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浮気した話。13

ある日、ミクちゃんが好きな先輩の後輩、私の友達でもあるB君と話す機会があった。

「先輩とミクちゃん、付き合ったらしいよ。」

その言葉に私はなんともいえない顔をしてしまった。わかっていたけど、認めたくなかった真実を突きつけられた。

「Aに言ってなかったこと、あったんだけどさ、、、」

今まで教えてくれなかったことに謝罪を入れながらBは話してきた。

「最近Aに近寄ってきた女の子、いなかった?」

おそらくカノンちゃんのことだろう。なんで知っているんだろうか。

「この前、サークルで飲み会があって、先輩酔っ払っちゃってさ、気持ちよさそうに色々喋ってたよ。」

Bが続ける。

「先輩とミクちゃんとその女の子、グルだったらしいぜ。」

何を言っているんだ。話が全く掴めない。
だんだんと自分の頭の中で辻褄が合っていくことを拒むように、私は意味がわからないフリをし続けた。

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