ハンデなんていらない

こんにちは。3年の前田大河です。

8月ももうすぐ終わりですね。8月18日に誕生日を迎え、更に歳を重ねたからか年々と時が経つのが速く感じます。

自分は8月の強化期間から選手兼マネージャーとなりました。まだ長距離マネージャーは多いため、自分のやる仕事といったらビデオと給水ぐらいです。ですが、4年生が引退したら、自分の仕事量も増えてくると思うので、先代の野村さんのようにバリバリ働けるように頑張りたいと思います!

ここでふと、この文章を誰が見ているのか考えてみました。今まで適当に書いていたので、そんなことは気にしていなかったのですが、改めて考えてみると、チームメイトでしょうか、それとも家族、OB、OGの皆さんでしょうか。色々考えていると、受験生も見ているのではないかと思い、今回はその人達に焦点を当てて書いていこうかなと思います。(自分も実際、東大の長距離のブログを時々見ながら受験勉強していました。)

夏休みは受験の天王山と言われる程、受験勉強にとって大事な時期だと思います。しかし、夏休みの後半になると前半と比べ勉強するのが億劫になってくると思います。そこで、少し勉強するのが面白くなるような(人によっては面白くないかもしれませんが…)取り組みをご紹介していきたいと思います。

その取り組みというのは赤本で大学側が何を意図にその問題を出しているか考えてみることです。自分は大学受験では東大を志望していていました。現役時代はただ闇雲に問題を解いていたのですが、浪人時代では予備校講師の教えもあり、東大が出す問題の意図まで考えるようになり、受験そのものが面白くなりました。特に国語、英語、世界史の問題は東大が伝えたいメッセージが色濃く出てるのではないのでしょうか。(数学などはメッセージがあるか少しわかりません…)

ここで例として英語の問題を挙げたいと思います。それはseif-handicappingについての要約の問題です。このseif-handicappingとは自分で自分自身にハンデを負うということです。なんで、自分でハンデを負うのでしょうか。それは、ハンデを負うことで、他の人に勝った時はハンデがありながらも勝ったことで称賛され、一方負けたとしてもハンデがあったからしょうがないと、勝っても負けても損はないからです。

この問題を出した東大のメッセージとしては、東大受験生にこんな行為していないかと皮肉をこめて問いたり、またはこれから日本、世界を担う人としてこんな行為はせず、正々堂々と勝負してほしいという要望でしょうか。人によって解釈は違うと思いますので、勉強の休憩時間に少し考えてみると面白いかもしれませんね。

自分はこのseif-handicappingの問題から今の自分の状況(選手兼マネージャー)を考えて、この選手兼マネージャーがseif-handicappingではなく、自分が強くなる手段の一つだと言えるようにしたいです。つまり、「マネージャー業をしていても」速くなるのではなく、「マネージャー業をやってたから」速くなるようにしていきたいと思います。実際、選手のビデオ撮影を行なっている結果、選手を俯瞰して、選手同士を比較できるようになりました。Aチームはこうゆう動きだけど、Bチームはこうゆう動きになっているなぁなど比較することで強くなる為にはこの身体の動きが必要なのだということが分かってきました。今後もマネージャー業を通じて強くなっていきたいと思います。

次は怪我から復帰し、徐々に練習に取り組み始めている前田拓海です。

箱根駅伝予選会まであと51日!


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