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編集者の台所① 二日酔いに効く?アツアツの豆もやしクッパ

みなさん、おひさしぶりです。編集のむ〜です。
暑い日が続いてへばりそうですね。

さて、先日YouTubeで公開した「新大久保街歩き――チャジャン麺編」では韓国食材をいくつか購入しました。

そのなかの韓国とうがらしとアミジオ(アミエビの塩辛)を用いて、韓国料理を作ってみようと思います。私は普段からわりと韓国料理を作るほうですが、マジでヘビロテしているレシピだけここでご紹介します。

豆もやしが主役の奥深いスープ

今回は「豆もやし(コンナムル)クッパ」を作ってみましょう。これは豆もやしが冷蔵庫にあったら必ず作る料理です。ナムルより好きかもしれません。

ハマった理由は手前味噌で恐縮ですが、『食卓の上の韓国史』で読んだからです。この本の中で「コンナムルクッパ」が紹介されていて、読むとただの豆もやし茹でただけみたいなスープ(withごはん)なんですが、めちゃくちゃおいしそうに記述されています。「よし、これは簡単そう」と思っていくつかのレシピを参照しつつ作ってみました。

まず『食卓の上の韓国史』では、コンナムルクッパはビビンバより先に有名になった全州の名物であり、「全州タッペギクク」と呼ばれたと書かれています(第四部第2章)。「タッペギ」はマッコリの慶尚道の方言「濁白」で、酔い覚ましスープとのことです。レシピは以下のとおり。

豆もやしを釜に入れ(干した大根の葉を入れることもある)、そのままじっくりゆがいて、ニンニクの薬味などを少し入れたり入れなかったりする。醤油はソルロン湯と同じで絶対禁物、塩をぐるりとかけ回せばできあがり。

シンプル〜〜〜⤴︎  今現在のレシピは、アミジオで味付けしたりしますが、それでもシンプルな料理なのは変わりません。

作り方

前置きが長くなりました。さっそく作ってみましょう。

今回このへんのサイトを参照して、自分なりにアレンジしました。

豆もやしのクッパ by houtkief
https://cookpad.com/recipe/2643657

https://www.10000recipe.com/recipe/6901667

ペク・ジョンウォン先生の動画「コンナムルクク」
https://youtu.be/SeUG8iRDE_g

ペク・ジョンウォン先生の動画「コンナムルへジャンクク」と「落とし卵」https://youtu.be/Sh8kjldrKf8

材料(二人分)
豆もやし  一袋
ネギ 適量
昆布 適量
にぼし  2~3本くらい
水 1リットルくらい?適量で
アミジオ 適量
塩 適量
ニンニク 好みで
一味唐辛子 好みで
うすくち醤油 好みで
韓国の青いとうがらし 輪切りしたもの適量
卵 2個

材料はこちら

①    鍋に水をいれ、昆布と煮干しをくわえ、30分くらい放置する

②    鍋を沸騰させて、煮干し・昆布を取り出し、豆もやしをどさっと入れます(煮すぎないようにこのあとの動作は手早く)

③    斜めに薄切りした(あるいは輪切り)のネギととうがらしを入れます。卵を割り入れます。

④    うすくち醤油、アミジオ、ニンニクを加えて味を整えて出来上がり。邪道ですが、めんどくさいときはニンニク・卵もなしで、上から岩のりをふりかけたりしてアレンジしてます。

大豆のふくよかな香りが立ち上る滋味深いスープとなります。いや〜おいしい! アミジオの塩っけがいい味出してるんですよね。ちなみにアミジオはサムギョプサルにつけて食べてもおいしいので家にあると便利です。

お店で出されるコンナムルクッパはもっと味が濃くて、細かく切ったイカが入ってたります。新大久保(歌舞伎町)に、めずらしいコンナムルクッパ専門店 「コンナムルクッパともこ」があります。こちらは落とし卵付きの本格派。めちゃくちゃおいしいです。お近くの方はぜひ。

毎日暑いので次回は冷麺にチャレンジしちゃおっかなと思います♪


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