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自分の視野を広げていくこと

 文責:理工3年 佐保田

前回に引き続き、新1年生の「メインメンバー」こと幹部についてご紹介していきます。今回は法学部法律学科の後藤日向子さん。高校の頃のニックネームの「ごひな」で呼ばれる、大分出身の期待の新メンバーです!

この団体なら、何でもできそう

KEIO 2020 projectで活動しながら、国際交流サークルにも入っていたりケーキ屋さんでバイトをしていたりと自分の視野を広げながら毎日を過ごしている後藤さん。そんな彼女に、まずはKEIO 2020 projectに入った理由を聞いてみました!

<佐保田> もともとなんでこの団体に入ろうって思ったか、理由を教えてください!

<後藤>実は高校の先輩が今2年生でKEIO 2020 projectで活動されていて、勧めてもらって入ったんです。
中高のころずっと陸上をやっていたんですけど、時々マラソンの補助員とかもやっていて。なのでスポーツボランティアにも興味がありました。国際×スポーツボランティアというのが面白そうだなと思って。

<佐保田>スポーツやってそうな雰囲気、ちょっと感じてた!

<後藤>あと、スポーツを通じた地域活性化にも興味があったんです。地方出身っていうこともあって。この団体も「地域」を一つの軸に置いているから、そこもいいなと思いました。入る前にSNSでいろいろ活動について調べていて、本当に何でもやってるんだなと思って(笑)。

<佐保田>たしかにこれまで本当にいろんなジャンルのイベントをやってきたかも。ちなみに、国際交流系のサークルにも入っているという話だったけど、2020(KEIO 2020 projectのこと)も「国際」を一つの軸として置いてるよね。高校のころからそういった興味があったの?

<後藤>国際交流には高校のころから興味がありました。高校のプログラムの中で難民問題とかを調べてたんですが、大学だともっと視野を広げて勉強したり関わったりできるかなと思って楽しみにしてました。もう一つのサークルのほうでは日本語学校の人との交流会をやりました。

初めて関わった企画で感じたこと

<佐保田>これまでは2020内でどんな企画に関わってきたの?

<後藤>12月にオンラインで行ったボランティア研修会の企画に携わってました!

<佐保田>それ私も参加してた!リオ五輪でボランティアをされていた竹澤さんを講師にお招きしてグループワークもあったり楽しかった!

<後藤>でも、私自身はなかなか新しい案が思いつかなかったり、意見を言えなかったりで…。先輩方の経験や知識がすごすぎて驚いてました。自分もこんな風に企画をやってみたいなと思ったきっかけになりました!

<佐保田>1年生で、ずっとオンラインでの活動でも、そうやって企画にトライすること自体がすごいことだと思う…!

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(研修会の写真はお見せできないので、代わりに後藤さんの地元大分で行われたラグビーW杯の会場の写真をお楽しみください!)

「視野を広げたい」の根底にあるもの

<佐保田>今後、ごひなちゃんや他の1年生が主体となって企画を進めていくことも増えていくと思うんだけど、こんなことやってみたい!っていうことはある?

<後藤>もうやってることかもしれないけど、スポーツ大会とか、パラスポーツ体験会とかですかね。自分も参加したいってめちゃめちゃ思います...!パラスポーツはやっぱりやったことないから、自分の視点を広げるという意味でもぜひやってみたいです。

<佐保田>パラスポーツ、ひいき目に見てもすごい楽しいよ!以前私もシッティングバレー体験会という企画にかかわったことがあったんだけど、純粋にただただ楽しい(笑) 新歓のイベントでもリメイク版としてやったんだけどとっても盛り上がったな~。

<後藤>楽しそう...やってみたいです!

<佐保田>ちなみに、ごひなちゃんの話のいろんなところで「自分の視野を広げたい」という想いを感じているんだけど、何かきっかけになる経験があったりするのかな。

<後藤>もともと両親がスポーツに興味があって。母がアスリートマインド講演会の企画に携わったり、父が車いすマラソンの大会に携わったりして、スポーツのこういうとこが大変なんだよとか、こういう障害がある方がいるんだよって聞く機会があったんです。バイトでも障害のある方と接することが積み重なって、私が知らないことは沢山あるんだと気づいてからもっと視野を広げたいなと思うようになったんだと思います。自分が活動の中で知ったことを、企画の中で周りの人にも広めていけたらなと思ってます。

<佐保田>障害がある方と接する機会が今までにもあったんだね。

<後藤>バイト先で、耳が聞こえない方が来ることが割とあるんです。そのお店のオーダーの仕方が少し独特で、接客と会計が別なので伝達が難しくて。会計は別って伝えないといけないし、お客さんも戸惑ったりされるので、一発でお客さんに伝えられるように先に用意をして、いろいろ工夫してコミュニケーションをとるようにしています。

レガシーってなんだろう

後藤さんは1月にメインメンバーになり、現在は「未来先導部」という部署に所属しています。この部署は大会後の「レガシー」について考え、2021年以降の団体の方針を作っていく役割を担っています。

<佐保田>ごひなちゃんが入ってくれた時からすでにコロナの感染状況は厳しくて、五輪パラの開催も確実ではなかったと思うんだけど、それでもこの時期にメインメンバーになろう!と思った理由が知りたくて。

<後藤>オリンピックに携わるのはもちろんすごいし楽しみだけど、幅広い活動をしているからこそ、今までやってきたことに関連させつつ他のことも考え出していけそうだと思っていました。今後、企画を一から作れるんじゃないかなと楽しみにしてます。

<佐保田>ぜひ、他の一年生も巻き込んで企画を作っていってほしい!今はごひなちゃんは「未来先導部」に所属しているけど、団体が大会後どんな風になっていったらいいなと思う?

<後藤>まだ部署には入ったばかりですが、スポーツ、国際、地域の3軸で活動していくのがいいんじゃないかって今は思ってます。レガシーをみんなで考えられる機会も創れたら。
ちなみに、「レガシー」って言葉で言うとかっこいいしすごく大きいことに聞こえるけれど、小さいことでもレガシーになると思うんです。

<佐保田>例えば...?
<後藤>そうですね…。例えば、大会の様子を見たり事前キャンプで練習する選手の姿を見たりすることで勇気づけられて運動を始めようと思う人が増えるとか、パラスポーツをみて社会にはもっと不便を感じている人がいるんだということに気づくとか。小さいことかもしれないけれど、それもレガシーだと思います。私だけだとそんなにたくさんは思いつかないんですが、いろんな人から意見もらえたら幅が広がりそうだなと思ってます。


どこまでも相手目線で、自分の視野を広げていこうとする姿が本当に印象的な後藤さんでした。次回は広報部の新メンバーをご紹介予定なので、楽しみにしていてください!

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