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仕事がデキない人間がデキる風に見せるテクニック&スタンス3選

おはようございます。外資系メーカー勤務の25歳、好きなゼリーはクラッシュタイプの蒟蒻畑です。仕事はどっちかというとデキません。どれくらいデキないかというとGoogle翻訳でパキスタン人のCountry Manager向けのデックを作るくらいヤバいです。Googleの営業は嫌いだけどエンジニアはマジ神。

あなたは仕事がデキますか?

突然ですが諸兄、あなたは仕事がデキる方ですか?デキない方ですか?このnoteを読んでいるということは恐らく8割、いや9割の方が輝かしいキャリアを歩み、今日もLinkedinの外人リクルーターから「Hi, I hope you are well today...」で始まる、魅力的なオファー付きのメッセージを受け取っているかと思います。

ではこのnoteは残りの1割、仕事は振るわないけど高画質化アプリreminiでインスタグラマーのおっぱいをミエル化する才能はある、という方向けにあります。つまりおれらの話をしますね。

仕事がデキる、デキないとは

もうザックリ行くと「デキる・デキない」とは

「こいつなら任せてOK」社外に向けて思われることに尽きると思ってます。

「こいつなら任せてOK」とは

「〇〇さんだから買うんですよ・お任せしようと思ったんですよ」って、営業として一番言われたい言葉ですよね。バイネームで仕事が取ってこれることの証明。第一の男の勤めていた外資系金融機関なんかではこう思われる営業マンでないと生き残って行けないとも言われています。

当然デキないおれらはバイネームで仕事が取ってこれる境地になんていません。会社の看板がなければ仕事なんて到底ありません。会社の看板すら危ういかもしれないおれら。

そんなおれらがまず目指すべきなのは、「こいつなら任せておいてOK」というレベルです。担当として正直替えは効くけど、指名替えしようとは思わない。リプレイス余地はあるけど、コンペは発生させようと思わない。最初はそういうレベルから進めていきましょう。

「社外に向けて思われる」とは

①社外での評価はアホひどいけど社内評価はゲロいい人

②社外評価はマジイケてるけど社内評価がクソな人

①のタイプの人間、結構いるんじゃないでしょうか?客になんか融通が利かないなーって思われるけど社内に優しく負担を強いない人。一方②は客を優先し社内の無理めな調整を通すサイコパスブラック企業の住人タイプ。

おれらは②の住人になるしかありません。デキないんだから社内と社外の評価どっちも追いかけるなんてやめて、批判覚悟で人間性を捧げましょう

客の無理な注文をいなすスキルセットと客の無理な注文を社内で動かして実現していくスキルセット、必ず後者の方が活きます。なぜなら前者は人を動かさない為のスキル、後者は人を動かす為のスキルだからです。

一点勘違いすべきでないこと、それは、人を動かすには居丈高に命令したり押し付けたりしろということでは全然ないという点。20代のペーペーが社内を動かしていくためにはどうするか、頭下げまくったりゴマすったり、選択肢を多く持って人を動かしていってください。


こっから下がそういう人間に思われるための小手先のテクニックです。付け焼刃でもあり本当に小手先です。ただ付け焼刃ですらたくさんついといた方がいいんです。それしか道がないのであればそうしよう。そうあれかし。


①イエスから始めるけど期待値は下げる

キリスト教原理主義の話ではございません。すべての返事を肯定的に始めてみるというだけの単純なテクニックです。無理難題に対して「やってみましょう」というスタンスで常にいろということです。デキないんだから断ってても何も始まらないので。

一点はイエスマンになるということとは明確に違うということです。イエスと言った後には期待値をきちんとコントロールしなければホラ吹きで終わっちまいます。納期を短縮するならクオリティは下がるし、クオリティを上げるなら価格は上がるのです。

正直言ってブラックな労働環境に陥る紙一重なスタンスです。ただデキない人間がデキない言い訳を並べ立ててもデフレスパイラルになっちまうんです。

②「弊社」と「個人」で分けて話をする

弊社としては〇〇ですが個人・現場としてのご提案は〇〇です」

「本来であれば個人的に〇〇とは思っていますが、弊社としては〇〇せざるを得ません」

これは人によっては受け入れられない話法ですが、メタ的に会話を進めるテクニックです。貴方が若干信頼されている営業であれば、「弊社」を悪者にして「個人としては」の提案を出すことでバイネーム営業に段々近づけます。逆にヤバい提案とかを弊社のせいにして逃げることもできます。

①個人としては客に寄り添いたいが、弊社がそれを許さない、というシナリオ

②弊社としてはこうだが、正直個人・現場としてはこうした方がいいと思っている

2種の使い方があります。①を乱発してると単なるアホと思われますが、個人的に寄り添ってくれる営業は信用されやすいのです。

③その場にいない人や事象のせいにする

②に近いですが敵と生贄は常に「外」に持っておいた方がいいです。「外」とはその場にいない人・関わりの少ない人、という意味です。

同僚がミスをしたとします。デキない人間は直接詰めることは決してしないでください。同僚の前では無理言ってきた客、そのまま通した上司、業界の悪しき風習のせいにしてください。上司の前では客のせい・業界の悪しき風習のせいにしてください。客の前では同僚のミスという原因をしっかりと説明したのち、自分のせいとして謝罪してください。

客のせいにしては絶対ダメ。弊社のミスを弊社内で転嫁して説明するのも正直印象はよくないので、その場で生贄に捧げるべき最善の人間を生贄に捧げてください。

なぜ直接詰めることをしないのか、それは自分がミスをしたときに逃げ場がなくなるからです。

おわりに

これらのテクは正直使用する人間とシーンを選びますし、八方美人、二枚舌の爬虫類野郎と思われることも多々あるかもしれません。ただ仕事がデキる風に見せる活路たりえる、おれらの勝つ道なのです。がんばろうおれら。さっさと仕事を切り上げて、ウーロンハイでも飲んでいこう。


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