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真維ちゃんから引き継ぎました。3年生の田口です。今までは、タイトルを長々と書いて遊び心を持って書いていたのですが、先輩たちが抜け最高学年になるということで、ひとまず今回は真面目な内容を書いてみようかなと思いました。だから、タイトルも短めにしました笑

去年の予選会~寝坊した日

去年の第99回箱根駅伝予選会において念願の出走が叶いました。2年生になって考えていたことは「テレビで予選会を見るのは悔しかったから、今年こそ走りたい!」ということでした。陸上を始めて1年目だった自分に分かりやすい目標が出来、それを目指して日々の練習に打ち込んでいました。しかし、文章でも分かるようにこの時の目標は予選会に出走することだったので「このタイムで走ってやる!」とか「何位で帰ってくる!」という具体的な目標を決められずに走ってしまいました。当日は正直、たくさんの選手、独特の雰囲気が楽しく走れたことに満足していました。
予選会後、学連記録挑戦会出場のために5000m15分を切らなければならないということで急いで練習を再開しました。しかし、1年間予選会を走ることを目標にしていた自分にとってその時期の練習には上手く身が入りませんでした。もちろん、手を抜いているわけではなかったのですが、予選会前のメンバー入りをかけた練習の時のような貪欲さがなかったなと今になって思います。
その後、学生ハーフがあったので再び練習に熱を帯びるようになりましたが、4月のある日の朝練で寝坊をかましました。それをした時に、寝坊をした自分に対して予選会の悔しさが行動に全く出ていないと感じ今すぐ自分を変えなければと思いました。
そこから1番大事にしたことは“朝練は5時前に起きてウォーミングアップをしてから集合する”ということです。高校時代の積み重ねがない自分にとってここでトップ選手に追い付かなければいけないと考えて始めました。早起きがすごく苦手だったのでこれを続けているうちに大抵のきついことには耐えられるようになりました笑

だいぶ飛んで夏合宿~予選会

夏合宿に至るまでにも色々あったけど長くなりそうなので割愛!意識が変わったことで練習も段々こなせるようになってきて、こなすことではなく何を目的に練習しているかということを考えられるようになりました。そうする内に、予選会でチームのタイムに貢献しなければ、という考えを持つようなりました。そして、調子に乗って自分の中でひっそりとBチームは自分が引っ張ると思って夏合宿に臨みました。色んな練習で引っ張っていたのはそんな理由からです。
けど、夏合宿を終えた予選会前の富津の練習で中々うまくいかなかったときは普通に気分が落ちました。練習で一喜一憂するなと言われていましたが、めちゃくちゃ憂してました。6号部屋で慰めてもらっていました。でも、またそれをきっかけに調子を上げて予選会本番を迎えることが出来、当日は、ただひたすらに1秒でも前に、ということだけを考えて走っていました。1年間取り組んできたものをぶつけて走ったから結果を見た時に、2年生時の予選会とは違って、涙も出ました。

これから

今年、自分は自己ベストを更新したのはハーフマラソンのみです。多分、チームの中で1番記録会に出させてもらっているのに、5000m、10000mとタイムを全く更新せずにここまで来てしまいました。トラックは苦手だからと甘い考えを持っていたから今年の予選会で詰め切れませんでした。だから、これからはそんな考えは捨て、5000mでも10000mでも結果を出してチームに貢献できるような存在になっていこうと思います。
これまで、「大学から陸上を始めた」や「高校までサッカーをしていた」と選手紹介の時によく使われていましたが、そんな自分も4年生になります。初心者ではなく、むしろ競技者としては集大成です。結果を出すことに拘って関カレ、全日本予選でも戦えるような選手になります。

長かったですが読んでくれてありがとうございました。
いつものふざけた感じじゃないからちょっとびっくりしてるかもしれないけど、田島には大丈夫か!
キャプテン、次頼んだ!

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