リスカの傷跡はどうなる?やめてから10年経った今思うこと【画像あり】
自傷行為で出来た傷跡は、将来どうなるのか。
今、アムカやリスカをしている人。過去にしていたけれど、10年後どんな状態になっているのか。
この記事が、気になった人や誰かの参考になればうれしいです。
傷跡画像やリアルな話など、多少ショッキングな内容を掲載します。
閲覧の際はご注意ください。
【10年後のリスカ、アムカの傷跡/画像あり】
中学からカッターやカミソリでリスカ、アムカを始めてから8年ほど繰り返していました。
深さは、たまに血管が見えるなぁというくらいの深さで、切った後の傷跡はテープでぴったりと閉じて、なるべく広がったままにしないように処置していました。
それが、今10年過ぎて【現在】この状態。
白くポコポコとした傷跡が残っています。
処置をせずに放置したまま治った状態はこちら。
5年経過するくらいまで、傷跡の部分はピンクのままでしたが、日焼けさせないまま過ごしたら肌色に近い状態にまで戻りました。
【自傷痕をキレイに消せないか美容整形に通った話】
現在の状態を見てもらった通り、キレイに消えてはいません。
これは比較的キレイになるといわれた方法で、一部だけ焼いて(?)もらった箇所。(真ん中の白い丸になっている傷跡)
ケロイド(ピンク色の傷跡)になるか、画像のような白~肌色の状態で治るかも体質によるらしく、完全にキレイな状態に戻すことは出来ないといわれました。
医者「治り方がきれいだから、どうしても施術したいっていうならやるけど、このままでもいいと思う。金銭的にも保険がきかないのでウン十万ってかかるからね。」
とはいってももう8年近く前の話なので、今は技術的に進歩しているかもしれない。
あとは、傷跡がある部分を一直線にカットして、1本の線にする方法。
治った後の状態と、治るまでの期間を考えても、決してお得とは言えなかったので、結局諦めることに。
ただ、リスカをしていた傷跡から、事故や手術をしたからついた傷だ、と言えるようになるメリットはかなり大きい。
【傷跡バレバレだけど普段どうやって隠してる?】
傷跡まみれの腕を抱えて、普段どうやって過ごしてるのか。
自分の体質的に、免疫力が少し弱いのと、皮膚のメラニン色素が少ないとかで日焼けができないので、普段から長袖(アームカバー着用)。まず、腕を露出する場面がないです。
お仕事でも、勤め先によっては半袖の制服着用を義務付けられていましたが、「半袖でなければならない!」と言われない限りは、アレルギー(埃やハウスダストによる湿疹)を理由に、長袖の制服の着用を認めてもらっていました。
実際、アレルギー持ちで手の甲にも赤いボツボツが出るので、「お客さまに接客する際、見た目的に気分良く思われないので…」と許可してもらいつつ、といった感じ。
事務系であれば「冷え性なので」と理由をつけて、薄めのカーディガンを羽織るなどしていました。
現在は自宅でお仕事をしているので、腕の傷跡について誰から何を言われることも無いです。
【傷跡を隠せる仕事選びにつかれた人へ】
傷跡についてオープンで過ごせる環境というのは、まず存在しないと思っているので、隠すことを前提に仕事を選ぶようになってくる。
仕方ないとはいえ、夢をあきらめるというのも勿体ないなと、傷跡隠して10年近く過ごしてきた自分は思います。
今いる地域性が合わなかったら、引っ越してでも未来を手に入れる。
社宅でも友人宅でもいいから、今いる地域でバイトしてお金貯めて。とにかく何でもいいから、今の環境から抜け出す勇気と計画を立てることが何より大切!
正直、傷跡のせいでやりたいことを諦めるのは勿体ない!
小さいことでもいいから、やる事。続ける事。
要らないものは捨てて、良いものを取り入れる選択。
あと、人との良い縁は大切にすること。
内面やスキルを磨いて、一人でも多くの人に認められる人間を目指す勇気と根性が何よりも一番大切。
みんなほんと、幸せになって…。
【アムカ、リスカをしたい、してた、身近にしている人がいて参考に見に来た人へ】
もしかしたら、お子さんやお付き合いしている人がいるから参考に見に来た人もいるかもしれない。
今している人、やりたいと思っている人に言えることは。
リスカ・アムカ跡を抱えて生きていくことは、決して簡単とは言えない。
もし、切る以外の方法でストレスや不安が解消できればいいけれど、それでもいきなりやめるのはすごーーーーく難しい。
わからない人に伝えるとなると…。
甘いものが大好きな人に、今後一切スイーツを禁止すると言っているようなもの。
もしくは、ゲーム大好きな人に、ゲームを禁止する。お酒やたばこ好きな人にそれを禁止するくらいしんどいです。
仕事、恋愛、人付き合い…。
オープンにすることでプラスになる場面というのは、本当にごく稀です。
やってしまった事は消せないし、だからといって諦めてしまうのはすごく勿体ない。
やりたい事があるなら、実力で認めてもらえるように努力することが何より大切。そして、認めてもらえる場を選ぶこと。
傷跡があっても大手企業に勤めることはできるし、お客さんから信頼してもらうこともできるし、友達だって恋愛だってあきらめなくていい。
問題なのは、リスカ・アムカ跡があるからと諦め癖がついているメンタルにあると思っています。
踏み出す勇気、やる気、計画性、努力。
小さなことでもいいから、コツコツと積み上げる。継続していくチカラが何より大切。
自分には無理だと諦めている人は、すぐに変わろう焦らずに、ゆっくり自分のペースでゆっくり歩んでいってください。
今日できなくても、明日できればラッキー!くらいの軽い気持ちで。
この些細なnoteが、同じように悩んでいる人に少しでも刺さって、少しでも参考になって、何かのきっかけになってくれると嬉しいです。
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