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【Unispo SG】 はじめました!

こんにちは!Unispo 4年のしのです。

ご挨拶が遅れましたが本年度もUnispoをよろしくお願いします。

今日は【Unispo SG vol.0】のご報告です!

SGとは?

 Unispo SGとは、Unispoに関連のありそうなニュース・考え方・身近な出来事etc...をメンバーそれぞれが持ち回りでUnispoメンバー+ゼミ生に共有する機会のことです。(SGはStudy Group=自習室の略ですね、Unispoが英字なので自習室もSGにしました。)今年度は約月1回の頻度で行い、noteで毎回の様子をお伝えしていくつもりですのでぜひお付き合いください!

お試し企画 vol.0

 いきなりゼミ生を交えて開催するのは心許なかったので、初回はUnispo4年生の4人(じっほ、ちはる、しの、まっすー)でやってみました。初回のファシリテーターを任された私はテーマを「他者視点」にしました。

私は「他者視点」という言葉をUnispoに入ってから知り、四字熟語でなんとなく言いたいことが伝わる気がするので頻繁に使用していました。でも年度の初めに活動計画を作成した時から、「他者視点」ってなんだろう?みんなはどんなイメージで「他者視点」という言葉を使っているんだろう?と私の中で言葉の意味が揺れていました。そこで、今回のSGは「他者視点」を感じたエピソードを共有して同期で改めて考える機会にしました。

「他者視点ってなんだ!?」

 同期の話は、中高の部活や友達との日々の会話、小学校の先生とクラスメイトとの関係など今までの人生の色々なタイミングで「他者視点」を感じる瞬間があったようです。みんなのその時の気づきをまとめてみました↓

☆「他者視点」は”思いやり”とは少し違う。想像だけではダメで相手との対話を通して得られるもの。だから長期的な関係の方が身に付くと思った。

☆行動を起こす前から「他者視点」を意識しすぎてアクションを起こさないのは、端から見たら何も考えていないのと同じ。ある程度の想像も大切だけど、行動して初めて学べる「他者視点」もある。

”正解”、”不正解”で判断できるもの??

 ここで、ちはるが共有してくれたお話を紹介したいと思います。

ある国の女王が外国から来た客をもてなすためにパーティーを開きました。ある客人はフィンガーボウル(食事中に指先を洗うため小さなボウル)の水を飲んでしまいました。その様子を見た女王は自分も同じようにフィンガーボウルの水を飲みました。

あなたが女王ならどのような行動を取りますか?

SGの中では、間違いを指摘して手を洗う、指摘はできないけど手を洗う、飲まなしい使わないようにする、君面白いね!と言ってみる、と4人それぞれ違う考え方でした。

一見すると女王の行動は”たった1つの正解”のようにも思えます。実際に小学校で使用する一部の道徳の教科書では「お客は後で自分の間違いを知った時、女王のとった態度をありがたく思ったことでしょう。」と続くそうです。

しかし、この話に正解はないのです。SGで出た意見も道徳的には間違ってはいないのです。反対に、女王の行動も正解とも限らないのです。”真似をすることが失礼に値する”こともあるからです。極端な例ですが、足をひきづって歩いている人の真似をするのは失礼ですよね。「他者視点」もこの話のように正解があるものではなく人の数だけ”視点”があり、正解or不正解で判断できるものではないのだと思います。

まとめ

 今回同期と話してみて、揺れていた「他者視点」の言葉が自分の中にうまく収まったように感じます。「他者視点」は一度獲得して終わるようなものではなく、接する人の数だけの「他者視点」が存在して、トライ&エラーの繰り返しで少しずつ「他者視点」と呼べるだけの感覚が身に付くのだと思いました。また、想像や少しの会話で得られるものでもなく、その人の心のちょっと深い部分、本音と言われる部分に触れないと分からないものなのだろうと思いました。Unispoでの活動ではもちろん、普段の生活から独りよがりにならないように気をつけていきます。


今回のnoteは以上です。

ここまで長々と拙い文章をお読みいただきありがとうございました。

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