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『努力』 山田 英志

先日、自分の前回の幹部ブログがどんなもんだったか参照しようと思って、
「山田英志 慶應」
なんてググってみたら、画像でなにやら自分ではない顔がヒットしました。皆さん一回ググってみてください。さすがだなぁ、と思うと思いますよ。

幹部ブログ第2弾を締めさせて頂きます、副務の山田英志です。
学年は3年ということにしておいてください。3年目、という言い方がいいか。

自己紹介といっては何ですが、ジブリ好きなんですよねって、初手でかましときます。好きな作品はその時々によって変わってしまうんですが、今は平成狸合戦ぽんぽこと耳をすませばがオキニです。ジブリ好きな人、僕のところまで。

1か月くらい前に、主務の吉川さんが鈴木敏夫展に行ったそうで、そのお土産にカオナシのTシャツを買ってきてくれました。よくそれ部室で着てるんですが、全マネの柳君は、早くも僕のことを「ジブリさん」と呼んでくれています。初対面、会話2ラリーくらいでこの呼称。距離の詰め方、素晴らしいと思います。

図 1. ちなみに自分のLINEのアイコン「海が聞こえる」。ジブリです。駄作って言われてますが僕は好きです

さて、関東インカレお疲れ様でした。他の幹部と同様、今年の関東インカレの振り返りができればと思います。
このブログがまわってくる1週間くらい前から、なんとなく継続とか努力とかの話題で書こう、と思っていて衝撃の昨日。山田直弥「継続の継続」。やられました。今この大事な時期に、コミュニケーションをとらずして同じことを考えていたのは少し嬉しくなりましたが、いやでもやられました。テーマ変えようかなとも思いましたが、せっかくなので、昨日直弥のブログを踏まえた話をさせて頂きます。



山田がふと、きになったこと

「(筑波の)鵜澤くんてさ、練習の鬼なんだってね。練習終わりに坂ダッシュとか3,40本行っちゃうらしいじゃん」
関カレ中、たまたま国立にふらっと来た知り合いの言葉、リフトオフ。そうみたいですね、と僕は添えました。

ふと気になりました。努力と結果って結びつくのだろうか、と。
今まで、努力と結果は結びつくのか結びつかないのか論争は、多くの人の机上にありました。結びつくのであれば、例えば受験で全落ちしちゃうのは努力してなかったのか?ってことになるし、結びつかないのであれば、長者番付とかに載っちゃう成功者は天才か運強なのか?ってことになる。
この問いの答えではないですが、先に鵜澤さんのことを想像したことがあったので、先述します。それは、

本人が努力してない努力家が一番強い。そんな気がしました。

つまり、好きでものすごいやっちゃってるタイプ。本人は好きでやってるから努力とも思っていないけれど、他の人から見たら気持ち悪いくらいにやっていて「ストイック」って言われるから本人は???って感じ。
僕、二外朝鮮語を取ってるんですが、去年恥ずかしながらCでやっとこさ単位きました。期末一発だったのでその前、血吐く位死ぬほど勉強しました。結果単位きてよかったはよかったですが、普段から韓ドラ見まくってるオタク女子達には歯がたちませんでした。
僕冒頭にも書きましたけど、ジブリ知識でおそらく引けを取ることないと思うのですが、ここに関して努力のどの字もしてません。
命削るくらいの努力も、好きという感情には勝てないんだなぁって。

鵜澤さんも、こういうタイプじゃないかなぁって、勝手に想像しました。違ったらごめんなさい。でも、自分が記録を出したいという欲望や、出さなきゃいけないという一種の義務感よりも、自分の専門種目がただただ好きでそれを極めた漢になりたい、くらいの感情の方が勝る。そういったモチベーティングって、どうなのでしょうか?

図 2. ストイックな漢たちの背中。物食ってないから小さい。


結論のような結論じゃないような

先ほどの自分で投げかけた問いにまだ答えてませんでした。
努力と結果は結びつくのか否か。
「努力すれば報われる?そうじゃないだろ。報われるまで努力するんだ」/メッシ
「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない」/王貞治
 
このスタンスが適当なんじゃないでしょうか。僕たち陸上競技は、レースや投擲、跳躍と、必ず相手がいる。その相手よりいかに努力できたか、いうもので、自分で自分の努力を評価してはいけない気がします。結果が伴ったら努力をした、結果が伴わなかったら努力と呼べるものをしてなかった、結果ありきの努力かなぁと思います。だから一言「努力しなさい」ほど難しいものはない。
 
中でも、直弥のいう継続の継続が、努力の中でも一番難しいもののように感じます。
ここからは僕の持論というより、昨日の直弥のブログを補足するように書きます。

「小さなことを重ねることがとんでもないところに行くただひとつの道に感じる」

イチロー

高校の校長がこの言葉好きで、耳タコなくらい朝礼で聞きました。野球選手のイチローの言葉です。イチローは毎日練習終わりに千本ノックをやる。どんなにめんどくさいと思っても、そういった小さい努力の積み重ねが、大きい結果として現れる。だから君たちも地道な努力をして縁の下の力持ちになってくれ!とかなんとか言って宿題くそ出されて。
って話は置いておいて。

「めんどくさいことは、できること」

中1の時の担任

中1の時の担任の教師が、入学式初日にこの言葉を言っていたのを覚えています。どんなにめんどくさいことでも、それは面倒なだけで不可能ではない。もしそれがやらなきゃいけないことなら、この言葉を頭に浮かべて自らぶつかりに行ってほしい、と。
上記2つを引用させて頂きました。
 
容易なことでも難解なことでも、継続できる人間というのは、結果を残せるし、強い。本当にそう感じます。


気づいたらあと1か月で早慶戦です。我等運営チームも、ギアを一つ上げます。
 
7月6日まで、何ができるか。できることは数少ないかもしれないけれど、2週間でも3週間でも積み重ねられたら山となる。皆さんが力を存分に発揮できる大会を、僕らは作ります。
 
各々、頑張っていきましょう!!


図3. 解放のドラムを鳴らす猪爪


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