第20回サマーナイトフェスティバル(GII)&ガールズケイリンフェスティバル2024 二日目レポート
昨日に引き続き、えらく盛り上がっている松戸サマーナイトフェスティバルシリーズは、大歓声でバンク内にいると何言ってんるんだかまったくわからない怒号となっております。いや凄い!
レースも面白いですよね。まったく単調なレースはなく、ゴールまでわからないレースが続出。
おいおい333バンクかい? てな感じな決着が続いています。
そりゃボルテージバク上がりますよね。
ファンの方々もかなり若い方々が来場されているように見えますし、なんだか競輪はやってるんじゃね?って言いたいです。
さて、ガールスケイリンフェスティバル決勝は
1児玉碧衣 2山原さくら 3中野咲 4坂口楓華 5當銘直美 6尾方真生 7小林優香
となりました。
出来が良さそうなのは坂口、當銘でしょうか。尾方も良さそうです。
みんな決勝に進出しているので、悪いわけがありませんが、その中でも良さそうということでピックアップしてみました。
そして第20回サマーナイトフェスティバル決勝は
1北井佑季-5郡司浩平-6松谷秀幸
3眞杉匠-4吉田拓矢
9脇本雄太-2古性優作
8新田祐大
7山口拳矢
となったようです。
相変わらず末脚切れているのが古性。北井も良いですよね。その番手につけるのが郡司、松谷と鉄壁なライン。この南関ラインを崩してくるのは関東になるのでしょうか?
みていると脇本の調子が今一つなのが気になるところです。
北井の先行に対抗するところが出てくると新田の捲り一発も気になるところです。
まあ、一晩考えましょう。
ガールスケイリンフェスティバル2024
■1レース
●1着の當銘直美
「自分の前に坂口さんが入ってくれたので、自分に展開が向いてよかったです。最後は集中して追い込みました。勝ち上がりの厳しいサマナイFで乗れたのはよかったし、決勝も精いっぱい走りたいと思います」
●2着の坂口楓華
「入れてもらったし、仕掛けようと思ってました。というか、今日は行く気満々でした! 決勝もしっかり力を出し切りたいと思います」
■2レース
●1着の小林優香
「昨日の反省を活かして、今日は内に包まれないようにと思ってました。さくらさんのスピードをもらって、ゴールまでしっかり踏めました。デビューしてすぐのサマナイがここで、節目の10年目でまた松戸のサマナイFで決勝に乗れたのは、何かの縁だと思うし、頑張りたいです」
●2着の尾方真生
「もうちょっと余裕をもって、車間取って、仕掛けられたらよかったです。決勝にあがれるように最後まで踏みました。久々に姉弟子2人と決勝に乗れたので、私は楽しみです!」
●3着の山原さくら
「3着だと結果待ちになっちゃうから2着までーとは思ったんですけどね。でも、しっかり自分のレースはしたので、悔しいけど後悔はないです」
■3レース
●1着の中野咲
「いつもは展開も位置もよくないので、児玉選手が強かった分、出れたので、展開が向きました。男子選手とスピードの練習や1周もがく練習ははしていたけど、なかなかレースでは出せないので、ラッキーです。まさかサマナイFで決勝に乗れると思ってなかったのでびっくりですが、少しずつレベルアップしていると思います。決勝も今日と同じく冷静に走りたいと思います」
●2着の児玉碧衣
「(山田)英明さんがセッティングを見てくれて、いい時からちょっとサドルがあがっていたので、また今日も英明さんに見てもらおうと思います。見てもらったおかげか、昨日よりも踏めました。咲さんは追走上手いし、ゴール勝負になるだろうなとは思ったんですけど、もうちょっと踏み直したいですね。まさかサマナイで決勝に乗れると思ってなかったですけど、少しずつレベルアップできているのかなと思います」
第20回サマーナイトフェスティバル
■10レース準決勝
●1着の郡司浩平
「青野(将大)も出させたくない感じだったので前取ってでしたが、新山(響平)も勢いよくて、青野を引かせて、立て直してでした。青野が仕掛けてくれて、でも、苦しそうだったので、守澤(太志)さんのホームのひと煽りもありましたし、そこらへんで僕も見ながら、どっちを行くかの判断でした。新山も苦しそうだったし、その分、自分が最後まで伸びて行った感じでしたね。青野がしっかり踏んでくれたあの位置取れたおかげです。そこからは青野が苦しそうだったので、松谷さんと決まるように自力に転じました。サマーナイトはあんまりいいイメージなかったし、松戸もいいいめーじなかったので、それは払しょくできたかなと思います」
●2着の松谷秀幸
「なんとか浩平についていきました。青野が前々に踏んでくれたおかげです。浩平も青野が踏んでいるし、内に行こうか外に行こうかずっと悩んでいる感じでしたね。自分も古性が内に来ると思ってたら来なかったのは助かりました。連日、ラインのおかげで頑張れています。今日の浩平のキレのいい捲りについていけているので調子は悪くないと思います」
●3着の古性優作
「神奈川の後ろからがいいかと思ったんですけど、僕が弱かったですね。1番人気だったのに、しょうもないレースしたんで申し訳ないです」
■11レース準決勝
●1着の眞杉匠
「200勝は嬉しいですね。松井(宏佑)さんも見て、見てだったし、前も駆けていたのできつかったです。深谷(知広)さんもいたし、来られたら厳しいのでそこはうまく走れたと思うけど、ラインには迷惑をかけちゃいました。ちょっと自転車をいじったら、今日は余裕がありました」
●2着の山口拳矢
「前が欲しかったので志田(龍星)君がスタート頑張ってくれました。スピードもあがると思ったし、焦らずにと思って、周りは見えてましたね。踏んだ時は行けると思ったけど、眞杉君が膨らんでいたんで、だいぶ外を走らされましたね。志田君とツースリー決まったと思ったんですけど…、練習なら抜くくらいの脚があるので、そこが実践の難しさなのかなと思います」
●3着の吉田拓矢
「理想の並びになりましたね。もう眞杉に好きに走ってもらいました。ホームで仕掛けた時にヤバいかなと思ったら、伸びっていっちゃったんで、慌てて踏んだんですけど、ちょっと(武藤)龍生さんに申し訳ないですね、本当に。番手回してもらったのに、俺がちゃんとついていけばラインで決まったと思うので。あそこで見ちゃったのが失敗でした。情けないですね」
■12レース
●1着の新田祐大
「伊藤(颯馬)君があんなに早く動くと思ってなくて、北井君が外から追い上げての先行で、そこからはゴチャつけば自分の出番だし、ゴチャつかなければ自分の力で行けなければと思ってました。それで、番手に飛ぶついてゴチャゴチャがはじまったので、そこで決着がつく頃が勝負所になると思ってました。ちょうど踏み込もうとするところでガシャんってなって、びくってなって、うまく力を自転車に伝えられなかったですね。もうあとは行けるところまでしっかり行こうと思いました。レースに関しては力は出しきれているとは思います。ここに勝ち上がれなかった先輩や後輩の分も、しっかり優勝できるように頑張ります」
●2着の北井佑季
「取れた位置から前々と思ってました。行けるタイミングがそこかなと思って仕掛けました。ペースは、タレはしましたが、いいペースで踏み切れたと思います。落車があった後に新田さんが吸い込まれる勢いで来たので、そこは合わせ切れなかったですね。33は走りなれてないので、そういうところをしっかり整理してまた決勝も頑張りたいと思います」
●3着の脇本雄太
「前がどういう動きであれ、行けるところから行こうと思ってました。前の動きが確認できないくらい動いていたので、ちょっと自分の中では反応が悪いなという風に思っています。落車を避けるのが焦ったのかちょっと大きく動き過ぎたので、前から離れてましたね。自分のいいタイミングではなかったけど、内容、脚ともにいまいちでしたが、決勝は古性君に任されたし、自分のできることをしたいと思います」
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