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山形・姥湯、銀山温泉旅行記・2

前回、大宮から新幹線に乗り、姥湯温泉へ。

計画編
ルート策定まで

2日目、まずは山形を目指す


前回のしめに書いたように朝風呂を堪能し、宿の朝飯をいただき7時50分に宿を出る。朝ごはんは7時半からなのであるが、7時50分に出る人のために7時からでもいただける。それにしたって宿出るの早いじゃねぇかという話だが、これは宿の心遣い。

再び峠駅の時刻表

8時台の電車に間に合わないと次の電車が13時台になるのだ。車出来ている場合でなければ、これに乗らないと地獄を見る。
まぁ、実際のところ追加料金を払えばおにぎりみたいな軽食があったり、宿に12時近くまで入れてゆっくりできるのではあるがね。その時間で、いけなかった薬師の森の散策とかしてもいいわけである。あちしらは次の目的地があるので普通にチェックアウト。ゆっくりさらに温泉満喫してもよいではあるが、次の銀山温泉も街らる気を堪能したい。そのためには13時台の宿への送迎に間に合わせなければいけないのである。

というわけで峠駅から再び奥羽(山形)線へ。日曜日ということで朝の電車にも人がそこそこいて、今日も力餅を買い求める。のぼりを一本スルーして下りの米沢駅に乗車。おかんは見慣れぬ乗り鉄さんに興味津々で面白かった。みんな東日本パスで乗ってるんだろうなぁ。ちなみに時間的にはこんなスケジュール。

峠-山形間、東日本パスなのでお金はかからない

米沢で約30分の余裕あり。都会の駅ではないので普通の待ち時間。ちなみに米坂線とは接続は基本的にないものと考えたほうが良い。ちなみに別段新幹線使わなくてもよいのだが、ただで使えるので乗る、乗ったほうが早いというだけである。確か米沢から山形までの間であれば、着た電車の乗ったほうが早く、途中で在来線も抜かれないはずである。だから一本見送る人も多いし、山形までは新幹線使う人も多いので、指定席券を持っていないと座れない可能性が高い。なので、ここは東日本パスで4回使える指定席のうちの1回を使い山形までは指定席で。

ちなみに米沢に向かう最中、山形新幹線新庄方面で濃い霧が発生したために、米沢の手前関根駅で東京方面行きの山形新幹線との交換待ちで停車。乗り鉄さん方が(どうせ米沢駅の乗り換え間に合うので)喜んで列車を降りて、ふつう下りない関根駅を撮影しているのを見るのも楽しかった。以上、かんきゅう話題

米沢駅にいた米坂線

さて、米沢駅で30分、駅内でお土産などを見たり米坂線を見k足り出会えるが、その30分と残りの時間を組み合わせて米沢観光でもよいのではないか?というのもあるが、なぜ米沢でなく山形にしたか?それは山形の方が時間にゆとりがあるからである。米沢は上杉の関係の史跡や酒蔵が観光拠点としてまとまっているのだけれども、そこまでに距離がある。バスで移動だが、そのバスの本数が多くないのである。対して山形は観光拠点が駅から遠くなく、しかも駅前とか中心街で遊んでいる分に15分に1本の感覚で周遊バスが来る。あんまり深く計画立てないでも気楽に回れるのである。というわけで本日最初の目的地は山形になったわけである。

ちなみに山形新幹線の交換待ちで待った分、電車の待ち時間が少なくなるかというと、決してそんなことはなく、きっちり山形方面行きも交換の関係で遅れてくるのである。
さらに山形新幹線で新庄行きの乗ったので赤湯は通過の手間フラワー長井線の写真はないです。

山形観光

というわけでたどり着きましたは山形駅。まずは荷物をコインロッカーにあづけて周遊バスの乗る。

ベニちゃんバスマップ

御覧のとおり中心街の移動はかなり便利。紅の蔵はまぁ、通過でいいとして、文翔館、七日町、霞城公園を回る感じで行くとちょうどいい。

拡大図

ちなみに山形でお昼ご飯を食べて、大石田に向かう計画である。時間はこんな感じ。山形新幹線到着遅れたので2時間半の観光の見込み。

これでっとライン

まずはベニちゃんバスの乗ってゆったり市役所前まで向かい・・・と思ったのだが、バス大混雑。さすが旅行支援と東日本パス。ぎゅうぎゅう詰めの中、紅の蔵と七日町を車窓で眺め、市役所前へ。山形駅は米沢や福島と比べると町の規模が大きく感じたが、それだけ新幹線も山形で降りる人が多く混雑するスポットだということは土日は頭に入れて行動した方がいいね。

文翔館、その他スポットへ

で、最初につきましたのが文翔館。入場無料のスポット。

いや有料でも行ったが

山形県の郷土資料館にして国の重要文化財の建物である。英国近世復興様式のレンガ造りの建物で大正初期の洋風建築を代表する貴重な遺構だね。一言でいえば、ばえる。

サイトととってる写真が違うじゃんという話だが、建物の裏はこういったレンガ造りだったのよ。

ステンドグラスの向こうにレンガ造りが見えるでしょ?

でもってここは県議会だったそうです。

なんか確かに大正ロマンっぽい

実はいろんなところに山形県を代表するモチーフが装飾に盛り込んであり、それを探すのもなかなかに楽しいです(ちなみにうまく取れなかった)。でもまぁ、これ大規模修復されたものではあるけれどもね。まぁそりゃそうだ、大正2年のものだもの。100年以上前だもん。

大正デモクラシーの前で張るが、西洋に追い付け追い越せでbぬんかが花開く前、というか文化の息吹を建物と同時に感じられて面白かったです。

仮面ライダー電王がいた

ちなみに意図せずるろうに剣心の聖地巡礼をしていた。明治政府は山形県にあった。もはや対象でも何でもないが、こまけぇことはいいんだよ。まぁそれだけ我々が思う「当時」がここに詰まっていたんだね。ちなみに写真都営まくったはずなんだけれども、なぜかなくなってた。役場っぽいところもたくさん撮ったはずなんだけれどもなぁ。

でもってじっくり見て寺、もう時間がいい感じ。11時30分くらい。せっかくなので目をつけていたお蕎麦屋さんで山形のおそばをと思い移動。

んんん?なんか観光バスいない?やな予感的中。団体さんが入っててお蕎麦屋は入れず。景観だけ楽しみ、霞城(山形城)へ移動。

しかしここでも、お蕎麦屋さんは入れず。
しかし時間が迫ってきている。悔しいので旧済生館だけは山形城の中でも見ていくことにする。

こっちは山形市の郷土資料館

ここなかなか見栄えするスポットであるのだけれども、時間が!入場無料だし中見て回りたかったけれども、ご飯の時間とか、考えると難しくて断念。

ステンドグラスや、らせん階段、回廊、3階建てに見える4階建て建築とか見どころたくさんなので次回来るときにはリベンジしたい。ちょっと悔しい。

んで山形駅に戻ったのですが、先に結論を書いておこう。土日で、旅行シーズンであれば山形で気軽にならバスにご飯食べるのは難しい。駅の中のお蕎麦屋さんまで並んでおり、結局駅の中のスーパーでお寿司かったのは本当に悔しい。2日間ともお昼失敗で、そこはすごく悔いが残った。草生、いも煮そば食いたかったなぁ。

  1. 結論、山形観光は3時間では厳しい。

  2. 3時間程度で張れば霞城を中心に回るのが正解、時間余ったら有料施設へ。

  3. お昼ご飯はや早めにはいらなければかなりしんどい。

そりゃぁ、米沢の牛肉弁当が駅弁として売れるわけだ。そんなことに関係があるのかないのかはわからないけれども、山形駅構内のコンビニは充実してて、仙台駅でホヤの干物探すより、こっちのほうがいいもの打っていたというのが印象的だった。

銀山温泉

さて、山形で買ったお寿司を食いつつ(米沢牛弁当にしなかったのは、どうせ宿で牛肉は出るだろうと踏んだから、値段的お寿司と駅弁変わらないのだけれどもね)ビールかくうらって大石田へ。山形新幹線は山形発車後すぐに霞城のお濠を通過するのでそれはビュースポット。約30分ほどで新幹線は銀山温泉の入り口となる大石田駅に着く。山形新幹線の新幹線停車駅といった感じがいかにも漂う小さな駅だが、小さいながらも新幹線駅らしくきれいであった。
ちなみに大石田駅構内にはちゃんとお蕎麦屋もあり、山形で食べるよりは穴場かな。もちろん、駅から少し歩けば、大石田そば街道がありおいしいおそばにありつけるのだが、今回は山形での観光を優先した結果お預け。
大石田の駅から今晩お世話になるお宿の送迎マイクロバスの乗り銀山温泉へ。日帰りゆでないのであれば、銀山温泉もお宿の送迎使うのが便利かな。持ちえ論車出来てるのであれば話は別だが。もしくはお蕎麦食べてから、路線バスで行くかだね。でも、お宿送迎がお得だよね。

お昼の銀山温泉巡り

そして14時ごろたどりつきましたのは銀山温泉。大体大石田から30分くらい。

銀山温泉の入り口

送迎の車や宿泊者の車は銀山温泉の入り口に置き徒歩で温泉郷へ。川の両サイドに道があるのだが、実にそれは車が通るには狭くそこでUターンしなければならない。宿泊者の荷物は宿の人が猫で運んでくれて(猫っつっても獣じゃねぇよ、一輪車のアレ)お宿にチェックインすることになる。

車が入れるのはここまで

今日泊まるのは銀山温泉でも古くからあるお宿能登屋、なんか惜しんでも舞台になったとかならないとか。「家並み保存条例」により守られているその景観はなかなかに風情があり、まるで大正ロマンの中にいる感じで、以前行った明智の方の大正村と比べると現在も生きている街並みが見学に来ているのではなく、そこにこれから自分たちが解け紅毛としてる感じで実に面白い。左官職人の後藤市蔵氏(昭和7年作)の鏝絵が掲げられており、鳳凰と桐の装飾の中央には銀山開拓の祖である「木戸佐左ェ門」の名が記されている、銀山温泉といえばここ!っていうお宿。必ず写真で出てくるお宿に泊まりました。

泊まった能登屋旅館

ちなみに鏝絵ってなんじゃらほい?って話になりますが、うぃきぁら丸々パクってきますと、
こて絵(こてえ、鏝絵)とは、日本で発展した漆喰を用いて作られるレリーフのことである。左官職人がこて(左官ごて)で仕上げていくことから名がついた。題材は福を招く物語、花鳥風月が中心であり、着色された漆喰を用いて極彩色で表現される。これは財を成した豪商や網元が母屋や土蔵を改築する際、富の象徴として外壁の装飾に盛んに用いられたからである。」
ということだそうです。
いろいろな旅館に鏝絵が飾られて落ち、屋号が書かれていたりします。戸袋に書かれているところが多かったですね。なんでも一度水害にやられてときに、その復興の際に各旅館が豪華さを競うように取り付けたとか。非常に長く持つのも特徴だそうです。これらの鏝絵で彩られた木造緩階建て以上の旅館が川を挟んで立ち並ぶ、これが銀座温泉の特徴で、見ものの一つです。

軒下の鏝絵、戸袋の鏝絵、屋号の鏝絵と魅力的ですね

鏝絵はなんか後大分の方で見折れるらしいです。別府のついでに行ってみるのもありかもしれんな。
こういった街並みを眺めたり、食べ歩きをしたり、酒屋があるのでそこで飲み比べをしたりとちょっとした散策が楽しめます。

そのためには姥湯温泉8時前に出てこなければならなかったのだけれどもね。温泉街なのでお豆腐も名物ですよ。立ち食い湯豆腐は有名で足湯のそばでたくさんの人が食ってるのを見かけます。
お蕎麦とカレーパンも有名らしいですが、宿の晩飯を考え断念。それらも含めた街並みが素晴らしいです。足湯も楽しめるし、公衆温泉浴場も楽しめ大体どこの宿でも温泉利用券をくれたりもします。
ただ、まぁ、土日は混雑して手は入れない可能性が大きいけれどもね。あちしはは入れませんでした。


ちなみに温泉娘もおります。

そう、まさにこここそが目的地!
下呂温泉のめがねっ娘温泉娘の親友の、銀山温泉に来たぞ!
目的地に!到着したぞー!
めがねっ娘に会うために山形まで来たぞ!
クッソ高い交通費と、宿代かけてあちしはこのためにここまで来たのだ!

はい、あちしは正常です!温泉街のどこかにいるので探してみてね。
ちなみに観光マップはこんな感じ。

滝と銀坑道

街並みを散策した後は滝などを見に行く。滝だけであれば、宿から5分もかからないところにあるいい立地。観光地としてなかなかいいね。

白銀の滝

そりゃぁまぁ、名瀑というほどのものではないけれども、やはり滝はいいね。ちなみにこの滝から流れる川にはニジマスなんかも住んでます。夜はライトアップなんかもされてますよ。姥湯と比べるとしっかりとした観光地であるのがわかります。その分見せ方に工夫があるよね。

紅葉も始まり始めており、いい感じの散策が楽しめる。姥湯ではちょっと遅く、銀山ではちょっと早い紅葉であるが、両方共の効用を堪能したいとなるとこの時期(10月最終週)になるのかな。この滝の周りを一周するだけでも十分楽しめるのだが、この滝の上から上流に向かっていくとかつての銀坑道の入り口に行くことができる。そう、その名のとうりここは昔銀山で栄えた街、その行動の跡が見れるのです、ただで!ちょっとした散策として実に面白い体験です。鍾乳洞とは違ったまた面白みが楽しめます。日没までなので、見たければお昼ごろに銀山温泉にたどり着いている必要があります。

銀坑道の入り口

いろいろな銀山や銀坑道が有名ですが、銀山温泉はさほど有名ではない。それはなぜかという話をお宿で聞いたのですが、「銀山温泉には悲劇がない」からだそうです。悲哀な歴史がないから観光的には売れない注のはなるほどである。そもそも銀行鉱山であった頃は温泉は発見されたものの、温泉街ではなくやはり鉱山の待ちで温泉宿はなかったし、それで町が成り立っていたほど銀が豊富に取れたようである。1689年に銀山が閉山してから温泉街になったという話であるが、そこまで佐渡のような悲劇がなかかったのはすごいものであるとしか言いようがない。
さてこれがその銀坑道の中。

入り口近く
整備されて安全に見れヘルメットの必要もなし

ライトアップされており非常に見やすく、また足元も整備されているので歩きやすいです。銀坑道として見学できる坑道は、銀山が比較的歴史が浅いままに閉山したことが幸いして(明治以降の近代的な鉱山開発が行なわれていません)、江戸時代初期のままに残されているそう。また時代が時代でここ1400年代から1600年代の鉱山なので採掘方法も大々的ではない。薪や炭で岩盤直接温めてそこに冷水ぶっかけてはがして割るみたいな焼き掘りというスタイルをとっていたそうなんだが、その跡が残って見える。

煤や炭の跡が残って見える
温度差ではがれた岩盤の跡
ノミや火薬は使ってないらしい
比較的広く行動が広がっている

距離は鍾乳洞などと比べると広くはないのであるが、自然ではない、人工の洞窟探索というのもなかなか面白かった。温泉街見て、滝を見て、川の流れに沿って上流に向かいつつ紅葉をめでて銀坑道散策、盛りだくさんですが、ちょっとしたハイキング気分で楽しみてよかったです。帰りに酒屋で利き酒やってお土産買って帰ってまぁ最高ってなもんでした。
大体街歩きも含めて1時間半かからないくらい。もちろん途中風呂入ったり、酒かっ食らったりしたらばその限りではないが。なかなか密度の濃いスポットでした。

能登谷旅館に泊まる

さて、本日のお宿は能登谷旅館。

改めて銀山温泉能登屋、明かりが入り始めたころ

登録有形文化財のお宿。銀山温泉で検索すればほぼ間違いなくい写真が出てくるお宿。というか、銀山温泉を象徴する宿といっても過言ではないのではないかな?基本的に予約が取れないお宿で、今回たまたま1室だけ開いていたので、この宿の宿泊を中心に今回の旅行の計画を立てました。何とか、7畳半の部屋が取れたのでそこに宿泊。ちなみに本館川側というのがこの宿の売りでした、川から街並みが眺められるところになります。

部屋から街並みを眺めながら飲むビールのうまいこと

これが、とにかく取れないんですよ。新館山側であれば取れないことはないです。ちなみにあちしの部屋は川側3階7.5畳は1室しかなく(他は10畳)一発で場所がわかります。木造五層構造の3階すぐわきで

大正ロマンとは言いつつ昭和初期のお宿らしいが、その姿を色濃く残すお宿。さりげないところも意匠な飾りつけがあって、非日常感を誘います。あちしがそういう宿に泊まり慣れてないだけといううわさもあるが。

お宿の中から街を見る

うん、あんま動く見えないのでお宿の公式から。

お宿公式
お宿公式
お宿公式

よさなのか悪さなのかは別としておいて、古い木造建築らしくぎしぎしと音がする場所もあり、風情はあるけれども、周りには多少気を使わないといけないところはあるね。
街の散策を終えて、チェックインの時に申し込んだ貸切露天風呂でひとっぷろ。
まぁ、貸し切りだから写真撮っても悪くはないと思うのだが、一応これもお宿の公式から。

貸切露天風呂

実際は入った時間が夕暮れなのでここまで明るくありません。ここを満喫したければもうちょっと早い時間に10月で17時前には入っておきたいところですね。仕方がなかったんや、寛仁親王杯競輪の決勝見たかったんだもん。ちきしょう、新田があれ失格なら旅館でいろいろと追加頼めたのに…。
ちなみにお風呂はここ以外にも2か所あって

お宿公式

この洞窟風呂と(貸し切りながらも予約不要で、空いてれば使える)、

お宿公式

大浴場とありますが、洞窟風呂が一番面白かったし、お湯が良かった気がするな。開業当初からのふろで元湯として使ってたそうなのでね。そしてそのお湯ですが、源泉pH6.9のナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉。泉温66.5℃、加水、加温、塩素なしの源泉100%掛け流し。洞窟風呂だけが自家源泉であとはほかの宿と同じく共用だそうです。無色透明って程ではなくうっすらと白濁りしてる感じかな。姥湯温泉が賛成の温泉だったのに対してここは中性の温泉です。やっぱり自家源泉持ってて源泉かけ流し、加温加水なしのお湯はなかなかに素晴らしかったです。
ここ来たら、意地でも洞窟風呂はいってね。

さてご飯。

晩御飯
今日も出ました、鯉!
日本秘湯の会の宿に泊まると注文できる秘湯ビールと、葡萄汁
尾花沢牛
鯉の洗い
お品書き

うん、多いよ!何喰ってもうまかったから食いきれちゃったけれども多いよ。お品書き見た時点で分かってた。たとえ新田が失格になって車券が当たっていても、追加なんて頼めないって。

しゃぶしゃぶ

これだけじゃなくて、これにご飯と芝、いも煮まで付くんですもん。

大石田のおそばまで付いてきた
この量のいも煮がついてきたらもう降参である。

ちなみにこのいも煮の端っこに移っているのは間引いたスイカの漬物だったのだが、これが実にうまかった。お土産に欲しいくらいである。
おまけにこの後シャインマスカットまっでてきて極上のおもてなしのフルコース。

この宿に泊まるのであれば、絶対に途中で間食してきてはならないと強く感じました。うまい飯を堪能したければ途中の買い食いは我慢だ!実際この後大河ドラマ終わるまで動けなかった。

銀山温泉の日が暮れて・・・

さて、銀山温泉の見どころといえばもう一つ、夜の街並みである。ガス灯に照らし出された街並みのノスタルジックさはなかなかのものがある。宿にこもっているだけではもったいないので、この街に泊まる付加価値をさっそく堪能しに行く。

高台から見下ろす銀山温泉の夕暮れ

本当は夕暮れの写真とかもうちょっと明るいうちの写真も撮りたかったのだけれども、おなかいっぱいで動けず9時からになってしまったのは無念。でもなかなかによい町並みであった。

お宿から
お宿から
部屋から向かいの旅館を眺める

お昼のお宿に着いた時にも思ったのだが、自分の部屋から街並みを眺めているときに、性格悪いと言われたら確かにそのとうりでそれまでなのであるが、この時も、ライトアップされてるわけではなく自然のお宿の光と夜の銀山温泉、そして自分の泊まっている宿を指すエイされているのを見るのはなかなかに気分が良い。よい宿に泊まっている子t路を時間できてすごく楽しい。正直な話、街並みや温泉街を楽しむだけならこの能登屋旅館に泊まらなくても他の宿でもいいと思うが、初めて銀山温泉に泊まるのであれば、絶対にここに泊まって、泊まることの面白さと付加価値を感じるのがおもしろいと思うので、猛烈にお勧めいたします。

泊まった能登屋はこんな感じに移ります、ここに泊まっているのかと思うと感激もひとしお

さて、夜の銀山温泉をお散歩、つっても9時なのでもう観光客はそれぞれの宿にいる人くらいしかいないのであるが。

鏝絵のお宿

もうちょっと浅い時間だとガス灯の色がオレンジ色っぽくてすごく良いのだけれどもね。お昼見た鏝絵はこんな感じになります。

名物の歓迎松(っていいのかわからないけれども名前)

これを左官道具の鏝と漆喰で作ってるっていうんだからすごい。しかも大正末期から昭和の作品で今なおこうして残ってるんでしょ?素晴らしいとしか言いようがない。

宿に向かって歩く

山形の奥地かつては秘湯と呼ばれたところにこれだけノスタルジックな場所があるとは人の営みは素晴らしい。イルミネーションではなく必要な明かり(まぁ実際は鏝絵同様きらびやかにする見栄もあったとは思うが、むしろそこが人らしくて面白い)がなかなかに素晴らしいい温泉街でした。

もう少しで宿
いよいよ宿の前
ゴール


おまけ、滝行ったらライトアップ終わってた。

さて、明日は銀山温泉を後にして垂水遺跡、立石寺、新秋津を目指すよ!

今回のお宿銀山温泉
日曜日から2名1室で一人、2万1千円(7.5畳)普通の10畳であれば2万2千円です。土曜日だと値段が上がります。もちろんお高いですが、文化財に泊まる、そしてあのご飯の内容であれば妥当ではないかと思います。温泉も洞窟風呂のお湯が良かったです。ただ温泉の質を姥湯温泉と比べたらそれはまた別の問題だよ。これであれと同じお湯であればもう1万高くてもおかしくないと思います。

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