見出し画像

丁寧な楽譜作り

こんにちは♬
今日も朝から紅茶をがぶ飲みしているいわたです。

楽譜作りをしていて、とても気をつけていること。

・その楽器の奏法としてそのアーティキュレーションは適切かどうか
・楽器特有の得意なこと、苦手なこと
・時には運指も確認したりする

この3つを気にしながら楽譜を書いています。

特に最初の「その楽器の奏法として適切なアーティキュレーションかどうか」というのはとても気を使います。
自分が管楽器奏者として、演奏した場合に「ん?」と思う表記が多々あります。
音楽としての流れのスラーはとても大切なものですが、やはり自分の作る楽譜は「演奏しやすい楽譜」にしたいなあとつい思ってしまうのです。
だから、管楽器の楽譜は特に「タンギング」という音の切り方をするので、自分で一度演奏してみたりしながら、自然にタンギングのできるフレージングだったり、フレージングがきちんとわかるようなアーティキュレーションをつけることを心がけています。

そして同じく楽器によって得意なこと、苦手なことがあります。
これは参考程度にしているだけです。
苦手だろうなと思うこともあえて書く場合もあるので(笑)
でも、作曲でも編曲でも、極力苦手な音運びにはならないように気をつけています。

でも弦楽器にあまり詳しくないので、弦楽器の曲を書くときだけは自分で実践ではなく、弦楽器の人に聞きまくります(笑)
ビックリしたのは、トランペットをはじめ、金管楽器の人はフラット系が得意なのですが、弦楽器の人はシャープ系のほうが得意な方が多いとか。
(ほんとですか?)
木管楽器でも楽器によってフラットが得意な楽器と苦手な楽器がありますよね。
フルートなんかは音によって音程が取りづらかったりとか。
そういうのも、全部奏者の人に逐一聞いています(笑)
打楽器もそうですね。
効果的にできる打楽器の使い方とか、たまにチェックしていただいたり。
いろんなリズムパターンの動画を漁ったりとか。

運指も同じく。
最近時々クラリネットを吹くことがあって(遊び程度です)、運指の難しさを痛感しています(笑)
なので、初心者向けの楽譜などはクラリネットは左手だけでできる楽譜にしたり、フルートもちょいちょい苦手そうな運指は速い動きにならないようにしたりしています。

全部を一度に気にしているわけではないですが(笑)
ちょっとでも気持ちよく曲が運ぶといいなあと思いながら書いていたりします。

今年も既にたくさん楽譜を書いています♬
みなさんが素敵な演奏ができますように。

ではまた。ばいば〜い!

トランペット奏者、作編曲家の岩田恵子と申します。 お仕事の話やトランペットの奏法などについて色々と発信していきます♬