ケシ科の多年草で、夏を代表する高山植物です。タコさんウィンナーのようなかわいらしい花弁が特徴的。 夏(晩夏)を表す季語としても使われています。 色合いはこんな感じ。 印象的なピンクの花ではなく

夕燕 四季織:山水 - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 遅れ馳せながら、四季織シリーズの新色を見ていきたいと思います。 SAILOR 四季織ー山水ー『夕燕』四季織の新色は『山水』というシリーズ名を打たれ、 春夏秋冬の動植物をモチーフとした色合いが揃っています。 まずは春のインク『夕燕』から。 『夕燕』は、響きそのまま「夕暮れに飛び回る燕」を指す言葉で、春の季語として使われています。 燕ってなんとなく初夏のイメージ、 かつ春の夕方というあまり着目していなかった情景が合わ

インクがたくさん楽しめる!『INK.Ink.ink!2024』へ

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 今日は6/20(木)から銀座伊東屋さんにて開催中の万年筆インクイベント『ink.Ink.INK! 2024』に行ってきたお話。 今年も参加してきました伊東屋さんで開催されるインクイベント『ink.Ink.INK!』 今年も予約開始タイミングに速攻で申し込んで、参加してきました。 昨年もインクイベントはありましたが、ワークショップ型だったので、思う存分試筆できるこの形式は2年ぶり。 とはいえ、なんだか2年ぶりって感じ

水見色 静岡インク - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 パッケージとストーリーが素敵な、文具館コバヤシさんの静岡インクシリーズを紹介Vol.10。 文具館コバヤシ 静岡インク『水見色 -Mizumiiro-』今日は『水見色』をご紹介。 水見色というのは、静岡市葵区を流れる藁科川の支流を指す川の名前。 地理に疎い自分は、最初「美しい水色の名前の1つ」かと思っていました。 蛍を見ることもできるほどの清流で、これからの季節にちょっと行ってみたくなりました。 インクの名前から

玉露 静岡インク - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 パッケージとストーリーが素敵な、文具館コバヤシさんの静岡インクシリーズを紹介Vol.9。 文具館コバヤシ 静岡インク『玉露 -Gyokuro-』今日は『玉露』をご紹介。 静岡は、皆さんご存知のとおりお茶どころとして有名で、 文具館コバヤシさんのインクには『静岡茶』という名前のものがあります。そこからさらに個別に『玉露』として出てるのが面白いですね。 色合いはこんな感じ。 色合いとしては、かなり渋い黃みの緑で、

ボールペンイラストを楽しもう! PILOT FAN MEETING 2024

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 4/13(土)に開催された『PILOT FAN MEETING 2024 ボールペンイラストを楽しもう!』に参加してきたので、今日はそちらのレポートです。 Instagramを見ていたら空いた時間にぼーっとインスタを眺めていたら、PILOTさんの投稿に目が留まりました。 ボールペンイラストワークショップの参加者募集。 3部、各部20名限定の抽選方式。 ちょっと面白そうと思って、気づいたら応募完了していました。 普段

鉄仙 静岡インク - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 パッケージとストーリーが素敵な、文具館コバヤシさんの静岡インクシリーズを紹介Vol.8。 文具館コバヤシ 静岡インク『鉄仙 -Clematis-』今日は『鉄仙』をご紹介。 鉄仙はクレマチスという花の原種で、紫色の花が印象的。 花は好きなくせに、名前には疎い人間なので、 検索して出てきた画像の紫に、キレイにノックアウトされています。 色合いはこんな感じ。 水色が揺らめく淡い紫が特徴ですね。 普通に書いているだけ

渡良瀬ミント / ジョイフル本田 - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 ネモフィラブルーに続いて、ジョイフル本田さんのオリジナルインクをご紹介。 ジョイフル本田 渡良瀬ミント(群馬)北関東を中心に店舗展開しているジョイフル本田さん。 ホームセンターですが、オリジナルインクの販売もされていて、 先日茨城に行った時に買ってきた1本がこちらです。 色合いはこんな感じ。 思ったより、水筆のにじみが強くなってしまった…。 キレイなミントグリーンで、春が訪れるこれからの季節に使いたい1色ですね

ネモフィラブルー / ジョイフル本田 - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 先日茨城に行った際に購入した、ジョイフル本田さんのオリジナルインクをご紹介。 ジョイフル本田 ネモフィラブルー(茨城)先週末、茨城に住む友人に会いに行った際に、 空き時間を使ってひたちなか海浜公園とその近くのジョイフル本田さんに行ってきました。 ジョイフル本田はいわゆるホームセンターで、 木材や工具をはじめ、いろんなものが総合的に揃っている場所。 (ついでに耳付の端材を買ってきたので、今後使おうと思います) ホ

Disney100 素晴らしきジャングルライフ - 藤田さんちのインク沼

こんばんは。グラフィックデザイナー、カラリストの藤田です。 ディズニー100周年を記念したインクのご紹介、第4弾。 銀座伊東屋 Disney100 素晴らしきジャングルライフ -The Jungle Book-『 ジャングル・ブック』から『素晴らしきジャングルライフ』。 ビンのラベルには、主人公のモーグリとクマのバルーがじゃれあっているシーン。明るい緑の背景が爽やかでほっこりしますね。 色はこんな感じ。 商品ページによると、 『ウォルトが最後に手掛けたミュージカルの名