自己紹介新入生⑤杉森星彦
初めまして。佐藤瑞くんから引き継ぎました長距離ブロック1年の杉森星彦です。瑞は速いチームで練習をこなしており、同期として日々刺激を受けています。では、軽く自己紹介から。
名前 杉森星彦
出身 群馬県高崎市
高校 群馬県立中央中等教育学校
学部 理工学部
趣味 食べること、野球観戦、温泉
僕は食べることが好きですが、いろいろあって体重が増えてしまい現在ダイエット中です。このブログを読むと理由は分かっていただけると思います。ですが、キャンパス周辺は誘惑が多くなかなか痩せられません。
自己紹介はこれほどにして、今回のブログでは僕の競技人生と慶應競走部に入部した理由について書きたいと思います。
僕は幼少期から箱根駅伝を大手町で観戦し、いつか自分も大歓声の中あの場所で走ってみたいと思い小学5年から陸上を始めました。自分の頑張りが明確に結果として現れる陸上に魅力を感じ、中学校から本格的に取り組み始めます。中3では目標としていた全国大会に出場することができました。しかし、結果は800m・1500mともに予選落ちと惨敗。持ちタイムはよかったにもかかわらず、全国大会の雰囲気や強い選手に圧倒され、自分の実力を出し切れず終わってしまいました。大舞台で実力を発揮することの難しさや自分のメンタルの弱さを実感しました。この悔しさを忘れず、高校では全国の舞台で勝負したい、そう思い高校でも競技を続けることを決意。しかし、現実はうまくいかないことの連続でした。
ライバルたちが強豪校に入り飛躍的にタイムを伸ばしていく中、僕は中学のベストすら更新できない日々が続きます。高1の夏にシンスプリントを発症し、走っては痛くなりを繰り返して約半年間まともに走れませんでした。やっと痛みが出なくなり、調子も上がってきたときにコロナが流行し次々と大会が中止に。高2の秋の関東新人でなんとか結果を残すことができ、最後の高校総体に向け、冬季はかなり走りこみました。しかし、高校総体の1か月程前にシンスプリントが再発。練習量を落とそうとしたものの、最後の大会にかける強い思いや焦りがあり、つい無理を重ねてしまった結果、気づくと歩くのも痛いくらいに悪化。欠場せざるを得なくなりました。
その後は受験勉強に切り替え、陸上で全国の舞台に届かなかった悔しさから、勉強では日本のトップの大学に入りたいと思い東大を目指して猛勉強しますが、結果は2度も不合格。
自分の高校時代を淡々と書いてきましたが、なぜこんなにもうまくいかないことが続くのだろうかと自分が嫌になりました。陸上に関しても、怪我の連続、高校最後の大会の欠場など苦しい思いばかりしてきたため、大学で陸上を続けようかずっと悩みました。しかし、箱根駅伝に出たいという思いはなかなか捨てきれず、慶應の競走部に入部します。慶應を選んだ理由は、高3の頃怪我で苦しんでいた時に保科さんに声をかけていただいたこと、最高の練習環境があること、箱根駅伝出場という自分と同じ目標を持った仲間と練習できることなどがあります。入部してから約1か月経ちますが、現在は怪我や受験勉強による2年間のブランクがあり練習についていくのに精いっぱいです。ですが、いつも一人で走っていた高校時代とは違い、自分よりも速い仲間と走ると不思議と頑張れます。量・質ともに充実した練習ができていて、恵まれた環境で陸上に打ち込めていることに感謝しています。
最後に、今後の目標を宣言してブログを締めようと思います。この1年の目標は、夏合宿を含め1年間怪我をせず練習を積むこと、できるだけ早く自己ベストを更新すること。4年間の目標は、チームで箱根駅伝に出場し、小学生のころ現地で観戦した10区を走ることです。4年間努力を積み重ね、目標を達成します。応援よろしくお願いします。
次回は野田大晴君です。彼は先日の六大学でいち早く公式戦デビューを果たしました。僕も早く試合に出場できるよう頑張ります。では、よろしくお願いします。
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