2021年四方山ベスト
前澤友作が宇宙から金を配り、キズナアイが活動休止を発表した2021年。ディストピアという言葉すら陳腐化した世界。ベッドルームで目まぐるしくスイッチする映像や音楽。記号的で様式的で合理的なナラティブ。これは習うより慣れることに慣れてしまう時代にモノホンプレイヤになろうともがく女子高生の物語である。ない。
JEON SOMI 「XOXO」
ギャル帝カナやん亡き混迷の時代。散り散りになったギャルたちはやがてチョン・ソミの元に集いて恋バナとかをする。
Little Simz 「Sometimes I Might Be Introvert」
やっぱりベストに上げたくなるいい旅ソウル/ダブ気分。
Seiho 「CAMP」
Seihoくんは今日イチクレバーな音楽家だと思う。
濱口竜介 「偶然と想像」
こういう"少し不思議"ものに弱いというのもあるし観客の喜怒哀楽すべての反応がみられた映画ってことで意外と珍しいのでは。2021年最高の映画体験でした。
和山やま 「女の園の星 2」
そういえば今年だったなと。『スキップとローファー』『チ。』『ルックバック』も良かったけど最近流行りのオフビートなノリの中に懐かしさとモダンが共存してるのがすげーって感じ。
あとちまちま活字の本も読んでるんだけど昔のが多いので割愛。
来年2022年も文化をちゅーちゅー吸って生きながらえようと思うぺこ。
(追記)
バンダイナムコ 「テイルズ・オブ・アライズ」
まだ途中だけど当世最高峰のJRPGなのでは。シオンたんのツンツンぐあいがたまらんとです。
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