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山形姥湯温泉・銀山温泉旅行計画

前回:出羽三山と天秤にかけて姥湯温泉のルートにした。

ではまず、きっぷの買い方を考えよう。

今回の路線図

目的地は東北新幹線から乗り換えて峠駅にある姥湯温泉と山形新幹線も停車する奥羽線の大石田からゆく銀山温泉。ぶっちゃげ一番安いのは23区発23区行きで大宮(東北新幹線)福島ー山形(仙山線)ー仙台(常磐線)ー23区ではあるが、仙台から5時間はしんどい。
値段に関しても特急料金だけに関して言えば1000円から2000円の差である。一人旅なら常磐線使うかもしれないが。

常磐線は指定席確定なので高い。

でもって今回は一筆書きが使えない

わけではないのだが、常磐線周りの時だけ。

ちなみに羽前千歳ー大山田間の特急と乗車券に関しては常磐線、新幹線どちらのルートを使っても追加料金は同じなので今のところ省略。

うーむ、値段長が出るが仕方ないところか?

今回のみそはえきねっと早得

で、なーんか安い手段はないものか?って考えたところでえきねっとがあった。えきねっと早得つーのは早い者勝ち争奪戦ではあるが、新幹線の乗車券と特急券をセットでネットで買って登録されてる交通系ICと紐づけると10%から35%割引で切符が帰るというサービスである。いや、特急券でも同じことができるので仙台から常磐線でもできるのだが。

到着は20:36
到着は18:23大宮
ちなみにグリーン車を使っても普通に買うよりは」安い。

とまぁ、いろいろと手段はある。

JR東日本パス

といったところでいきなり入ってきた新情報。JR東日本が鉄道開局150周年を記念して発売するきっぷである。詳細はこれ見てほしいのだが、

旅行期間にドンピシャではまる上に新幹線使えて特急も使い放題で22150円という代物である。というわけでさらに詳しく値段を調べてみることにした。

まず今回の旅行でかかる費用、
池袋から大宮までの在来線往復 396円×2、めんどくさいので800円
福島駅から峠駅まで       420円
峠駅から仙台までの乗車券   1980円
山形から大石田までの乗車券  680円×2 合計1360円
米沢から大石田までの特急券  1130円
大石田から山形までの特急券  760円
合計6450円がかかる。

これに新幹線をえきねっと早得でおさえた場合の値段

大宮ー福島
指定席35%  5850円
指定席10%  8570円
グリーン35% 8410円
仙台ー大宮
指定席35%  7470円
指定席10%  9600円
グリーン35% 10030円
これらのケースを考えてみた合計値段がこちら。

結論としてえきねっと早得35%で福島までの新幹線を押さえることができれば東日本パスを買うより安くいける。
ちなみに様々なパターンを計算

東日本パスは22150円、
35と書いてあるが実際は30%オフ

様々なパターンを計算したわけでが、えきねっとの予約は早い者勝ちで、事前抽選からになる。えきねっとでまず30%オフで行きの福島までの新幹線を取れた場合多くのパターンで元が取れるし、帰りの新幹線抽選負けしても差額630円であればチャレンジしてみる価値はあるのではなかろうか?月曜日の帰りの新幹線であれば30%の抽選に負けてもグリーン車の30%に抽選負けすることはまずないと思うのでね。行きの乗車券はグリーンの割引でも帰りが取れない場合はリスキーすぎるのであくまで行きの新幹線が30%オフで取れた場合はえきねっと早得で、そうでない場合は東日本パスと割り切ったほうがいいだろう。

ちなみによる場所を立石寺に設定し、仙台にそこから抜ける設定にしているが、古川(not飛騨古川)に行く場合は、東日本パスのほうが良い。また、立石寺から仙台決め打ちしない場合とかは東日本パスで仙台でなく山形に出ることもできる。

結局のところ差額2380円で、行き帰りの電車固定、目的地がっちりか、
2380円高くても帰りの新幹線及び電車の時間ルートを自由にするか、である。多分東日本パスが出たことでえきねっとの早得30は取れると思う。どっちをとるかだよね。

週末パスとの併用

基本パターンとして出てるJR東日本でのお得切符「週末パス」

週末パスはやや範囲が狭い

このフリーエリアの乗り放題で18きっぷと違い新幹線特急にも別途特急券を払えば乗れるというもの。ただし土日のみしか使えないので帰りの新幹線は別でとる必要がある。
帰りの新幹線はえきねっと先得30で7470円で計算

下段が行き新幹線自由席、上段が指定席

この時点でこのラインはないといえる。

では交通手段値段別まとめ。


安い順から
えきねっと早得30×2 19770円  ー2800円
デメリットは電車固定、変更不能。自由度が低いのと雨天時に時間が・・・
えきねっと早得30、帰り10 21900円 -250円
単純に250円しか差額がないのでそれだったら東日本パスのほうが・・・
東日本パス 22150円
割り切った切符。変更自在。ただしえきねっと早得30より高い。
早得10×2 24620円 
メリットなし。早得30が取れなければ東日本パスにしましょう。
(参考)ふつう自由料金 24346円
まぁ、こんなもんでしょ。

根本的に考えてえきねっと早得30が両方買えなければ東日本パスのほうが良いだろう。えきねっと早得を発券しなければ320円でキャンセルができるので、片方とれなかったら、即東日本パス、ただキャンセル料320円をどう考えるのかだねぇ。はなっから博打打たないというのも正解ちゃぁ正解でしょう。そこが判断のしどころかなぁ。

東日本パスのメリット


とりあえず、きっぷをいちいち作らないで済むというのと、行動の自由度が格段に上がること。雨降って旅行切り上げとかもできるしルート変更も思いのままである。新庄周りで古川に出てもいいし、雨で立石寺歩けないのであれば中尊寺を目指したっていい。
あとは秋田新幹線の車両が使えること。九州新幹線の車両を除けば秋田新幹線の座席は2×2で座席がゆとりある、と錯覚できる。
これらのことを差額の2800円の中で満足ととらえられるかも判断材料の一つだろう。

ちなみに、このパスを買った場合、雨で立石寺いけなかった場合行ける場所を調べると、
一ノ関、中尊寺、一ノ関駅の先、平泉に12:55につける。
めし入れて、観光2時間半から3時間、紅葉の毛越寺含む。
新庄周りで鳴子峡が見れたりもする、紅葉なら見ごろ。
16:23平泉ー18:31大宮 17:16平泉ー19:31大宮
鳴子峡で遊んだりした場合は古川から帰る。
17:08古川ー18:31大宮、まぁ、もっと早く帰るな、この場合。

盛岡には13:01に到着。
街歩き、盛岡八幡宮、盛岡城跡公園(岩手公園)、桜山神社、など。
16:50盛岡ー18:39大宮 電車はいくらでも森岡は選択肢がある。
大曲13:14、
あんまねぇなぁ。
角館13:49着となる。
武家屋敷道り観光が2,3時間程度で楽しめる。
15:51角館ー18:39大宮 角館16:58-19:39大宮

まぁ、雨の場合のみだわな、ここまでのメリットが出るのは晴れの場合は立石寺に寄りたいので交通費的なメリットはあまりない。

えきねっと早得のメリット

当然安い、ただそれだけに尽きるね。デメリットはルート固定と時間がかかること。
(あくまでルートだけなので細かいことは省略)
大宮ー福島(えきねっと早得30)
福島ー峠
峠ー大石田(峠ー山形ー仙台までの乗車券)
大石田ー立石寺ー仙台
仙台ー大宮(えきねっと早得30)
一番回りたいのは立石寺である。

で結論として今回は

さて、立石寺のある山寺駅から新幹線であるが、山形戻って山形新幹線より多くの場合は仙台に回ったほうが早い。それは大体どの電車使っても同じなのであるが、えきねっと早得30が使える電車はさほど多くない。やまびこのみである
一応わかりやすく書くとJR東日本の新幹線は
かがやき・あさま・はくたか の北陸新幹線
とき・たにがわ の上越新幹線
はやぶさ、やまびこ、こまち、つばさ、なすの の東北(函館秋田山形)新幹線となるが、
今回使うのは
はやぶさ・やまびこ・こまち・つばさ・なすのになる。種別が多すぎるよな。使い慣れない人はわからんよな。
区別して大雑把に作った票がこれ。

集計ミスは大いにあると思う。臨時便は考慮せず。

仙台のほうが福島より電車の本数が少ないものの通過駅が多いはやぶさがたくさん止まるため、福島からやまびこに乗るより早いのである。もしくはほとんど時間が変わらなくなる。

こちらはこまち連結列車
仙台駅時刻表

こうなるとさすがにえきねっととくだね30よりも、はやぶさ、こまちが選択肢に入る東日本パスのほうが、今回の旅行でも適切ではないあだろうか?と思う。こまちが使える使えないは別としてもやまびこしか使えないには痛い。

東日本パスが使える日程なら東日本パス推奨。
そうでない場合はえきねっととくだね早得30を使うべき。ただし座席は争奪戦で事前申し込みしても取れない場合がある。むしろ事前申し込みをしないと絶対にとれるとは言い切れず、博打となる。


おまけ 行きの電車

この4つが候補。

37分はでっとライン。福島でご飯食べるなら05が理想かな。駅弁とかで済ますなら(峠の力餅食いたいのでそれもなしではないが)37分でも間に合うが、05で福島でランチかなぁ。13分が臨時便なのですいてはいそう。
05→E5
12→E2:E3
25→E2:E3
37→E5   の車両らしい。

というわけで、今回は東日本パス!

さらにおまけ。
各新幹線普通車の座席
E3山形新幹線

最大座席数 2:2×17列 長さ20500mm 幅2950mm

E5東北新幹線やまびこ・はやぶさ

最大座席数 2:3×20列 長さ20500mm 幅3380mm

E2東北新幹線やまびこ

最大座席数 2:3×20列 長さ20500mm 幅3380mm

E6秋田新幹線こまち・東北新幹線やまびこ

最大座席数 2:2×17列 長さ20500m幅2945mm

EだのHだのわかりづらいという人はEは東日本EーすとのE、Hは北海道のHで覚えればわかりやすい。
あとは古い順にE2、E3、E4(引退した2階建て)、E5、E6で覚えればいい。
つまりはE2が一番古い。

E2の特徴としては窓が広い、それくらいかな。あとはたまに開業当時のカラーで運行してるのがあるくらい。こいつに乗る場合は座席いまいちだけれども景色はいい、と思えばいい。でも、それくらいだったら連結してる山形新幹線E3の座席にしたほうが良いかな。自由席なら仕方がないけれども、今回指定席使えるしね。シートピッチは980mm

E3は山形新幹線。基本的に今回の旅で一番乗るはずの電車。在来線区間の特急として利用する。座席は2ー3配列で最大17列とかなり広々として、さらにE2ほどではないが窓が広い。実際はシートピッチは980mmで他と変わらないんだけれどもね。

E5はスタンダードな東北新幹線。比較的新しいので過ごしやすいと思う。E5と同じ座席配列で20列なのでE3と比べるとやや狭く感じるがシートピッチは1040mmあるので広い。コンセントもすべての座席にあるので実際にはかなり優秀。

E6は秋田新幹線の車両。帰りに仙台から乗ることができる。2ー2の17列と広々としたイメージを与える新車両。実際はシートピッチは980mmなんでそこまで広くはないのだけれどもね。ただやっぱり普通車は人気。混雑避けたいならE5、E5すら混んでるなら断然E6、かな。


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