ギセイ×ト×ホンキ

えー、恒君からバトンを渡されました。岩政です。

現在、オリンピックの閉会式を見ながら執筆しております。
パリの演出かっこよくてビビりました。

我が家では、一日中オリンピックが流れていたこともあり、陸上のみならず、多くの競技を観戦していました。どの競技が、選手がこの5年以上の期間をかけてきた熱量が伝わってきて、とても見応えがありました。
ちなみに、僕は、陸上以外では柔道をずっと応援していましたが、皆さんも、陸上競技以外の種目を見た人が多いのではないでしょうか?


前置きはここまでにして。本題に。
今日は、これらのことを綴ろうかと思います。

”犠牲”

僕が、前回のブログで書いたことを覚えている人っていますか?
僕も何を書いたっけって見返したぐらいなので、あんまりいない気がします(笑)


前回は、このような質問をしました。

「あなたは、今、自分の全力の何%努力していますか?」

この問いから、約100日、答えは変わりましたか?
前回読んでいなかったって人は、是非この機会に幹部ブログをいくつか読み返してみてはいかがでしょうか?


前回は結果を出すために、努力度について考えていきました。

今回は別のアプローチをとりましょう。

「皆さん、これまで【陸上】にどれだけ犠牲を払ってきましたか?」

練習がなかったら友人と遊びに行けたかもしれない。
試合がなければ、ここまで思い悩むこともなかったかもしれません。

この競走部にいるだけでも、週に少なくとも20時間弱は拘束されるでしょう。

このように、陸上に払った犠牲について考えると、負の感情が沸々と湧いてくるかもしれません。何を隠そう、僕もその一人です。

しかし、ここから何を考えるかは非常に重要だと、僕は思います。

僕の場合、「陸上にこれだけ犠牲を払ったんだから、記録が出ないのはおかしい」と思い続けてきました。

そして、「ここまで犠牲を払ったんなら、払えるだけ払ってしまおう」と思っています。
一見、陸上に取りつかれた気持ち悪い考え方ですが、皆さんも同じように、または近い考えをもってこの競走部で、努力を重ねているのではないでしょうか?


入学の段階で、多くの犠牲を払うことを承知の上で皆、入部しているはずなので、きっと僕のような人、さらに深く取りつかれてしまった人が大半のはずです。

”本気”


そんな陸上に取りつかれた皆さんに、さらに質問をします。
「どれだけ陸上に向き合えていますか?」


これは、所謂“本気度”ってやつですね。

僕は今まで弱小校にいたので、競走部に入ったとき、様々な環境の変化に驚きました。設備はもちろんですが、特に驚かされたのは、部員の“本気度“です。入部前から全国で活躍してた選手も多く、練習中はもちろん、オフの時間まで陸上に費やす姿勢に驚かされました。

そんな環境の中3年以上過ごし、また幹部となり1on1や日頃から色んな人と話す中で、そういった陸上との向き合い方が、記録に直結するんだと感じました。

例を挙げるとするなら、いつも練習後、部室でバナナを食す彼ですね。

バナナと共に生きる彼とは3年あまりの仲ですが、ここまで陸上に取りつかれた人間はいないでしょう。頭の中は「陸上」と「あいみょん」と、少しの「バナナ」で埋め尽くされているはずです。


部室に最後まで残り、練習を重ね、オフの日も陸上に費やす姿勢は、全部員が見てきたはずです。それが今シーズンの躍進を支えてきたのだと思います。しかし、そんな彼でも、関東インカレでは悔しい思いもしました。

どれだけの“本気度”で臨んでも、理不尽な結果を突き付けることもある陸上競技ですが、多くの場合“本気度”に合った結果が如実に表れます。

最近、オリンピックでトップの選手の活躍を見ていると、自分たちの“本気度”は遠く及ばない気がします。才能にも差があり、本気度でも敵わない。
どれだけの差が現状の僕たちとあるのでしょうか。


ただ、これまで書いてきたように、僕たちは陸上に多大な犠牲を払ってきました。


その犠牲に報いるためにも、自分が望む結果を出すためにも、陸上に“本気”で向き合う必要があるのではないでしょうか?


更なる高みを目指すあなたに。才能の差を感じている暇はありません。結果が出ないと嘆いている時間はありません。

費やせる全てを陸上に捧ぐしかないのです。短長らしく、漫画の1コマを添えて終わろうかと思います。長くなりましたが、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

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104代も残り少なくなりましたが、皆さんの“本気”を見られることを楽しみにしております。


次は、11日の田村にお願いします。

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