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2024年4月に売れた本ベスト10!

2024年4月に売れた本をご紹介します。
(2024年3月26日~4月25日までの売上データをもとにしています。)

第10位

■永守伸年[著]『信頼と裏切りの哲学』

人はなぜ、裏切られても信じるのか――。

社会秩序の根源にあって、私たちの生活を支える「信頼」。これまで、哲学、心理学、社会学、経済学で個別に展開されてきた議論を統合し、ホッブズ、ヒューム、カントらの哲学を手がかりに、日常的な事例をもとにその謎めいた力を論じつくす。

↓「序論」の試し読みはこちら

第9位

■河野哲也[著]『レポート・論文の書き方入門 第4版』

▼ 当社最大のベスト&ロングセラーを大幅に改訂!
▼ 高い評価を得た明快さ・簡潔さはそのままに、解説と情報をリバイズ。
▼ 大学での初年次教育、新社会人教育にオススメ!

累計発行部数20万部を超える当社最大のベスト&ロングセラーを、2002年の第3版刊行以来、約15年ぶりに改訂。「テキスト批評という練習法」の解説を充実させ、注の形式に関する説明を整理・更新、参考文献とその解題も一新したほか、著者の講義経験に基づき記述内容もアップデートしました。
好評を博した明快な語り口調やコンパクトにまとまった構成はそのままに、より理解しやすく使いやすくなった、初心者にベストの1冊です。

第8位

■赤木完爾・国際安全保障学会[編著]『国際安全保障がわかる
ブックガイド』

不確実な世界を読み解くために、いま何を読むべきか?

ポスト冷戦時代が終わり、大国間競争への回帰が顕著になった今日、国際安全保障のさまざまなテーマへの関心は広がり、ますます深まっている。本書は古典的名著からテーマ別の重要書まで123冊をとりあげ、背景・概要とその現代的位置づけを明らかにする。第一線の専門家たちによる、国際安全保障を理解するための入り口となるブックガイド。

第7位

■井下千以子[著]『思考を鍛えるレポート・論文作成法 第3版』

▼ 累計5万部超の好評レポート・論文入門書の第3版。
▼ 文献の調べ方・読み方から、型に沿った書き方までを丁寧に解説。
▼ 「引用」時の注意点の追記や重要単語の索引を付し、利便性を向上。

好評のレポート・論文作成手引書の第3版!
旧版と比べて――

● 索引を付すことで利便性を向上。
● 「読む力を鍛える3ステップ」の項目を加え、論理的・批判的に考えて読むことについて段階を踏んで学べるように改良。
● 初学者が迷い易い「引用」について、より詳しく取り上げ、「なぜ引用する必要があるのか」、「コピペはなぜダメなのか」、「どこをどう引用すればいいのか」を、形式だけでなくその目的や意味も具体的に解説。
● レポート・論文を書くにあたって不可欠な「資料」の取り扱いについての記述を増量。

課題内容やテーマに応じた資料の選び方や、ネット・紙などメディア別の機能、特徴、用法を一覧でまとめ、「調べる力」の充実が図られた1冊。

第6位

■小平麻衣子・井原あや・尾崎名津子[編]『サンリオ出版大全 ――教養・メルヘン・SF 文庫』

詩とメルヘン、いちご新聞、リリカ、サンリオSF文庫、映画……

サンリオ創業者の辻信太郎と、詩人のやなせたかしが出会い、抒情とヒューマニズムの夢をのせた出版事業が走り出す。「かわいい」キャラクター事業のかたわら、数々の出版物を世に送り出した新興企業は、他に類のない多彩な文化事業展開をみせ、多くのファンを獲得していった。大量消費時代に先駆けた1960年代から1980年代までのサンリオ出版を、「女性文化」や出版史のなかに位置づける初めての試み。

↓ 編著者のお一人、小平先生の寄稿はこちらから

第5位

■細谷雄一・板橋拓己[編著]『民主主義は甦るのか?――歴史から考えるポピュリズム』

歴史は繰り返すのか――。

ポピュリズムは民主主義をどのように崩壊させていくのか。また衰退した民主主義はどうすれば再生できるのか。現代の難問を解く上で、歴史からのヒントを与える注目作。

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第4位

■河野龍太郎[著]『グローバルインフレーションの深層』

「大いなる過熱」の後に何が起きるか――。

コロナ禍を機に急激なインフレが世界を襲った。第一の原因は、先進各国の大規模な財政政策だ。第二の原因は、インフレを一時的と誤認し、サプライチェーンの寸断など供給ショックに怯えた中央銀行が利上げに出遅れたことだ。今や米国の高金利が誘発する超円安は、供給能力の低くなった日本のインフレを助長し、同時に財政インフレリスクも忍び寄る。局面打開に何が必要か。著名エコノミストが理論・歴史・政治・国際的視点から金融経済の行方を読み解く得心の一書!

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第3位

■クラウディア・ゴールディン[著]/鹿田昌美[訳]『なぜ男女の賃金に格差があるのか――女性の生き方の経済学』

著者のクラウディア・ゴールディン氏がノーベル経済学賞を受賞したこちらの本、今月も引き続き売れています。勢いが止まりません!

「男女平等」の先進国アメリカでも、男女の間に残る格差。これは決して人ごとではない――。

女性たちはどのように「家族」と「仕事」を選択してきたのか。ウーマンブ、「静かな革命」、リリー・レッドベター公平賃金法など、20世紀以降を振り返りながら、各職業のデータを経済分析し、女性の賃金の上昇を阻む原因を抉り出す。アメリカのみならず世界の先進国の男女の「働き方」を見直すきっかけとなる。

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第2位

■パトリシア・B・マコーネル[著]/村井理子[訳]『犬と会話する方法――動物行動学が教える人と犬の幸せ』

翻訳家・村井理子氏絶賛!

カリスマ・ドッグトレーナーが伝授する最高のコミュニケーション術。大の愛犬家である村井理子氏による優れた翻訳で全ての犬好き、動物好きに贈る。「著者は、愛する動物との別れにもページを割いている。その記述を読んだとき、私は自分の犬に対する愛をこれからも大いに語ろうと心に決めた。なぜなら、彼らとの別れ以上に悲しい出来事は、そうそうこの世には存在しないからだ。だからこそ、その日に備えて、今を生きる動物に対する愛を私たちは大きな声で語るべきなのだ。」(訳者あとがき)

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第1位

■佐藤望[編著]/湯川武・横山千晶・近藤明彦[著]『アカデミック・スキルズ(第3版)――大学生のための知的技法入門』

累計12万部を超える大学生向け学習指南書のベスト&ロングセラーを8年ぶりに改版。
ノートの取り方や情報の整理法など、大学生の学習の基本を押さえた構成はそのままに、第3版では最新の情報環境との付き合い方や活用法に関する内容を追加。文献表記の書式についても一新するとともに、既刊「アカデミック・スキルズ」シリーズのどの部分を参照したらよいかについても追記。

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4月のベスト10は以上の結果となりました☆彡

#慶應義塾大学出版会 #keioup #読書

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