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アシスタント職じゃ、副業なんて無理?
「一般職のOLをしていて、総合職みたいなスキルがない私ができる副業ってありますか?」
「派遣社員じゃ、副業なんて無理ですか?」
なんて、時々聞かれます。
「で き る よ !!!」(即答)
デスクワークのアシスタント職の活躍の場は?
実は、デスクワークのアシスタント職って、副業がしやすいと思うんです。
特に、とある領域で。
それは、クラウドソーシング。
細分化されたタスクを、オンラインで不特定多数に発注する形態のことです。
はい、それではまず、ランサーズとクラウドワークスを見てみてください。
・データ入力
・テープ起こし
・DM送付代行
・メルマガ作成
・経理事務の代行
・オンライン秘書
・パワポの資料作成、リデザイン
・エクセルのデータ集計、リスト作成
などなど、「事務系のアシスタント職」の方が普段の業務の延長でできそうな仕事はゴロゴロ転がっているのです。
簡単なものだと、「レシートの仕分けと貼り付け」なんて仕事があったりもします。
「翻訳」「プログラミング」みたいなスキルを活かした副業はイメージしやすいですが、現実に「普通の事務」っぽい仕事だって副業になるのです。
一人社長、少人数の会社だと「社長や社員は直接部門を伸ばすのに必死で、間接部門にマンパワーを割けない」というケースも多々あると思います。
フリーランスで「スキルを活かして開業したけど、事務仕事はどうも苦手」という方もいます。(私です)
事務の社員を雇う予算はない場合、「事務仕事を一部外注したい」という理由でクラウドソーシングを利用するのです。
会社で使っているのと同じスキルで、彼らのサポートをする副業をすることは可能です。
クラウドソーシングは単価が低く抑えられがちなので、忙しい経営者やフリーランスと知り合い直接発注してもらえたら、稼ぎやすくなる可能性もあります。
副業だから挑戦できる
せっかく副業をやるなら、本業と同じじゃツマンナイ…という方。
副業だからこそ自由に挑戦できるので、ぜひやってみたかった仕事に手を伸ばしてほしいです。
未経験ジャンルに転職するのはなかなか大変です。
第二新卒くらいの年代ならまだしも、20代後半以降に「未経験で憧れの仕事を目指す」という門戸は年々狭くなります。
転職できても、いまより年収や残業時間などの待遇が向上するとも限りません。未経験での転職だと、年収は妥協する方も多いと思います。
副業ベースなら、今の仕事を変えずに、好きなジャンルに挑戦できます。
もちろん、未経験なので、自分でかなり勉強や練習をしたうえ、ごく小さな案件に申し込むところからはじめる必要があるでしょう。
それでも、少しずつ守備範囲を増やし、小さな実績を重ね、徐々に自分がやりたい仕事に近づくことはできます。
それをノーリスクでできるのが、パラレルキャリアで新しい職種を目指す利点です。
私の友人にも、未経験から勉強してフリーランスのWEBデザイナーやWEBマーケターになった方がいます。
私自身も、独学でSNSについて学び、企業のSNS立ち上げ・運用支援の仕事をときどきしています。
もし、「事務のアシスタント」に限界を感じているなら、まず副業ベースで試しながら、自分のキャリアを再構築してもいいかもしれません。
マイクロタスク化されたアシスタントの仕事は、どうしても低単価になりやすいのですが、より高次のスキルを身につけることで、高単価を目指せる可能性もあります。
事務×〇〇で、差別化する
「事務のアシスタント」に限界を感じている方に、もう一つオススメしたいことが、「事務と親和性が高い得意分野を追加する」ことです。
基本的な事務仕事ができて、そこに付加価値をつけられれば、山ほどいるワーカーの中で頭一つ抜けることができます。
・Excelのマクロを極める
・画像加工の技術を身につけ、資料作成+画像処理をワンストップでできるようにする
・カスタマーサポートのスキルに加え、ECサイトに精通することで、「ECが得意なカスタマーサポートのプロ」として高単価獲得を目指す
・色彩の知識を身につけ、視認性が高くインパクトのあるパワポをデザインできるようになる
など、今ある事務系のスキルに、もう一つプロレベルのスキルを追加すれば、希少性は相当に上がります。
スキルアップには時間がかかるので短期的な収入増は難しいかもしれませんが、得意分野を身につけることで、「単純作業のギグワーカー」から抜け出しやすくなります。
「副業できない人」なんていない
パッと見の印象だと、アシスタント職よりは、専門職や管理職の方が、スキルが豊富で副業しやすそうに感じるかもしれません。
でも、世の中の仕事には、さまざまなフェーズ、さまざまな種類のものがあります。
「どんな副業でもできる人」なんてないし、逆に「どんな副業もできない人」だっていないのです。
自分で勝手にスキルを卑下して、諦めたら損です。
「会社の外で何かやりたいな」と思ったら、まずは自分が何をできるのか、フラットに判断して、世の中にどんな働き方・案件があるのか広く見渡してみませんか?
パラレルキャリア研究所代表 慶野英里名
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