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三田文學note

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『三田文學』編集部によるマガジンです。 『三田文學』(発行:三田文学会 発売:慶應義塾大学出版会)という文学の雑誌を作っています。 発行は季刊、つまり一つの季節に一冊、年4回、1… もっと読む
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2023年10月の記事一覧

【イベントレポート】「文芸発信のトポス 慶應義塾」

本日は、以前の記事でも告知していた「文芸発信のトポス 慶應義塾」の当日の様子についてご紹介いたします。 イベントの流れは下記の通りです。 第一部:講演 「慶應義塾と『三田文學』」(『三田文學』編集長 関根謙) 第二部:座談会 「文芸発信の場としてのキャンパス」 登壇者:笠井裕之(法学部教授)、「インカレポエトリ」出身者 〈大島静流(慶應義塾)、小島日和(早稲田)、荒木大(慶應義塾)、國松絵梨(慶應義塾)〉 慶應義塾大学通信教育課程の方々をはじめとするたくさんの方々にご参加

【イベント報告】「これしか書けない――いしいしんじの創作講座」

こんにちは! 編集部員Oです。 以前の記事でも告知していた2023年8月5日(土)、オンラインイベント「これしか書けない――いしいしんじの創作講座」のアーカイブをYoutubeで配信しています。 当日の模様について短いレポートを書きました。少しでも雰囲気を感じ取っていただけたら幸いです。 書くことに興味がある方も、そうでない方も楽しんでいただけると思いますので、ぜひ動画をご覧ください! また、季刊文芸雑誌『三田文學』では、「三田文學新人賞」を設け、新しい才能の発掘にも力

『三田文學』2023年秋季号(155号)のご紹介

こんにちは! 10月13日に『三田文學』2023年秋季号(155号)が発売されました。 ① 今号のラインナップ紹介 今号のラインナップをご紹介いたします。 ② 見どころポイント 今号では二つの特集を組んでいます。題して「久保田万太郎と現代」、「ヘテロトピア群島・沖縄」。 前者では、安藤礼二氏が、折口信夫の視点から万太郎の文業を考察することで、万太郎の表現者としての神髄に迫り、小平麻衣子氏が、戯曲「町の音」を窓口にして、万太郎の戦時の立ち位置を追究するなど、五篇の論