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4年生引退ブログ④『貢献』竹地政哉

平素よりお世話になっております。
4年の竹地政哉です。

4年間の大学生活も就職活動が終わり、引退ブログを書く時期になっていることに、驚きを隠せません。「引退ブログ」という漠然としたテーマと、1月までに全く終わる気がしない卒業論文について頭を悩まされており、全く筆が進みません。さらに、1番手の𠮷川くんが想定を超える長文を書いたせいでかなりハードルが高くなった気がします。研究室の中間発表中に考えましたが、書く内容が思いつかずに終わってしまいました。

考え抜いた結果、ありがたいことに、本当に数多くの試合に出させて頂けたので、その経験について書きたいと思います。
何も取柄がない自分でしたが、林さんや木村さんのおかげで、入部当初から試合に出させていただきました。最初は打撃での貢献は全くの皆無で打順は9番だったので、セカンドとして守備でなんとか貢献したいという思いで、課題練はノックをしていた記憶しかありません。

そんな中で、初のリーグ戦をノーエラーで終え、その後のインカレ予選(東大戦)で全21アウトのうち7アウトを自分が取り、勝利に貢献できたことは一番記憶に残っている試合です。(蛭田が登板してからは点差が縮まったことによる緊張で吐きそうになり、あまり覚えてませんが)こうやって、チームに迷惑をかけないように、そして微量でもチームに貢献できるように練習してきたおかげで、高校球児の時に守備でレギュラーを外された自分が、公式戦通算1エラーでソフトボール人生を終えられそうなことは我ながらとても誇らしいことです。

3年になってからは一部残留へのプレッシャーと、執行代で数少ないレギュラーとしての責任で純粋にソフトボールを楽しむことはできませんでしたが、入れ替え戦やインカレ予選等の刺激的な試合に出場できたことは何物にも代え難い経験だったと思います。あんなに寿命が縮むような瞬間はそう簡単に経験できるものではないなと振り返って感じます。

ただ、今思えば一緒に朝早くから練習してきた仲間の代表として、試合に出場することは楽しみより不安の気持ちの方が大きかったですし、自分のおかげで勝てたことより、2部降格を含めて自分のせいで負けたことの方が多かったと思います。そんな中でも、信じて試合に使ってくれたことであったり、不平不満があった仲間もいたと思いますが、試合で思う存分プレーできるように動いてくれたことはとても有難いことです。その信用や責任が向けられていたからこそチームに貢献したいという情熱を燃やし続けることができました。最後の学生生活でこうやって、仲間の力のおかげで「貢献」することの真意を体感できたと思います。引退、卒業後もこの言葉を心に刻み続けたいです。

また偉大な先輩方と最強の後輩達のおかげで楽しいソフトボール生活をおくれたことと、2回もインカレ出場できたことは感謝してもしきれません。先輩はもちろん、尊敬できる後輩達に出会えたことで入部して良かったと思いますし、入部してくれてありがとうと言いたいです。人数が減ったり増えたりしながらも一緒にやり切った同期にも感謝です。結果も残せず、後輩に迷惑をかけてしまった代でしたが、あともう少し一緒にやり切って終わりましょう。

最後になりますが、小学校4年生から高3までの野球と大学でのソフトボールを合わせて、13年間続けた学生スポーツがもうすぐ終わってしまうことへの寂しさはあります。しかし最後の集大成として次の二つのことをみんなと達成して終われたらなと思います。

・2年前果たせなかったインカレでの勝利
・一度も勝利できていない日体大,早稲田,国士舘からの勝利

練習試合も含めて100試合以上出場して個人の成績に満足してるかと言われたらそうではないですが、(特にホームラン打てなかったことはかなり悔しいです)最後はチームの勝利以上に優先する自分のプライドはないので、個人的にはこの目標を設定しました。インカレで引退する同期もいますが、今年のインカレ予選と入れ替え戦をしょーもない怪我で出られなかった後悔と、2年前の元気さんや去年の山西さんが最後のリーグ戦で見せてくださった情熱的な姿を自分も伝えられたらと思い、リーグ戦までチームに残り、「貢献こそ活躍」の心意気でこの2つを達成したいと思います!

『貢献』

竹地政哉

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