ノートが使いきれない人にはメモ帳が向いている
私は文房具の収集が好きで、さまざまなものを買って利用してきました。
特にノートとボールペンには目がないです。
そして買ったからには使いたいと常日頃から思っています。道具は使ってこそ価値があると思っているからです。
そこでとある問題点に気づきました。
ノートが使いきれないのです。走り書きなどが多く、一つのテーマでまとまっていない、冒頭のページにその場限りのメモが多いです。
使いかけのノートばかりがたまっていきます。非常にもったいないと思いました。
まだ何十ページも残っているのに。
この記事は文房具好きに向けて「ノートを使うときには書く前に、まずはメモ帳を使ってはどうか」と提案してみようと思って、筆を執ったものです。
完全にアナログメモに特化しているので、ペンと紙で文章を書くのが好きな人に向いていると思います。
メモ帳を選ぶ理由
①気軽に書ける
いらないことを書いてしまっても、ページを千切って捨てることができるので、身構えずに書くことができます。
書くか書かないか迷ったら、とりあえずメモ帳に書きましょう。
あとで冷静に見返した時に、いるかいらないか判断できます。
②ページを切り取れる
上にも書きましたが、メモ帳はページが切れます。
必要なものもいらないものも切り取れます。
一枚の紙切れにしたらコルクボードに貼ったり、メモスタンドに立てたり、ノートに貼ったりできます。
大切なことが書けたら、とっておけますね。
③ノートにスクラップできる
必要なメモはノートに貼っておけば、無くさずに済みます。
私はノートの左側に貼って、貼ったメモの下に備考を書き、右のページに矢印を引いて、抽象化した内容や具体的にどうしたらいいかの案を書いたりします。
ノートに書き足していけば思考の幅がさらに広がりますよ。
一枚のメモから世界が変わっていきます。面白いですよ。
④いらない部分は抹消線で消せる
紙とペンで書いているので、いらない部分やほかの媒体に転記したものは、ペンで抹消線を引いておけば一目でわかります。
一枚のメモの情報がすべて消えたら、それは捨てていい合図です。
抹消線とはこれです。
⑤「メモしてる姿勢」が他人に伝わる
スマートフォンでアプリを使ってメモする方法もありますが、紙のメモ帳にメモをとっていたほうが、相手に誠意が伝わります。
傾聴していると分かりやすいです。
急いで書く必要があるため「ノートにいきなり書くのは……」と躊躇する人には、リングメモがおすすめです。
⑥常にまっさらな気持ちで書ける
基本的にどんどんページを切り取っていくことになると思うので、常に白紙から書くことになります。
新品に書くようで、どこか真新しい気持ちになって「何を書こうかな」と、私はそういう新鮮な気持ちになりやすいです。
常に白紙でいたいときや、気持ちを切り替えたいときには、メモ帳はとても向いていると思います。
⑦データ漏洩しにくい
パソコンやスマートフォンでの、データの扱い方には注意が必要です。
保存状態によってはデータを盗まれたり、どこかに漏洩してしまう心配があるからです。
その点、ペンで紙に書くことは基本的には、人目に触れない限りはデータ漏洩する心配がありません。
自分のメモ帳に書いているだけ、に留めておけるからです。
捨てる時は細かく千切ったり、シュレッダーにかけたりして、燃えるごみとして処分すれば大丈夫です。
熱く語ってしまいましたが、とても紙のメモ帳は思考の幅が広がるので、メモのとっかかりとしておすすめです。
ノートにスクラップして使えば、思考の幅も広がります。
私はそそっかしくて、よく書き損じたりいらないことを書いてしまったりしますが、それもメモ帳なら気にせず書くことができました。
ページが余ったノートは、メモを貼って思考の幅を広げるのに、よく使うようになりました。
文房具が好きだけどなかなか使えないという方は、ぜひ試してみてください。
ここまでお読みいただいて、ありがとうございました。
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