第65回オールスター競輪二日目 アルテミス賞は小林莉子、オリオン賞は太田竜馬が制す!三日目はガールズドリームレースです!
二日目も暑かったですね。どうも暑いという言葉しか出てきません。
さて、それにしてもちょっと落車が多かった。
まっすぐ走らないのが競輪だけど、あまりまっすぐ走らなくてもどうかと思います。落ちないテクニックは絶対必要だけど、それも限界があるから、無茶ぶりはいかがなものかとは思います。
さて、オリオン賞は太田竜馬が勝ちました。町田太我に離れて眞杉匠に入られて、3番手から捲って1着。捲るスピードは良かったですよね。
内内攻めて抜けた新田祐大も徐々に戻ってきている感じがありました。その後ろから抜けた守澤太志には注目したいですね。
アルテミス賞は、打鐘過ぎにすっと梅川風子の後ろに入った小林莉子の作戦勝ちだったと思います。その読みはやはり素晴らしいですね。
積極的に出た山原さくらも負けたとはいえ見るべきところがあったと思います。そして奥井さん。3着に入ってくるゴール前の切れ味が良かったです。
さて、三日目のメインはガールズドリームレース。
どのようなレースになるのでしょうか?
波に乗っている佐藤水菜に注目は集まるでしょう! 彼女を誰が攻略するのかこの辺りのバトルに注目したいと思います。
ナショナル組の太田りゆも勝たなきゃならんでしょうし、児玉碧衣もガールズケイリントップの意地をここで見せて欲しい。
最近、身体が大きくなった南円佳も見せ場を作って欲しいですね。
■1レース
●1着の犬伏湧也
「1着を取れたことは嬉しいですけど、小倉(竜二)さんと(渡部)哲男さんとラインで決められなかったので、ラインで決めたかった気持ちが大きかったし、もっと組み立てを考えないといけないなと思います。行かないとしかたないと思ったので行ったけど、そこで脚を使って、終始しんどかったですね。根田(空史)さんについていって、ちょっとだけ弛んだところで捲りにいけたことは反応はできているけど、ラインで決めたかったのでそれではダメですね。出切れたことは大きいけど、組み立てを意識して次のレース以降を走りたいですね」
■2レース
●1着の原田研太朗
「(小川)真太郎が引くかと思って車間を空けていたのがちょっと失敗でしたね。自分が連携を外してしまったので、真太郎が踏もうと思ってました。連携を外してしまったけど、ラインで決まってるんで、結果はよかったと思います。ブシ(犬伏)も1レースでいいレースをしてくれて、いいバトンを渡してくれたのでいい流れが来てましたね」
■3レース
●1着の山田庸平
「すんなり中団が取れたので。ちょっと踏み出しはいつもよりはよくなかったと思うけど、バックからはかかっていく感じはあったんですけど、風が強くて前がたれてきた感じだったと思います。けっこう人気だったので、ワンツースリーを決めないといけないなと思いました。西武園はちょっとクセがあって、500バンクでも400バンクでもない感じで、走ってみて悪い感触はないです。いつもと作戦や仕掛けは変わりますね」
■4レース
●1着の武藤龍生
「新山(響平)君が作戦通りに走ってくれました。正直、踏み出しとか口が空いちゃうくらい強烈だったので、後ろからは来れないだろうなって思ってました。バックでもし後ろから来たら止めなきゃって思ってみたら神山(雄一郎)さんが離れていたのが見えたので、車間をつまってきたら牽制をしなきゃとか色々と考えて回って思っていました。1走目だし、集中して走れていたと思います。1走目で油断しないように、また気持ちを入れ直して最終日まで頑張りたいと思います」
■5レース
●1着の小松崎大地
「もっと遅かったら出させないつもりだったけど、ラインで決めるにはギリギリのところかなと判断して引きました。自分が思っていたより3番手に入ってから脚もたまってなくて、もう嘉永(泰斗)君が来ているのも見えたし、ムリヤリ前に出たのを見て、杉森(輝大)君に踏まれたので、それを判断しての(佐藤)慎太郎さんの判断だったと思いますけど、もっとしっかり走れたら、ああゆうこともなかったと思います。修正するべき点がたくさんあるので、修正していきたいと思います」
■6レース
●1着の郡司浩平
「上田(尭弥)がカマしてきたから、それを出させるか出させないかの判断だったので、うまく踏み上げていったところタイミングがあったので、先行態勢に入って、最後までもつように走りました。初日は番手で、今日は自力で感触もつかめたので、次につながるレースができたので、不安な面はなくなりましたね」
■7レース
●1着の松浦悠士
「石原(颯)が自信のある仕掛けでしっかり出切れると思ってましたけど、踏み出した感触は今までとは違ったかなという感触はありました。昨日の重さはいいけど、今日の重さは好きじゃないです。ドリームがかなり感触がよかったので、今日はどうかなと思ったんですけど、1日休んでシャイニングがどうなるかなって思っています。調整はしやすいですし、大丈夫かなと思います」
■8レース
●1着の古性優作
「寺崎(浩平)君に全て任していましたけど、後ろついていて今まで一番強かったですし、今日は寺崎君と松岡(健介)さんのおかげです。自分の調子も悪くはないし、車間空いたし、離れそうでした。体調は、明日休んでどうにかしたいですね」
■9レース
●1着の平原康多
「スタート取りで8割脚を使いました(笑)。前取れたら突っ張ることも作戦の1つであったけど、レースなので、彼の判断に任していました。あそこを慌てて踏まなくても、菊池(岳仁)クラスなら巻き返せると思うんですけど、意地で踏んでくれましたね。並走になって、伊東颯馬君の切り込みがかなり、そこの判断が、ついていって失格じゃないかなと思ったので、最悪はあの位置だったのかなと思います。後ろに武田(豊樹)さんがいるし、なんとかと思って。あとは菊池のたれぐあい、伊藤もどういう風に踏むかを見ていました。ドリームはあんなに何もできないレースはなかなかないなって感じでしたけど、あれで刺激が入りました。今日も苦しいレースでしたけど、菊池も頑張っているし、お客さんも応援してくれているので何とかしなきゃと思ってました」
■10レース オリオン賞
●1着の太田竜馬
「基本、町田(大我)に任せてました。眞杉(匠)君が前に行くかと思ったら、宿口(陽一)さんを捌いて町田が入れればと思ったんですけど、逆に間にすっぽり入られました。眞杉君も踏んで、新田(祐大)さんも内に来ていたので、ごめんと思いながら前に踏ませてもらいました。道中きつかったんですけど、その中で1着を取れたのは手応えありますね」
■11レース アルテミス賞
●優勝の小林莉子
「やっと獲れました!! 逆にガールズコレクション2着が多い選手も、自分しかいないのかなと思います(苦笑)。アルテミス賞も何度も挑戦させてもらって今回優勝できたので、本当に素直に嬉しいです。正直、2番手か3番手が欲しいと思っていて、位置失敗したかなと思ったんですけど、自力の選手たちが位置くるくる変わって、これは打鐘になるかわかんないなって思ってました。(6番についていくと)奥井さんが前にいるので、外踏み合いになっても勝てないと思ったので、一回落ち着いて、内行って、梅川さんの後ろで勝負しようと思いました。正直けっこうきつかったけど、なんとか差せました。厳しいメンバーの中で優勝できたことは自信になります。練習から意識を変えて、やってきたことがつながったと思います。まだまだガールズグランプリに乗るんだという強い気持ちで、追加も頑張りたいと思います(笑)。毎年、アルテミス賞に出させてもらって、なかなか優勝できなくてうずうずしていたけど、やっと投票してくれた方々と一体になって喜べたと思います。来年はもっと位置を狙えるように存在感を出していきたいです。本当にお客様には感謝しています」
●2着の梅川風子
「前を追うか悩んだんですけど、これで待つと出番ないかなと思って迷いながら追いました。前3人自力がいたので、(莉子ちゃんは)そんなに後ろにいるわけないと思ったので、自分の後ろにいると思ってました。莉子ちゃんうんぬんより、自分が最後までもつように走れなかったことが反省ですね」
●3着の奥井迪
「あんな早く来ると思ってなかったから、そこが自分で甘かったなと思います。できたら自分で突っ張りたいと思っていたけど、甘かったですね。そこ迷っちゃったし、ホームで山原(さくら)さんに切り替えられたらと、色々と中途半端でした。投票してもらって申し訳ないけど、ちゃんと先行しなきゃという気持ちがまた新たになりました」
■11日11レース ガールズドリームレース
1番車・児玉碧衣
「(落車の影響は)防府は力が入らないこともあったけど、その後の練習もできれいるし、力も入るようになりました。6年連続1位に選んでいただいたのはびっくりしているし、いいメンバーですけど、まずは気持ちで負けないように頑張りたいと思います!」
2番車・石井寛子
「今年もこの場所を走れることは、投票してくれたお客さんに感謝しかないですね。走り慣れたバンクでどこまで走れるか、楽しんでもらえるように頑張りたいと思います!」
3番車・佐藤水菜
「ジャパントラックカップの最終日のケイリンの失敗の悔しさと練習がよくなかったような気がして来ましたが、なんとか修正したいです。3回目のオールスターで、今回はドリームで3番車に乗れたのは本当にファンの皆さんのおかげなので、結果で応えたいと思います」
4番車・太田りゆ
「サマーナイトフェスティバルからここまで決していい仕上がりとは言い切れないんですけど、やる気はあります! 埼玉県出身は私だけなので、応援もたくさんしてもらえると信じているし、すごく楽しみにしています!! 出走本数が少ない中でこうして選んでもらっていることを感謝していますし、恩返しの気持ちを込めて、しっかり全力で走りたいと思います」
5番車・南円佳
「ここに向けて1番いい状態で挑戦したかったんですけど、練習ではいい感じで来れました。自在に立ち回って、大穴をあけられるように頑張りたいと思います!」
6番車・久米詩
「昨年に比べると成長できているのは感じるので、もっと成長できるようにつとめたいです。ファンの皆さんの投票で走ることができるので、恩返しできるように頑張りたいという気持ちで、勝ちにこだわって頑張りたいと思います」
7番車・日野未来
「手応えは毎走、毎走どんどんよくなってると思います。練習ではベストタイムが出るくらいめっちゃいいと思います。最初は点数が低くて権利すらないところからスタートしたので、アルテミスに選んでもらってすごく嬉しくて、繰り上がりでドリームに乗れたことも、投票してくれた皆さんのおかげなので、感謝して頑張りたいと思います」
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