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【Unispo SG Vol.2】

こんにちは!Unispo4年のまっすーです。10月になり運動会シーズン真っ只中ですね。先日も近所の小学校から太鼓の音が聞こえてきたこともあり運動欲が爆上がりしています(笑)

前回の【Unispo SG】の報告はちはるが担当した映画を題材としたものでした!

今回は僕が担当した【Unispo SG Vol.2】の~インクルーシブな視点から小学校のあるべき姿についてみんなで考えよう~についての報告をしたいと思います🏫

Vol.2 インクルーシブ教育ってなんだ!?

前回、前々回のUnispo SGのタイトルに合わせました。(これはシリーズ化間違いないですね笑)

今回のSGではインクルーシブ教育を題材にしました。インクルーシブ教育は子どもたちの多様性を理解して、障がいの有無にかかわらず、通常学級で学ぶことを目指した教育理念です。その特徴としては、「ひとりひとり丁寧に」「みんなで一緒に学ぶ」の両方を実現する教育であることです。また、双方の両立を可能にするために必要な要素として①基礎的な環境の整備②合理的配慮が挙げられます。①は多様な子どもが通い、学びやすい学校環境を作ることであり、段差の解消やスロープの設置などが含まれます。②はひとりひとりの特性や場面に応じて発生する障害・困難さを取り除くための、一人ひとりに合わせた調整や変更のことで、カメラによる黒板の撮影の許可や試験時間の延長や問題の代読などが含まれます。

特に②については、障がいを持つ子どもにとっては、他の子の前で合理的配慮を受けることに心理的負担を感じるといったデメリットも持ち合わせています。周囲の子どもにとっても、合理的配慮を見て、共生社会や多様性ではなく違いに目がいき、差別意識が芽生えるといった負の側面があったりと、合理的配慮についてはまだまだ議論の余地があると思います。

ディスカッションタイム~

インクルーシブ教育の説明を一通り終えた後に、他者との違いを意識し始める小学生時代を振り返りながら以下の2つについてみんなでディスカッションしました✨

①小学生時代を振り返って、同じクラスにいた障がい者の子もしくはちょっと変わった子に対してどういう感情を抱いてたか・どう接していたか・どういう配慮があったか(周りがどう思い・接していたか)

②①を踏まえ、改めて障がいを持つ子と周囲の子どもの視点に立って考えた時、障がいを持つ子にとって最適な環境とは何だろうか(正解は分からないし、ないです。)

①については、「クラスに軽度の自閉症の子がいた。みんなに受け入れられてはいたが、ちょっと変わった子だという認識はあった。でも、その子の特性を理解する場はなかった。」

「ちょっと違うところがあるけど、それが面白くてみんなの人気者だった。医学的にどんな障がいがあるかは分からなかったけど個性があって人気者ならそれでいいかもしれない。」などの意見が挙がりました。

②については、「道徳の時間とかでもっと障がい者のことを学ぶ時間などがあってもいいんじゃないか」

「ちょっと変わった子は何かに秀でている部分があったりする。そこを伸ばしてあげる環境を作れば自分の強みを自覚できて周囲からもリスペクトされるのではないか」などの意見が挙がりました。

小学生が障がいを知ることって多様性に繋がるのか!?(まとめ)

①・②を通して、小学生に障がいについての理解を促すのは賛否両論あるのかなと思いました。確かに、早い段階から障がいについての知見を深めるのは大切です。しかし、一度ちょっと変わった子に対して「障がい者」というレッテルを貼ってしまうと、「自分の世界とは違う人だ」と線引きをしてしまう気もします。ならば、障がいへの理解を促さなければ、「障がい者」ではなく「個性」として受け入れられるのではないか、という考え方も多様性という観点からみれば筋が通っていそうです。

もちろん、どちらが正解ということはないですが、みんなのおかげで深い議論ができたのかなと!思います!いや~インクルーシブって考えれば考えるほど難しいですね(笑)

頭が混乱してきたので今回はここまでにしたいと思います。最後まで冗長な文章を読んでいただきありがとうございました!次回もお楽しみに⚾

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