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こんばんは、4年の大木です。予選会前最後のブログということで、いつものブログよりも時間をかけて書いております。残念ながら今回は、温泉で60分も思考していないです。発端予選会まで一週間を切り、いよいよ今週に迫ってきたというところですが、多少のアクシデントもあり、まだ実感がわかず緊張しきっていないのが現在の本音です。




•発端


僕が箱根駅伝を目指し始めたのは小学6年生の時と記憶しています。当時もっとも仲のよかったサッカーの上手かった友達が、卒業文集に”2020年の東京オリンピック出場を目指す”と書いていたことに影響され、僕も少し恥ずかしながらも書いた気がします。
小学校の卒業文集に書いたので当然、中学では陸上部に入るところなのですが、小学校から続けていたサッカーもやりたい、そして3つ上でサッカー部に所属しながらも全国中学駅伝5位の成績を残していた兄の姿も見ていたことから、サッカー部に入りながらも駅伝をやっていくスタイルを取ることを決めました。サッカー部には朝練習がないので、朝は陸上部の練習に参加し、午後はサッカー部というような生活を送っていました。一年生のときは同級生の女子よりも遅く、本格的に走れるようになったのは二年生からでした。この二年生のとき、次の年の駅伝で全国を狙える戦力が整っていると考え、年末にサッカー部を退部し、陸上・駅伝一本でいくことに。結果的には県大会2番で惜しくも全国大会に出場することはかないませんでした。


中学校時代の駅伝

・転機


12月の関東中学駅伝を終え、2月の高校入試へと完全に舵を切ることとなるのですが、僕の志望校であった都内某W大学附属の高校には、これまた惜しくも補欠ということで進学がかなわず、神奈川県の鎌倉学園高校に進学することとなりました。ここには、全国大会にも出場していた中学の先輩の誘いがあったため、進学をするに至りました。進学をしてみるとまあビックリ。中学の県駅伝で全国駅伝への切符をとっていったWエースに県チャンピオンなど、名前をよく聞く選手ばかりで衝撃でした。しかしながら、この厳しいレギュラー争いを勝ち切った先には、高校として初めての全国高校駅伝出場が見え、とりあえず頑張ろうと。その結果として、夏に4回開催される夏合宿では練習量の多さと、大学でも多々、苦しめられることとなる内臓疲労の苦しさになんとか耐え抜き、2年次に都大路への出走を実現させました。そして、全国高校駅伝の日の2週間前の記録会にいらっしゃった慶應のヘッドコーチ保科さんにお声をかけていただき、厳しい大学陸上へと進みました。

高2全国高校駅伝


・4年目にして初めてで最大のチャンス


大学入学当初、一年生から活躍しようと意気込んでいましたが、この4年間今の今まで何も残せていません。小学6年生のときに目標としていた箱根駅伝に一度も出ていません。一年生から走れるだろうと考えていた箱根駅伝予選会にも一度も出ていません。ただ、今週そのすべてを変えられるチャンスが遂に廻ってきました。またとない機会であるし、21歳にして人生一度目のピークであると捉えています。今年も8月の合宿、9月の上旬までは例年のように出走することもなく、またこぼれ落ちていく未来のほうが強く見えました。ただ、なぜなのか、必死になっていたら、チャンスがきました。先週、また多少のアクシデントはありましたが、今回も不屈の精神で乗り越えようと思います。必ず、10月14日、立川で歴史を変えます。



予選会前の練習

•みなさんへ


・コーチへ
小野さん含め、保科さん、保田さん、杉浦さんには感謝してもしきれません。僕の能力を僕以上に信じて、いい方向へ導いてくださり、ありがとうございました。

・後輩へ
二人しか残っていない学年であるけど、かまってくれてありがとう。高校の時にすかしすぎて怖い先輩だと思われていたので、たくさんいじってくれて嬉しかったです。威厳もなにもないけれど、4年生らしい姿を見せられるように今年22歳頑張ります。

・同期へ
僕のなかの同期の定義はもちろん他ブロックの人たちも入ります。種目、選手であるか否かは違うけれど、プライベート、競技面でもありがとうございました。特に全カレの4年生の頑張りを生で見てから調子が急激に上がったので非常に感謝しています。長距離トレーナーとマネージャーの三人には、僕が出した結果の数百倍の迷惑を被らせたと思います。僕にかけていた時間は返ってこないと思うので、有意義であったと思わせられるようにします。黒澤はもう5年目の付き合いになります。98%をお互いに共有しているのでここで書かなくても色々と伝えてきたし伝わっているはず。ここで一個決めよう。

・卒業された先輩へ
つい先日、激励の連絡をくれた先輩であったり、競技場で現在も競技を続けながら、応援の声を直接かけてくださったり、空白である去年の夏に連絡をくださったり、その他にも多く、卒業してまでも気にかけてくださり、ありがとうございます。自分が4年生という立場になって、改めて先輩たちの偉大さを感じています。箱根決めるので、当日は携帯の前でも、立川でも全力応援お願いします。

・常日頃から支援・声援を送ってくださっているサポーターのみなさん
常日頃から支援・声援を送ってくださり、誠にありがとうございます。また、クラウドファンディングでのご支援のおかげがあり、ここまでこられました。当日は、現役部員とともに熱いご声援を送ってくださると幸いです。箱根行きましょう。


紋別2次合宿帰宅前の様子

・最後に


ここまで、めずらしく長い僕のブログを読んでくださりありがとうございます。拙い文章であったと思いますが、14日は僕のブログとは違い見る人がワクワクする走りをしたいと思います。10月14日頑張りましょう!!

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