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【イベント案内】『犬に話しかけてはいけない』刊行記念トークイベント「人類学と芸術をつなぐマルチスピーシーズ民族誌の世界!」

このたび、ジュンク堂書店池袋本店にて2022年10月刊行の『犬に話しかけてはいけない――内陸アラスカのマルチスピーシーズ民族誌』の刊行記念オンライントークイベントの開催が決定しました! 

【日時】2022年11月9日(水) 19:30~21:00 →お申し込みはこちら

また、店頭では、11月初頭から関連書目を集めたフェアの開催も予定しています。

現在、人類学のなかで「マルチスピーシーズ民族誌」がさまざまな分野を取り込みながら急速に発展しつつあります。最近では岩波書店の『思想』2022年10月号で「マルチスピーシーズ人類学」特集が組まれたり、出版界でも大きな注目を集めています!

2010年頃に誕生した「マルチスピーシーズ民族誌」は、人間以外の生きもの、そして生きものでないもの、「多種」の絡まりあいのなかで人間について記述考察しようとする研究アプローチです。日本でのマルチスピーシーズ民族誌の気鋭の研究者である近藤祉秋さんは、今回フィールドワークをもとに内陸アラスカの人々のくらしと知恵を一冊にまとめました。その刊行を記念して、本の装画を手掛けたアーティストの大小島真木さんと対談をします!

さまざまな動物たちが川のようになってキラキラと輝く
(装画=大小島真木 装丁=大倉真一郎)

大小島真木さんは、諏訪、インド、ポーランド、中国、メキシコ、フランスなどで活躍する国際的なアーティストです。生きものたちの生と死をマルチスピーシーズ的な世界観のもと壮大で印象的なタッチで描いています。現在、2022年10月13日(木)~12月25日(日)にかけて千葉市美術館で大小島さんの参加・体験型のアーティストプロジェクトを開催中です。


人類学者の近藤先生とアーティストの大小島さんは、アラスカ、インド、日本と異なるフィールドの最前線にいながら「自然との共生」というテーマに取り組んでいます。今回のトークイベントでは、今盛り上がるマルチスピーシーズ民族誌とアートの関係や、本の装画の制作秘話などをお話いただきます! ぜひご参加ください。 

↓ お申し込みはこちら👇 Don’t miss it !

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