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「得意・不得意があるのは人間、皆同じ」サポートスタッフ/職業指導員 齋木誠士のインタビュー

こんにちは!
「障がいを特別なものにしない会社」KEIPE(ケイプ)株式会社です。
KEIPEでは、何らかの障がいを抱えて就労が困難になった方の社会復帰を支援する福祉サービスを展開しています。

連載「KEIPEople」(KEIPE + people)では、KEIPEで働く仲間たちをインタビュー形式でご紹介!

今回紹介するのは、サポートスタッフ/職業指導員の齋木誠士(さいきせいじ)です。

サポートスタッフ/職業指導員齋木のキャリアと仕事

齋木誠士
1996年生まれ。南アルプス市出身・山梨県立農林高校・山梨県立農業大学校卒業。卒業後県内の農業法人に勤務。2021年1月にKEIPEに入社。
趣味は映画鑑賞、農業、山登り、温泉・サウナなどインドアからアウトドアまで幅広い。美味しいものを食べ歩いたりするのも好き。

「新しいことにチャレンジがしたい」、そんな思いで転職活動をしていた時にKEIPEに出会いました。

もともと人助けが好きな性格でもあり、「新しいことへのチャレンジ」に加えて「人の役に立ちたい」というのも転職活動の大きな軸でした。

そんななか、

「障がいを特別なものにしない」

というKEIPEが掲げる言葉に深く共感したんです。

実際に話を聞いてみると、メンバーの皆が温かくアットホームな会社だということも感じ、「ここで働くのって、楽しそう!」と、KEIPEへ転職しようと決めました。

現在KEIPEで、提携先企業内で業務を行う施設外業務にて、障がいを持つメンバーの業務サポートなどを行っています。
仕事を通して、メンバーの体調面や、仕事での悩み事だったり、各メンバーが得意なこと・不得意な事を考慮しながらシフト作成をしたり、1日の業務がスムーズに円滑に進めていけるように1人1人寄り添いながらサポートを行っています。
一緒に作業を行う時もあれば、メンバーを信頼し、見守る時もあったり、場合によって様々なので、メンバーそれぞれの自主性や責任感、協調性をはぐくめるように関りを持ちながら業務を行うようにしています。


得意・不得意があるのは人間、皆同じ。

「障がいを特別なものにしない」という言葉にある通り、KEIPEは「障がい」の有る無しに関わらず「誰もがそこにいていい社会」を目指しています。

しかし、そのような社会を実現するのは簡単ではありません。

実際、KEIPEで働き始めてからもモヤモヤを感じることが多々ありました。

「障がいがあるけど、大丈夫か?」

と、障がいを持つメンバーが担当する仕事に対して偏見を持たれてしまったり、

「こういう業務は、できないんじゃないか」

と、やってもいないのに最初からできないと判断されてしまうこともありました。

もちろん、人によって得意なことや苦手なことはあります。でも、得意・不得意があるのは障がいの有る無しに限らず人間、皆同じです。

KEIPEでの活動を通して、そういった偏った見方がなくなる世の中を目指していきたいなと思います。


チャレンジを忘れず、頼られる存在を目指して。

-今後のご自身の目標を教えてください。

KEIPEで働いていて良かったと思う瞬間、それは、

メンバーが成長し、自分から進んで仕事をこなしていく姿を見ることです。

障がいを持つメンバーの中には、世の中からの偏見の目に晒されることによって、本当は実力があるのに自信を失ってしまっている人が少なくありません。

そんなメンバーと日々関わるなかで、少しずつ自信を取り戻し、前向きに仕事に向き合っていく姿を見られることに喜びを感じます。
そして、メンバーが一般就労したとき、KEIPEで培ってきた経験をもとに、いろいろな企業で活躍ができるようなサポートをしていきたいと思っています。

私自身もサポートスタッフ/職業指導員としてはもちろん、たくさんの人に頼られる存在になりたいと強く思います。

そのためにも、私自身も何事にもチャレンジする姿勢を忘れずに生きていきたいです。

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連載「KEIPEople」では、今後もKEIPEで働く仲間たちを紹介していきます。
KEIPEをもっと詳しく知りたい方はぜひHPをご覧ください!



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