2024年10月に売れた本ベスト10!
2024年10月に売れた本をご紹介します。
(2024年9月26日~10月25日までの売上データをもとにしています。)
第10位
■井下千以子[著]『思考を鍛えるレポート・論文作成法 第3版』
▼ 累計5万部超の好評レポート・論文入門書の第3版。
▼ 文献の調べ方・読み方から、型に沿った書き方までを丁寧に解説。
▼ 「引用」時の注意点の追記や重要単語の索引を付し、利便性を向上。
好評のレポート・論文作成手引書の第3版!
旧版と比べて――
● 索引を付すことで利便性を向上。
● 「読む力を鍛える3ステップ」の項目を加え、論理的・批判的に考えて読むことについて段階を踏んで学べるように改良。
● 初学者が迷い易い「引用」について、より詳しく取り上げ、「なぜ引用する必要があるのか」、「コピペはなぜダメなのか」、「どこをどう引用すればいいのか」を、形式だけでなくその目的や意味も具体的に解説。
● レポート・論文を書くにあたって不可欠な「資料」の取り扱いについての記述を増量。
課題内容やテーマに応じた資料の選び方や、ネット・紙などメディア別の機能、特徴、用法を一覧でまとめ、「調べる力」の充実が図られた1冊。
第9位
■平野裕之[著]『新・考える民法Ⅲ 債権総論 第2版』
司法試験には何が求められるのか?
より実戦な問題に模範答案例・法律関係図を追加。
論文事例演習の決定版!
司法試験受験生にも人気の平野裕之教授による論文演習書シリーズ、債権総論の第2版!
↓一部試し読みはこちらから
第8位
■田中泉吏・鈴木大地 ・太田紘史[著]『意識と目的の科学哲学』(慶應義塾大学三田哲学会叢書 ars incognita)
進化論的アプローチで「意識の難問」に挑む
——科学哲学、生物学、心の哲学の学際領域への招待
2024年5月の発売以来、売れ続けています!
私たちの主観的経験に結びつけられる意識。この意識は脳・神経系という物理的な存在から発生するにもかかわらず、科学的な解明が難しいとされる。本書は「意識の難問」に対して進化論的アプローチから挑み、意識科学の方法論の再構築を目指す。
第7位
■石塚壮太郎[編]/『プラットフォームと権力——How to tame the Monsters』(怪獣化するプラットフォーム権力と法 Ⅱ巻)
プラットフォーム権力の統制理論と、その具体的な手法が、憲法や競争法などの視点から検討される第Ⅱ巻!
↓noteで「本講座の刊行にあたって」を試し読みできます。
第6位
■クラウディア・ゴールディン[著]/鹿田昌美[訳]『なぜ男女の賃金に格差があるのか——女性の生き方の経済学』
昨年、著者のクラウディア・ゴールディン氏がノーベル経済学賞を受賞したことで話題になったこちらの本ですが、引き続き売れています!
「男女平等」の先進国アメリカでも、男女の間に残る格差。これは決して人ごとではない——。
女性たちはどのように「家族」と「仕事」を選択してきたのか。ウーマンブ、「静かな革命」、リリー・レッドベター公平賃金法など、20世紀以降を振り返りながら、各職業のデータを経済分析し、女性の賃金の上昇を阻む原因を抉り出す。アメリカのみならず世界の先進国の男女の「働き方」を見直すきっかけとなる。
↓一部試し読みはこちらから
第5位
■北岡元[著]『ネクスト・インテリジェンス——高度情報化時代の「利益を実現する知識」』
私は何を知りたいのか、何を知るべきなのか?
急速なデジタル化により情報の洪水におぼれそうな現代、「判断・行動のための知識」をいかに手に入れるか?
安全保障・ビジネスにわたる代表的な理論と多様な事例を紹介し、新たなインテリジェンス創造モデルを提示する。
必要なのは、より多くの情報ではない、利益の自覚である。
神出鬼没の麻薬王、基地に迫る弾道ミサイル、高圧的な経営幹部と忖度社員、気分が落ち込む不味いコーヒー……。
困難な課題に直面した組織は、いかにして人と人とをつなぎ、「利益を実現する知識」を生み出したのか?
↓「プロローグ」の一部試し読みはこちらから
第4位
■西山隆行・前嶋和弘・渡辺将人[著]『混迷のアメリカを読みとく10の論点』
アメリカのゆくえを決める争点とはなにか?
経済的にも政治的にも分断が進む、超大国アメリカ。
選挙や議会制度のしくみから、中間層の喪失と経済、政治不信、文化戦争、対外関係など、世界が注目するアメリカの課題を、10の論点からあぶりだす。
↓書店フェアも開催中です。
第3位
■内田浩史[著]『現代日本の金融システム——オパフォーマンス評価と展望』
経済学の道具立てを総動員し、過去半世紀の軌跡を検証!
バブルとその崩壊から不良債権問題、世界金融危機など、アップダウンを繰り返しつつ、30年にわたる長期停滞からの脱出を模索してきたわが国の金融システム。その半世紀を顧みることで、システムの何が機能し、何が足りなかったのかを明らかにする渾身の一書!
↓ 序章の一部の試し読みはこちらから
第2位
■高橋義彦[著]『ウィーン1938年 最後の日々——オーストリア併合と芸術都市の抵抗』
フロイト、カネッティ、ウィトゲンシュタイン一家に迫る危機。
1938年2月、ヒトラーの山荘ではオーストリア首相シュシュニクとの緊迫したやりとりが行われていた。
その後の、オーストリア独立を問う国民投票の挫折とナチスによる武力侵攻……。
独立を守ろうとする首相たちや、文化人や芸術家の抵抗や亡命を軸に、
芸術都市ウィーンの緊迫した日々を描く注目作。
↓ 序章の一部の試し読みはこちらから
第1位
■キャスリン・ストック[著]/中里見博[訳]/千田有紀[解説]『マテリアル・ガールズ——フェミニズムにとって現実はなぜ重要か』
ジェンダーアイデンティティとは何か。
混迷をきわめるジェンダー問題を分析し、 平等な社会のための現実的な解決策を提示する。
↓ 「訳者あとがき」をnoteにて試し読みできます。
10月のベスト10は以上の結果となりました☆彡
次に読む本を決める際のご参考に!
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