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はるたんと牧くんのValentinewedding🤍💍💍*。

まずこの予告!!!!

ひーーー!!!!
なったよね。


の、前に。

少し、心を落ち着かせよう。
私にはその必要がある。

2018年の「おっさんずラブ」からはや5年。
あの不動産編が帰ってきた。

不動産編は圧倒的な、時に熱狂的になりすぎるほど、視聴者を巻き込んでいた。

そして社会現象にもなった

海外でのリメイク。
どこだか忘れてしまったが市役所のポスターまでがシーズン1とそっくりのものを作ってた。
これにはウケた。
今探しても見つからないのが残念。

そんな不動産編が、私たちと同じ5年という月日を過ごし、それぞれ成長して帰ってきた。

全員登板。
なんて奇跡。
奇跡はここから始まったんだな、なんてことも思ってしまう。

そして何より、はるたんが

かわちい。


この「かわちい」という言葉。

「存在が罪」同様、「かわいい」ではなく「かわちい」と部長に連呼されることで、更にはるたんの可愛さが伝わってくるように思えるから不思議だ。

徳尾さんの脚本通りなのか、きじPの意向なのか、話し合いの結果なのかわからないが、ここにまたはるたんを表現する新たな言葉が生まれたのは間違いない

それほどまでに今回、5年後とは思えないほどに、はるたんは可愛くなっている。

それは思うに、

  • 5年間の遠恋で積もりに積もった牧への愛の解放

  • 牧に愛されているという自信

  • 牧に甘えても許されるという確固たる思い

  • 牧が好きでたまらないということを表に出せる環境

があってこそなのではないか。

いわゆる全てが、はるたんにとって「はずかしくないから」なのだ。

そして当たり前の世界、でもあるのだ。

こうしたこと全てが、今、はるたんをかわいくさせている。

もちろんこの役を生きる田中圭(敬称略)の影響もあるだろう。
自然に「かわちい」になるれるのだ。

1.結婚式の前に行った新婚旅行

もう渦巻く幸せのあらしだ!!!!!

なのだが~熱海はもともと部長が当てた景品。
しかもカップルかと思いきや、ファミリー!!
遠慮する部長。
切り換えが早い部長。
オモロすぎるよ、こーたろーさん!!

熱海への新婚旅行。楽しすぎた!
私もw

まさかの「ゴースト」なろくろ!!
「ゴースト」を知っているスタッフだからこそ、知っている視聴者層だからこそ、うっひゃーーーー!!!なった。
「ゴースト」は好きな映画ではあったが、軽く超えてきたね。

逆に若い世代はわからなかったと思う。
分かる世代だということに唯一?感謝した瞬間だったw

ふぎゃーーーーー!!!!
今これ見てもいいっ!!!!
いいよいいよ!!!!!
カメラマンになりたい!!!!!!
データ欲しい!!!!!!!!

落ち着け、私!

一方で、同じ景品を当てたいずぽよと菊様もはるたんたちと出くわすんだが、この大広間での大乱闘は本当にオモロかった!
いずぽよ。ここぞとばかりに、いや、無意識の意識ではるたんにぴとり。

みんながみんな、自分の役を生きての大乱闘。
さすが芸達者が揃うと違うね!

私が好きな沢村さんが「何もできなかった」ってサウナのシーンで言ってたのを思い出すww
それを聞いてから観るとほんとだ!ってなったしw

いや、沢村一樹好きよ。否定してるわけじゃないのよ。だって好きだもん。ただ面白かったのよ。
(何の話だw)

そしてそんな大バトルのあとはこれだもの。
仲良しさんたちだな~
平和だな~
こういう俳優陣の姿を見せてくれる公式さんも好き。

普段見られない姿だもの。
こうやって仲良くなっているのも「座長 田中圭」がいるからこそ、なのではないだろうか。

2.そしてい話はいよいよ結婚式へ。

2人の結婚式。
室内で出欠を確認する2人。

ここのはるたんがあざとかわいい!

洗い立ての髪の毛をふわふわタオルでごしごししたり、ソファーにもたれては首をこてんとしたり。
挙句の果てに牧の肩に頭を押し付けわしゃわしゃするはるたん。

ドラマが始まって以降わかってはいたが、本当に2人は2人でいることが自然であり、こうしたはるたんの仕草ひとつとっても多幸感にあふれている。

そして結婚式の打ち合わせ当日。
待てど暮らせど牧は待ち合わせ場所に来ない。

ベンチにすわって待つはるたん。
赤いマフラー姿がかわちい。

すると部長登場!!!w

はるたんにとって部長は家族のようなもの。
当然のように結婚式の打ち合わせに付き合ってもらう。

そうしてできた見積を見る牧。
行けなかったという負い目からイライラを隠しつつ、指がめっちゃテーブル叩いるのめちゃウケるw


ところで、結婚式の話題の核心に触れる前に一つ言いたいことがある。

それはそう!!!
はるたんの秋斗だ!!!!!!

秋斗への想いを和泉が断ち切れるよう、秋斗になってくれと菊様に頼まれるはるたん。

幽霊といえば「うらめしや」しかないはるたん。

もうさ、はるたんやりながら秋斗をやるのでさえすごいのに、はるたんとして秋斗をやるとかカオス!!!!!

片手に蝋燭を持ち、もう片方の手でうらめしやを。


めちゃウケるww

めっちゃ必死に秋斗を「演じる」はるたん。
いや、全然秋斗じゃないから!!!!www

いずぽよの想いを重いというはるたん秋斗。
いや、芝居がもう重くないのよwww
ペらっぺらなのよwww

しかも「春田さんなにやってるんですか」と言われてからの慌てっぷりwww
「菊様ーーーーーー」とダッシュ!

この一連の流れ、本当にオモロい!!!

断れないはるたんのやさしさ。
何とかしてあげたいと思う優しさ。

はるたんは優しさと愛すべきポンコツでできている。


さて。
話戻って。

結婚式の試着の日。
ここでも牧は来られない。

ベンチでまた赤いマフラーを巻いて待っている。
するとお約束のようにまた部長がwww

そうして始まる試着室劇場www

「かわちいかわちい」
「語彙力失います」


と、一緒に行くはずだった牧が間に合わず出くわした部長と行っ時のこのシーン。
この言葉の羅列。

返すはるたんも

「えへん、えへん、えへん虫」


いやもうあなた、「かわちい」の権化でしょ。

アドリブだと思ったこの言葉、判定やいかに?!

シナリオブックで確かめたいところのひとつ。

そうして試着も終わりそうな頃、牧が駆けつける。


実はこの前にも印象的なドラマがあった。

あのマロが、仕事の穴埋めの代わりはいるが、春田さんの代わりは牧しかいないというところ。
真剣に牧を説き伏せるマロ

不動産シーズン1の結婚式。
春田が牧の元へと走るように叫んだ部長のごとく

「行け」


と、牧の背を押す。

不動産シーズン1のオマージュでもあり、マロの成長に感動する。

なんならマロ、恰幅よくなったな、と思うことは秘密。
(幸せ太りだね?!)

そうしてはるたんの元へ駆けつける牧。
だが、急いで来たのもあって、どっちがいい?と聞くはるたんに対し、どっちでもとこたえてしまう。

この「どっちでも」。
言いがちだが、一番言ってはいけない言葉でもある。

要は気持ちがこもってないように聞こえるから。
委ねるよ、と言われるより、あなたの気持ちが聞きたいのに!と思う言葉だ。

当然はるたんもそう思って拗ねる。

部長は大分大人になった!!
忙しい牧を責めてはダメだというのだから。

でもここは2人で考えたいよね、はるたんは。
一生に一度の、しかも最初は牧に拒まれた結婚式だもの。

そこからの逆転!!
諦めたらそこで試合は終わりだ!
いや、違うけど。

だからこそ、はるたんは衣装だって2人で決めたい。
だから拗ねる。

「かわちい」

なにをしても「かわちい」。

そして

結婚式前夜。


この時、はるたんは一人、一生懸命結婚式に向けてデコレーションを作っていた。
すると牧との思い出が走馬灯としてくっきりはっきり鮮やかに映し出される。

それを私たちはテレビを通して観るわけだが、それははるたんの頭の中を駆け巡る風景。

Tverなので観れなくなってしまうかもしれないが貼っておく。

そして観られなくなってしまう前に文字起こし!!

牧「はい、ハッピーバレンタイン」
といって「たけのこの里」を渡す牧
春「マジ?」
牧「もうコンビニしか開いてなっくて ごめんなさい」
春「俺たけのこ派だなんて言ったことあったっけ?
牧「それはなんとなく…」
春「えええぇ」
といってすごく嬉しそうな春田
春「え、ちなみにさ、牧は?」
牧「俺は、きのこ派です」
といってにこっとしながら「きのこの山」を春田に見せる牧。
春「ぽいなー」
のけぞる春田。
牧、にこにこする。
春「でもさ、絶対こっちのが美味しいよね」
牧、春田の方に近づき、たけのこの里を覗き込み、背を伸ばして言う
牧「いやいや 絶対きのこですから だってまずチョコの量がちがいますもん」
春「本当にいってる?」
牧「うん」
春「合わねえな~」
牧「合わないですね」
春「でもさ、だからこそさ、こうやってさ、交換したらさ、楽しさも2倍になるじゃん」
といって春田、牧のきのこの山にたけのこの里を入れる
(ちなみにこの「さ」の連続の言い方。圭くんのアドリブなんじゃないかと思っている。こういう付け足しによってより春田になるのが上手い圭くんだから。シナリオ早く見たいな)
牧「俺はきのこだけでいいんですよ」
春「なんでだよー」
と言って2人お互いにお互いの好きなたけのこの里ときのこの山を口に運ぶ

なんなんだーーーーーーーー!!!!!!
文字起こししたら幸せしかないじゃないか!!!!!

いずあきと違って官能小説にはならない!!

すごーーーーーーく幸せに満ち満ち満ちてるよね!!!!

ここさ。
バレンタインだからと買ってきた牧。
コンビニしか開いてなかったと言い「たけのこの里」を出すじゃない。

私の中でオカワリの興奮が冷めやった頃。
ここのシーンでシーズン1の「彼氏なの?彼女なの?」「あ、彼氏だったんだ」を思い出し、だから牧からだったのか。

と思ったの。

でも、これは単に牧が買ってきてあげたかったっていうだけじゃない?と言われてね。
なるほど、と思った。
その方が牧の気持ちが伝わってくる解釈だ、と。

そしてマリッジブルーもなんのその。
はるたんは牧からの思わぬバレンタインチョコに自然に喜ぶ。

シーズン1で牧が作った唐揚げを初めて食べた時のはるたんの飛び跳ね方も嬉しい様が伝わるし、おいしさの最上級の表現だと思ったが、今回も本当に嬉しそうな、愛をかみしめるような笑みを浮かべる。

そう、牧からもらうものには全て愛が含まれている。
そしてはるたんも牧への愛に満ちている。
それをはるたんはもう分かっている。
だからこその多幸感なのだ。

あの飛び跳ねて美味しいといった時との違いでもある。

ジーニアス(まだあったんだw)で忙しかった牧が買ってきてくれたチョコ。
嬉しくないはずがない。
はるたんは結婚式の準備で頭がいっぱいだ。
そこにきての牧の純粋な愛。

観ているこちら側もほっこりする。

さらにほっこりは続く。

なにしろここからが本番!

来ました。

結婚式

これまた消えてしまうからと文字起こし!!

牧「ガチガチじゃないですか」
春「ねぇねぇねぇ、1歩目ってさ、左足から出す?右足から出す?どっちどっち」
牧「自然に合いますよきっと」
春「絶対合わねーだろ」
牧「ま、違ってもいいんじゃないですか」
春「……」

はるたんは部長との結婚式未遂wの時、部長にハグされることで緊張がほどけていった。

でも今回、牧はそれをしない。

それは、なにもかも違うと諦めていた牧と、それでも追いかけてきて「結婚してください」と言った春田がいたこと。
「おかえり」「ただいま」と、お互いの愛を確かめあえたこと。
あの炎の中、ずっと牧といたいと言った春田がいたこと。
お互いがお互いを愛し、必要としている今、足がどちらから出ようとそれはさまつなこと。
2人の愛は揺るがないのだから。
それが分かったからこその春田の「……」の表情だったのではないだろうか。

そして神聖な扉が開かれる。

自然とお互いを見つめる2人。

軽く頷く春田。
そして第一歩が踏み出された。

2人とも右足から!!!!!


たけのこ派ときのこ派で分かれた2人の足は、結局のところぴたりと揃った!!!
晴れの舞台で自然と息が合う2人。
そして手を繋いでのバージンロード。

この時のスローと主題歌の挿入がまたいい!!

わがままなハーモニーで優しく誓いのキスをする2人!!!!

僕らは愛し合い
思いやりのテンポを刻むメトロノーム
時にはすれ違う
優しさを忘れたわがままなハーモニー

出会いが織り成すラブソング 幾千の音符が紡いでく
隣り合う音の奇跡 それはきっと偶然じゃない
抱きしめたい

ありったけの愛の言葉を僕はもう抑えきれない!

出典 スキマスイッチ Lovin’ Song

TVerとしてはここで終わっているが、素晴らしい歌詞だ!!

前回の主題歌がとても素晴らしかったから、再度主題歌を担当するにあたってのプレッシャーたるや相当なものだっただろう。
何しろファンが多いこのドラマ。

でもそれを超越してきた!!!

言葉選びは本当に難しい。
短歌を詠むようになってとても痛感している。
だからこそ、このフレーズがとてもとても練られていて、でも自然に2人をあらわしているところにスキマスイッチさんの力量を感じる。

ちなみにこの結婚式。
公式さんは粋な計らいをしてくれた。

私たちに招待状をくれたのだ。

朝、TLは招待状でいっぱいになる。

かくいう私も書いた。
「ご欠席」を二重線で消し忘れたし、「慶んで」出席「させていただきます」も書き忘れたが。
朝の揺れる電車の中がんばった!!!

実はここにいろんなものを入れ込んだ。
熱海の新婚旅行、だるまさんがころんだ、で牧に一気に抱きつくはるたん。
あとは♡で埋めまくる!

こういう、ドラマという虚構の中に私たち視聴者が参加できるという、リアルではないリアルさが嬉しかった!!!!

ここに2人の門出の全てが詰まってる!!!!

春田創一様
牧凌太様

本当にご結婚おめでとうございます
末長くお幸せに

2024年2月14日。

ご両家のご両親に祝福される2人。

私は
本当に、2人に会えてよかった。

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