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この時期だからこそ「初心者レッスン」

こんにちは♬
昨日相方さんの車のバッテリーが上がってしまいまして。
朝出勤前だったのでバタバタして、とりあえず会社まで送っていって、そのあと自転車を届けました(笑)
で、その後夜になって私の車と繋いでエンジンをかけようとしたんですけど、軽自動車からは電力の供給が足りないのでエンジンがかからず、出張イ◎ローハット(近くに住む実兄です(笑)実際ホントに勤務してます)に来ていただいて無事エンジンがかかりました。
その後1時間蓄電ドライブ・・・(笑)
なんだか慌ただしい1日でした。ちゃんちゃん。


さて、先日いつも指導に伺わせていただいている中学校から「1年生を中心にレッスンして欲しい」とリクエストいただきまして、レッスンに行ってきました。
ちょうど3年生が修学旅行前でお休みで、2年生も1人だけ、あとは1年生2人といった感じ。
2年生をどうしようかな〜と思いましたが、一緒に基本の基本を学ぶと同時に見本を見せてもらう役になってもらいました。

この時期、1年生は楽器が決まったばかりでまだほとんど吹けません。
この伺った学校もまだ1年生は楽器が決まって10日ほど。
1人は小学生の時に少し吹いたことがある程度、もう1人は中学生になって初めてトランペットに触れたという子です。

この時期の1年生の指導はとにかく先輩。
先輩の成長材料としても、1年生を教えるっていうのはすごくいいことだと思います。
少ない経験でも、自分の経験を総動員して1年生に伝えるっていうのは、自分の分析にもなりますし、今まで教わってきたことの復習にもなります。

ただ、この時期に間違った知識や間違った吹き方を覚えてしまうと、その後とても大変な回り道をしていかないといけません。
なので、このまだ音が出るか、出ないか、ぐらいの時期にレッスンを入れていただけるというのは私としても嬉しいですし、1年生にとっても、先輩たちにとってもすごくプラスになると思っています。

レッスンの内容としては、
・簡単な楽器の扱い方、知識
・お手入れの仕方
・基本的な息の入れ方や吹き方
・どんなことを気をつけて、どんなことを練習すればいいか
ということを中心にやっていきます。

個人レッスンでは(他に頼れる先輩がいるわけでもないので)当たり前ですが、このプロセスを2〜3ヶ月ぐらいかけてやっていきます。(月2〜3回、1回30分)
が、今回の場合時間をかけてできる訳ではないので、このプロセスを1時間半にギュッと凝縮してやっていきました。

最初の状態としては、2人とも「1オクターブなんてとてもできないです」「何の音を出しているのかわからないし、音が出るときと出ないときがあります」という状態だったのですが、
1時間半後、1オクターブがきちんと吹くことができて、更に簡単な曲まで演奏できるようになりました(笑)
もちろん、今後の練習方法もちゃんと授けてきましたよ。

教室レッスンをしていると、(体験レッスンなどで)30分以内に音が出せる、あわよくば曲が1曲吹ける、というのが初回の目標になっています。
それができるとできないとでは生徒さんのモチベーションも変わってきますしね。。。
なので、おそらく全国の教室レッスンの先生方はその技術をお持ちの方が多いと思います(笑)

先日別の学校でも、1年生を即戦力として使いたい、という学校があり、そこも同じように1年生を中心としたメニューで1時間ほどレッスンをして、後半は2〜3年生を中心にしつつも、1年生の楽譜の読み方、楽譜通りに演奏するためのポイントなどを交えつつレッスンさせていただきました♬
こちらも1年生、かなり活躍できるようになりました〜。

子どもたちって、理解すると動くのは早いんですよね。
だから、こうして最初に今後簡単にできるようにするための知識を身につけるとどんどん成長していきます。

学校の先生方は是非1年生のレッスン、考えてみてくださいね。
そして楽器を始めたばかりの皆さんや、そういうお子さんがいらっしゃる親御さんも、是非是非こうやって一番最初にレッスンを受けるという体験をさせてあげてくださいね。
って、こういうのを伝えたいんですけどね〜。
なかなかこの場で私が1人で言っていても伝わらないので。
周りにそんな方を見かけたら是非ここを見てる皆さん、声をかけてみて下さい〜、よろしくお願いいたします♬

ではまた。ばいば〜い!

トランペット奏者、作編曲家の岩田恵子と申します。 お仕事の話やトランペットの奏法などについて色々と発信していきます♬