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第72回高松宮記念杯競輪(GI)決勝レポート 優勝は宿口陽一選手!

道が開いた!
競輪は、とにかく、決勝に進出しなければ優勝はない!
ということを現わしてくれた宿口陽一選手の優勝でしたね。
決勝に進出すれば、すべての選手に優勝はある。
競輪は買わなければ当たらないのとは違うとは思いますが。

最終ホームは9番手。絶対絶命的位置でしたが、山崎賢人が行って吉田拓矢が切り替えて追走。そしてその後ろから宿口が伸びて優勝となりました。

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ゴール


松浦悠士の番手の清水裕人が有利かと思われましたが、競輪は複雑ですね。単純に強いところが勝てるというものではありませんね。
宿口選手はGPそして2022年はSS確定。
これからが更なる真価が問われるところになるでしょう。
プレッシャーに負けず大活躍を期待しています!

また北日本勢は残念でしょう。オールスター競輪で見せて欲しいです。

しかし、2センターまで山崎賢人が優勝か!と思ったんですけどね。清水が強かったですね。

次のビッグレースはサマーナイトフェスティバル。函館ですね。
GIIIはありますがルーキーのデビューもあります。
ルーキーのデビューをじっくり楽しみたいですね。

《ダッグアウトから》


■12レース 決勝戦

●優勝の宿口陽一

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「自分が優勝なんて信じられないです! このメンバーで勝てると思ってもなかったし、決勝に乗れるとさえ思ってなかったのに、正直、自分が一番びっくりですね。今日は吉田君と考えていた通りになって、あとは吉田君がいけるかいけないかの勝負だったんですけど、出脚もよくて、最後はもう無我夢中で踏んでました。ゴールは自分の方が車輪が出ていたし、嬉しいですね。直前に平原(康多)さんがケガで出れなくなって、平原さんが一番悔しい思いをしていると思うので、その分までとは言えないけど、平原さんの分も頑張ろうと思っていて、まさかこんな結果が出るなんて、平原さんにいい報告ができます! いきなりグランプリなんて考えられる選手じゃないですけど、1つ1つをレースをちゃんとして、年末を迎えられたらいいなと思っています。選手になった時の目標が1つ達成できて、これから周りの目も変わってくるかもしれないけど、僕自身は変わらず頑張っていけたらいいなと思っています」


●2着の吉田拓矢

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「ラインで決まったんでそれが一番です! 車番的に後ろだろうし、一回切って、あとは行けるところからっていう作戦でした。山崎さんが行ったので、そこにスイッチして、後ろで前の動向を覗ってました。ホームでいっぱいで、緊張で脚がうまく回りませんでしたね。こういう舞台で陽一さんが優勝してくれて、僕2着だったし、久しぶりに関東から優勝者を出せたし、これからのプラスになるんじゃないかなと思います」

●3着の守澤太志

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「ちょっと並走が長引いちゃって、小松崎さんもどかせない感じだったし、慎太郎さんも稲川さんにおりてこられていて、難しかったですね。3コーナーくらいから外を踏もうと思っていたけど、一番重かったとこで踏んだので、あれが限界ですね。よく伸びた方だと思います」

●4着の山崎賢人

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「並びの想定は違ったけど、しっかり仕掛けるタイミングは取れたので。9番手では勝負ができないと思ったので、なんとかどこかの位置を目指してと思っていたら、仕掛けるタイミングができました。もうちょっとゴール前勝負ができるかと思ったんですけど、強かったですね。もうちょっと組み立てを勉強します」


●5着の清水裕友

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「自分が弱いだけです。(バックで)後ろを見たら4番が来ていたので出る形になりましたけど、待ったんですけどね一瞬、そこで合わせきれんかったのが全てです。リセットして、また頑張りたいですね」


●6着の佐藤慎太郎

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「松浦もペースで踏んでいたので飛ぶ感じはなく、ただ絡むだけで、大地を惑わすことになると思ったんで、あえてヨコには動かなかったです。バックくらいから、イナショウが内か外か見極めて、結果、外を踏んだけど、…内を踏んでも着は変わらなかったですね。調整方法とかはわかってきているので、また次のレースに向けて、しっかり仕上げていければいいかなと思います」


●7着の稲川翔

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「松浦が後ろ攻めじゃない限り、松浦の後ろからと思ってました。そうやって決めて走らないと獲れないと思ったんで。ちょっと並走になった時間も長かったし、考え過ぎたというのもあるし、裕友が出て行った時に松浦と接触したのも自分の詰めの甘さでした。そこで完全に勝負券を失ってしまったので…。いつもラインに助けられているので、こういう1人の時にしっかりと結果を出さなきゃいけないと思って走ったんですけど……。また頑張ります」

●8着の松浦悠士

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「自分の仕上がりがイマイチな分、出るのにもいつもより時間がかかりましたし、もがき合っちゃったので苦しくなりました。結果的にみれば、賢人が来ていたのでそこに乗っていっても面白かったかもしれないですね。最終バックも取れてないのはちょっと情けないですね。ちょっと4日間調子がよくなかったというのはなかなかないので、次までになんとかしていです。自転車や身体、練習と色々と思うことがあるので考えていきたいですね」

●9着の小松崎大地

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「もう少し落ち着いて走ることができれば違う形にできたんじゃないかんと思います。結果的に判断ミスでしたね。(松浦を)もっと引きつけるのか、それとも飛びつくのか、先行するのか選択しがある中で、踏み込みながら考えるのが中途半端になってしまいました。その辺は松浦君がうまかったのかもしれないです。そのあとに何かできる脚がもうなかったですね。形もできていただけに、そのミスが悔やまれます。課題をもって帰って、明日からまた頑張ります」

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