今日無事仮免取れました

こんにちは。葛西です。
最近はトレーニングも順調に積めており、満足のいく日々を過ごしています。次のレースでの大幅なベスト更新も現実味を帯びてきているので、このまま好調を維持できたらと思っています。

近況報告はこのくらいにしといて、ここからは、いよいよ来週に迫った箱根駅伝予選会についてお話しさせていただきたいと思います。

僕はメンバーから外れてしまったので、当日はチームの応援をすることになります。僕はまだチームに合流して4ヶ月ほどなので、予選会に特別な思いを抱き、何年もきつい練習を積んできた先輩方に対して半端なメッセージを送ることはできませんが、当日は全力で応援したいと思います。

ここで、ふと思ったことがあります。僕のチームに対しての役割はなんだろうということです。ただ応援するだけでは、陸上ファンの方と同じなのではないか、そう感じたのです。

僕は今まで、駅伝でメンバーから外れたことは何度もありますが、それでチームのために何かできることを探して実行したことはありませんでした。単純に悔しかったのもありますが、走ること以外で何をすればチームのためになるのかわからなかったのです。

これは駅伝に限らないと思いますが、チームスポーツにおいてメンバー、補欠、メンバー外全員が同じ気持ちになっていないと目標を達成することは厳しいのでないでしょうか。綺麗事かもしれませんが、そうであってほしいとも僕は思っています。

今の自分にできることはなにか。当日走る人と同じ気持ちを持つのは当たり前、他に自分にしか果たせない役割はないか...。色々考えた結果、自分は選手であるという当たり前のことに気づきました。自分は選手であって、走りで結果を残し、チームに貢献するのが仕事だと。ただの陸上ファンではないのだと。でも今は予選会で走りで貢献することはできない、でも走るしかない。だったら日頃のジョグやポイント練はもちろん、走る以外の面でも今まで以上に覚悟を持って取り組むしかない。

そこから僕の考えは変わりました。今までも決してだらけていた訳ではありませんが、より一層競技に時間をかけるようになりました。練習後の流し、振り返り、入浴後のケアなど、小さなことではありますが、できることはやろうと思いました。

このように意識を変えると、走りにも良い影響が出て、ポイント練で離れそうになっても、これがレースだったら簡単に離されていいのか、と今までよりもう一踏ん張りできるようになりました。ジョグも、ただこなすのではなく、1キロ1キロを大切にしようと思えるようになりました。

チームスポーツでレギュラーから外れた選手は何をすべきか。僕は今まで以上に競技に打ち込むという答えを出しましたが、これは正しいかもしれないですし、もっといい答えがあるかもしれません。世の中わからないことだらけです。

5000m16分台の僕が箱根駅伝に挑戦するなど、親ですら真面目に考えてくれなかったでしょう。でも未来のことなんてもっとわかりません。もしほんの少しでもチャンスがあるなら、それに賭けたい。そう思って僕は大学での競技続行を決めました。今はチームが予選会を突破すると信じて、箱根本戦の16人のエントリーメンバー入りを目指しています。口にしないと始まらないですからね。僕も頑張ります。

少し自分語りが過ぎました。ここらへんで次のランナーへ襷を繋ぎたいと思います。次は菊池君です。彼といるとどんな無謀な挑戦でもなんとかなってしまう気がします。

箱根駅伝予選会まであと9日。

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