お前もヒーローにならないか?
こんにちは。あべりくから引き継ぎました、2年の尼子夏年です。
少し間は空きましたが、あべりく10000m塾記録更新おめでとう。
現地で直接その走りを見ることはできませんでしたが、インスタライブでしっかりと見ていました。
そして改めてスパートエグいなと感じました笑
残り2000mで仕掛けて後続を引き離し、ラスト一周は61秒台。
自分は中学生の頃から彼のスパートを見てきたので、「ラストもう1段階上がるな」くらいの想像はしていたのですが、それを容易に超えてきました。
気づいたらどんどんと差が開いてしまっていますが、ここから必ず巻き返していくので🔥
長い離脱期間
さて、このように同期が目覚ましい活躍を見せる中、自分はというと、10月の頭に練習から離脱し、現在もまだ復帰できていないという状況です。
MRIの結果から腸骨の疲労骨折と診断され、12月からまた少しずつ走り始めていたのですが、ちょっと距離を増やすとまた別の場所を痛める、というのが続いています。
タイムが出やすい秋シーズンの記録会に一つも出れないのはかなり悔しかったですが、それでも心の中では3月の学生ハーフに間に合えばいいと思っていました。しかし状態が一向に上がらないまま時間だけが過ぎ、学生ハーフもベストな状態で臨むのはかなり厳しいのでは、と考えるように。
そしてこのネガティブな思考はもっとネガティブになり、一時期は予選会にすら出走できないのでは、と思うようになってしまいました。
学生ハーフに出れなければ予選会に出場できないなんてことはありませんが、当時は、自分が予選会、そして箱根路を走る姿を想像することさえ出来なくなり、完全に自信を喪失してしまいました。
二つの自信
大手町に現れたヒーロー
そんな心境で迎えた箱根駅伝。
1日目は今年も2区の走路員。多くの声援を浴びながら走る選手の姿はやっぱりかっこよかったし、やっぱり自分も出たいという気持ちにさせてくれました。ただ、それ以上に感じたのは、今の自分との圧倒的な差。動きや体つき、何もかも自分とは比べ物になりませんでした。
2日目は9区の走路員をやり、仕事を終えたらすぐに大手町に向かい、貝川さんの応援に。
去年は走路員の仕事の関係で田島の応援に行けなかったので、チームメイトを沿道で応援するのは初めての経験で、なんだか緊張しました。
そして、そんな中現れた貝川さんの顔はどの選手よりも自信に溢れていました。ケア部屋で談笑しているときや、皿洗いジャンケンに負けて萎えているときの貝川さんとは別人でした笑
思えば、貝川さんは3年生までは誰よりも怪我していたと思います。それでも諦めず練習を重ねたことで、4年では離脱することなく走り切りました。箱根路で見せてくれた16年間の陸上人生の集大成は、自分にとって本当に大きな自信になりました。ありがとうございました。
ヒーローを待ち望む人たち
もう一つ、自分にとって大きな自信となった出来事は、1/9の成人式でした。
ほとんどの人と5年ぶり?の再会となりましたが、いろいろな人から「陸上頑張って!」や「箱根出たら応援しにいくよ!」といった激励の言葉をいただきました。
自分が箱根駅伝を目指すという中学の夢をまだ覚えてくれている人がたくさんいて、そして自分が慶應で箱根路を走ることを待ち望んでくれている人がたくさんいる。
単純な奴かもしれませんが、めちゃめちゃ自信になりました。
最後に
予選会まで残り9ヶ月。
走れない日々が続いていますが、今できる最大限の努力を怠らないよう頑張ります。
まずは3月の学生ハーフを目指して。
次は大貫です。
相変わらず彼はぼーっとしていることが多いです。特に朝集合のときに。
テスト前で忙しいだろうけどお願いします!
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